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太古の器 その4

警備員はアインシャークに駆け寄った。




[皇帝。お怪我はありませんか?][何事だ?][外が荒れておりまして。早く城から出ましょう][反乱か?案内しろ!]






[警備員!アインシャーク皇帝を何処へ連れていく]カエサルは息を切らせながら駆けつけた。少し遅れてレインが駆けつける。





[アインシャーク。大変な事態になった。テロ組織、仮面邪教僧が我が国の宝珠、ガントレットオーブを狙っている][ガントレットオーブ?先祖代々伝わるあの宝珠を?]レインが口を開く。[ガントレットオーブは太古の昔、邪神パイロンを封印した時に授かった物。奪われたら世界のバランスが崩れる]





[クックックッ…………しょうがない。こうなったら強行手段だ]警備員は不気味な声をあげた。警備員の周りを青白い魔方陣が囲む。[レイン。あの光は][アア、さっき見させて貰ったぜ。封印されし、古代魔法][アインシャーク!ここは我らに任せて、早く部屋に戻れ!]二人はアインシャークを部屋に誘導した。[良いか。ガントレットオーブは奴等に渡してはならぬ。帝国の名誉に賭けて守りきるのだ][アッ………アア。今の連中は?][アイツは警備員ではない。仮面邪教僧、ジャック・ギャザリスに操られし者。事情は後だ!行くぞ!カエサル!][おおよ!奴に敗戦して以来、イライラしてたんだ!]カエサルは刀を鞘から抜き部屋を飛び出した。






[レイン!結界を張れ!][マジック!セットアップ!]レインは魔方陣を張った。




警備員は既に骸骨剣士になり、螺旋階段を上がってきた。




[あれが、操られし者。既に生き物ではない。どうする?カエサル][………様子をみたい。防御力を上げてくれ][ガードマジック!セットアップ!]カエサルの防御力が上がる。





続く


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