転生!
今回は三人称です
次回からは一人称です
標高2万メートル、その頂上に一軒家がある、
人間の生存できる環境を遥かに超えた場所、
本来ならば、住めるはずがない、酸素は薄く、気温はマイナス40度は軽く超える、
その山は槍山と呼ばれている、
槍のように尖っているためである、
その槍山には1人の女が住んでいる、正確に言うならばハイエルフ
既に絶滅したと言われている種族、エルフより耳は尖っており
魔力も無限と遜色ない、そして寿命もないと言われている、死、がないのだ
ではなぜ絶滅したのか?
いや、絶滅していないのだ、元来ハイエルフは1人しか産まれていないのだ
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1000年前、ある地球人は神の手違いによって死んでしまった
死んだ男の名は、樹、高校1年生にして、キモデブブス、
そして、ヲタク、さらには中二病、女子から嫌われる物を全てを詰め込んだ男である、
「すいません……私の手違いで……」
「フッ、全然いいですよ、あれでしょあれ?転生ですよね?」
「はい、貴方の人生、全てを見させて頂きました。貴方の願いをできる限り叶えましょう、」
男はヲタクだ、ヲタクには種類がある、アイドルなど、3次元を愛するヲタク
アニメや漫画など、2次元を愛するヲタク
樹は2次元を愛するヲタクである、樹が最も好きなキャラクター、
エルフ、あの耳を触ってみたい、舐めてみたい、
エルフそのものになりたい、だが叶わない、
何故なら地球にはエルフが存在しないのだから
樹は絶望していた、なぜ地球なんて意味の分からない世界に生まれたのか?
樹は転生や転移、俺TUEEEEなども好きなのである、そのため転生や転移については調べまくった、黒魔術やエレベーターなどの都市伝説、全て試したが
無理だった、死ぬ勇気なんてなかった、
そんな樹に幸運が起きた、ある日樹は自室でエルフのエロ漫画を見ていた
勿論見るからにはヤッている
やっている時、唐突に樹は意識を失った。
そして現在に至るのである、
「って事でお願いできます?エルフに転生」
「ハイ、貴方が死んだのは私のせいですので、少しサービスをさせて頂きます」
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そして樹は転生した、女として、
女神が言っていたサービスは、エルフではない、新種族、ハイエルフの転生
さらにはすごく美人である、可愛い、美人、どちらとも捉えられる顔である
銀髪の髪は腰まで届き、緋色の目をしている、
バスト、ウエスト、ヒップ、全てが完璧、、女なら誰もが求めるであろう身体
まさに神の造形、
街を歩けば誰もが振り返り、その笑顔は男女の枠を超え、誰もが惚れる
だが一つだけ難点があった、チートがないのだ、
力はそこら辺の女と変わらない、魔力は自分がどれだけあるのか分からない
チートが欲しい……、そう考えた樹は鍛えることにした、
槍山と呼ばれる場所で……それも1000年間もの間