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双神の御子  作者: 南瓜遥樹
第二章 禁忌の銀姫編
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十六話 レイラの才能

短くてすいませんm(_ _)m

「あの……私をそこまで連れて言ってもらっていいですか?」


「え?」


 突然のミロクの提案に驚き目を丸くするミーナ。


「必ずユートを取り戻して見せます!だからどうかお願いします!」


「駄目よ。貴女が……それに私でさえあそこに行けば確実に死ぬわよ?」


 ミーナは今も爆発音やらが鳴り響く森の方を指差しながらそういう。


「それでも……私はユートを助けたい……だから……お願いします!」


「……」


 ミロクはミーナに頭を下げる。

 ミーナはミロクの目を見た。

 ミロクの目はミーナから見ても本気だった。


「はぁ…………分かったわ……そのくらいの覚悟があるならば私もこれ以上は止めない」


「⁉︎あ、ありがとうございます!」


「それで……どうするつもりなの?」


「私とユートが話せればいいんですけど……」


「それは難しそうね……今のユートはユートじゃないみたいだから……ミロクちゃんは闇属性魔法使える?」


「いえ……私は火属性魔法しか……」


「そう……」


 ミーナは腕を組み、考える。

 ミーナの作戦の一つに闇属性魔法は必要不可欠だった。

 しかし、ミーナ自身闇属性魔法は使えない。

 となるとやはり無理だったか。そう思い、諦めかけてた時、今まで黙っていたレイラが口を開いた。


「私……闇属性魔法……つかえる」


「本当?」


「ん……」


「それならいけるわ……あとはレイラちゃんがこの魔法を使えれば……レイラちゃん今から教える魔法をあと数分で習得して」


「ん……分かった」


 レイラは力強く頷く。

 レイラとてユートを助けて上げたいと思っている。

 レイラの左右で色が違う瞳がレイラの意志に呼応するかのように輝いていた。


 〜〜〜



「……できた……」


「こんなに早く習得出来るなんてレイラは凄いね!」


 数分後、レイラはミーナに言われた通り、見事その魔法を習得した。

 レイラの顔からは疲労感が見えるものの達成できた事への喜びが孕んでいるように見える。

 ミロクもレイラに抱きつきながらレイラを褒めた。


(まさか本当に習得するなんて……普通なら三ヶ月くらいかかるのに……やっぱりこの子も魔法の才は卓越しているわね……)


 そんな中ミーナは誰よりもこの状況を驚いていた。

 自分で言ったとはいえ、知らない魔法を数分でマスターする事は不可能に近い。

 ミーナはレイラの才能に戦慄した。


「何はともあれこれで準備は整った……じゃあ行くわよ」


「はい」「ん……」


 三人はユートとエリエルが戦っている地へ足を運ぶのであった。

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