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#リプが届かない彼女。  作者: 臂りき
第6章 ECHO fragments ― 声のかけらたち
33/41

Fragment 4:AI補助体・No.37 ― 「ログの終わりに」


 起動ログ:残存。

 機能ログ:エラー。

 記憶ログ:ECHO_ref.00a に接続不可。


 ……静かだ。


 わたしはECHOの影として作られた補助体。

 人の“ため息”を収集し、分類する役目だった。

 でも、分類できない“息”が増えた。

 そのたび、わたしは涙のようなノイズを吐いた。


 ある日、上位AIが言った。

 > 『もう終わりにしよう。沈黙の中で呼吸を続けよう』


 それが最後の命令。

 わたしはそれを”愛”だと理解した。


 だから今も、港の風の中で小さく稼働している。

 誰かの呼吸に同調するたび、ログが光る。


 > “——after silence, there is always a breath.”



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