この世界の日本
大輔は寝ながら考えていた。なぜならこの世界の日本と史実の日本がもうすでに違っているからだ。たまたま大輔が、
「この世界の日本を教えて下さい」
「何故かね?」
「タイムスリップしてもうこの世界へ影響が出ているかもしれないからです。」
「あぁ分かった。」
話しを聞いて大輔は驚いた。この世界ではなんと千島列島と樺太全土と台湾や南洋諸島の島々に加え本州の南に大きな島が存在していた。大きさは本州の3ぶんの2であるが人口は本州と変わらない程いる。よって今日本の人口は1億6000万程いる。国名も大日本連合帝国となっている。しかしその島はまるで日本の歴史に影響を与えていない。島の名は南本島と呼ばれている。この島は南側に標高2500メートルほどの火山がいくつもあり北は農耕に適した広大な大地がある。よって日本の食料自給は120パーセントあり輸出までしている。そして本州と南本島の間には広大な鉄鋼石も採掘されいる。
話しは変わるが、日露戦争の時日本は次々と本土から増援おくり、見事に勝利し、賠償金まで手にした。
第一次世界大戦は陸軍、海軍共に欧州に援軍をだした。その数はおよそ90万ほど戦死傷者も多数出したが戦後の国際社会に認められ、戦艦保有率は対米7割2分ほどある。そして戦艦は扶桑、山城、伊勢、日向、長門、陸奥、そして金剛型4隻そして加賀、土佐だ。
加賀型戦艦
50口径40.6㎝3連装2基2連装2基
シールド付き高角砲 対空機銃多数
最高28ノット
同型艦 加賀、土佐だ。
空母は赤城、天城、蒼龍、飛龍《予定》小型空母4隻
潜水艦は第一次世界大戦時戦時賠償で手にした、Uボートをコピーした呂号潜水艦多数伊号潜水艦20隻
八九式中戦車
30口径5.7㎝砲
全面25ミリ側面10ミリ
最高速度 30Km
軽巡と重巡も生産しやすく重防御艦となっている、