みんなのスキルを見てみよう①
「おい、作者。」
「はいはい、なんでしょう。」
「そろそろ代われ、俺が語ってやるから余計な口はきくなよ。」 ギロッ!
「わ、わかりました~。」
ということで作者はリストラされて、ここからは富士見孝介が語ってくれるそうでございます。では、引き続き本編を(グシャッ)ぎゃーーーーーー・・・・・・バタッ。
黙れといったのに黙らないからこうなるのにな。馬鹿な作者だ。
そんなことより今の状況か。女子と俺二人っきりの教室。いやだな~。気まずいな~。少し青みを帯びた黒髪と純白の肌がきれいだな~。って隣の席に座るだと!まさか、俺のことが…と思い、テレパシー応用で彼女の心の中を見てみると、
氷固いて
所持能力 {氷結s+}{冷却A+}{}{}
空きスロ二つに氷結と冷却か。左からURとSR。そこまで強いとは見えないが、問題は二つともそろっていることだ。
え、どういうことかって。ああ、作者は能力の種類について言ってなかったのか。能力には、普通のスキルと特別なスキルがある。普通のスキルはSRまででそれ以上は特別スキルになる。
他の特別スキルに、昇華スキルというのがある。
例えば彼女の氷結。よく使うと、MRの氷結地獄へと昇華する。
え、何でこんなことを知っているかだって?中学の時、暇すぎてスキル図鑑を読みまくったからさ。ちなみに、普通のスキルは+入りで23000種超、特別スキルは+を入れても5000種未満だそうだ。
また、合成スキルというものもある。{滞空}と{滑走}で{滑空}とか、{氷結地獄}と{冷却(A+以上)}で{極寒地獄}とかだ。
しかもそれを覚えるには、空きスロットがないといけない。合成したり昇華しても元のスキルが残るからだそうだ。彼女の場合ちょうどよいのだろう。
そして、俺のことは好きでも何でもない。
何分時が過ぎただろうか。時計を見ると8時10分になっていた。
く、気まずい。気まずすぎるぞ~!
ドバッシャーーーン!!
「一番乗りーーーー!」
「「・・・・・・・」」
「「「・・・・・・・・・」」」
気まずさが30上がった。で、小学生みたいなあいつは、
鋒副絶刀
{刀身}{爆笑}{}
なるほど。捧腹絶倒(笑)か。爆笑だけに、よく覚えられそうな名前だぜ。MRにHRか。爆笑も+が付けば強くなるんだがな。
「お、おはよう」
気まずそうな顔で鋒副は挨拶してきた。しかたない。人と話すのは嫌いなんだがな。
「ああ」
ふっ、おはようやこんにちはというのは漢字に直すとよく意味が分かる。お早うございますと今日はだ。
言う気がなくなるよな。
「ええ」
彼女も大人の対応。さすがだぜ!そんな中鋒副は、
「ねぇ、おはよ(ゴキッ)、グファッ!!!」
と言ってきてうるさいから少し臓器をつかんでやった。つかみかたは簡単。まず、透視をして物体そのものを見ます。次にサイコキネシスでにぎります。簡単だよね☆
それから、鋒副はさっさと席に着いた。そして8時25分には全員教室に来た。
女子は氷固いて、そして、鋒副絶刀がでてきました。次回担任登場です。