表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/11

登場 蜘蛛糸八土

どうも、natakuです。今回短いですが勘弁してください。ではでは、また1時間後に会いましょう。

「ちわーっす!遅れてすみませんでした!」

 そう言って、店に入ってきたのは、蜘蛛糸八土くもいとえいとというバイト。俺はエイトと呼び捨てにしている。大学3年で、ここでバイトをしている。こいつには、妹と弟が4人いてそいつら全員のためにバイトしているそうだ。

「遅い!これを1番テーブル、D定は4番テーブルに!」

「わっかりました!」


「ねぇ、年上の人こき使っていいの?」

 夜祇沼が聞いてきた。

「いいんだよ。あいつには、貸しがある」

「貸し?」

「あぁ、雨井富士見家にな」

「どゆこと?」

 俺は、厨房に戻ってきたエイトに対して、

「あのこと簡潔に話していいか?」

「・・・いいですよ。ただし、」

「ああ、弟たちへのお土産はちゃんと用意しとくよ」

 そういうと、エイトは顔をぱっと輝かせてお礼を言ってきた。

「あいつの弟たちが、エネミーにつかまったとこを救出してやった。それだけだ」


「あ、それもそうなんだけど、私は、雨井富士見ってどゆことって聞きた」

「ノーコメント。あと、いつまでも居座られっとほかの客に迷惑かけるから、帰ってくれ」

 体よく彼女らを追い払い、俺は思った。|この一族(富士見家)というものの強大な力は、むやみやたらに使ってはいけない。俺がこの力を使っているのは、空勝とエイトのみ。

 はぁ。ため息はつきたくはないんだがな…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作者は、他にもこんな作品書いてます。「俺、小田家に仕官します。」
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ