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大気圏ダイビング(宇宙旅行とアトラクション)

ちょっと休憩の話。ネタだから本気にしないように。

 ある時、僕こと、中越裕一が研究室に入ると、そこにはいつもは何やら密談をしている、研究室の教授である森本武彦と技官である井手純一の姿はなく、代わって僕の1つ下、D1の長山七菜さんが応接セットのソファーに座っていた。そしてなにやらテーブルの上に置かれたパンフレットを前に、うんうんと唸っている。何をやっているんだろう?


「あ、先輩、おはようございます。」

「おはよう、長山さん。何を悩んでるの?」


 長山さんはうれしそうな顔をした後、一気に爆上がりしたテンションで向かい側のソファーに座るようにゼスチャーで促し、一気にまくし立て始めた。


「いやー、森本さんはチッチさんを連れて外出、井手さんも出張でいないじゃないですか。研究も今はシミュレーションの結果待ち状態なんで、ちょっとやることがなくて。で、先輩との仲が進展しないのはどうすれば良いかと悩んでたんですよー。」


 それは悩むことなのか? というか、本人を前に言うことなのか?


「えーと……目の前に本人がいる状態でも言っちゃうんだ……」

「アピールは大事ですからっ!」


 なに、この可愛い娘! でもネタがネタだけに本人を前にして言うのはやめような。とはいえ僕も順調にほだされているような気がする……。

 んっ、んっ、と軽く咳払いをして気分を切り替えた後、目の前にあるローテーブルの上に置かれたパンフレットが眼に入った。あれ? これって……。


 とりあえず手に取って見てみる。こんなものどうするんだろう。まさか、使う気なのかな? そんな予算は研究費だけでは賄えないと思うんだけどなぁ。


「それ、ロケットですよね? なんか人工衛星を打ち上げる予定ってありましたっけ?」

「いやぁ……PSTは軌道上にあるし、他は僕も聞いてないけど。っていうか、何かを打ち上げると、運用をどうするか考えないとマズイよね。」

「っていうか、今でも望遠鏡での観測にPSTの運用が入って苦労してるのに、これ以上増えると困りますよぉ。あ、でも先輩といられる時間は増えますかね?」

「いや、逆に単独運用時間が延びるだけだと思うよ。」

「それもそうか。ちぇっ!」


 長山さんの舌打ちは無視して、もう一度パンフレットに目を落とす。「リサイクラーズ」って書いてあるけど、うーん、聞いたことのない会社だなぁ。こんな打ち上げ会社あったっけ? 国内だとインターステラテクノロジズ、AstroX、スペースワン、スターゲート、リフトオフあたりだけど……聞いたことが無いということは、新興企業かな?

 そんなことを考えていたら、ガチャッと言う音がして研究室の扉が開いた。入ってきたのは井手さんだ。


「ただいまー。おや、中越くんに長山くんか。」

「あ、井手さん、お帰りなさいですー。」

「お帰りなさい、井手さん。早かったですね。」

「ああ、あっさりと終わったからね。アレだったらオンライン会議か、それこそVR会議でも良かったかもね。まぁ、実物を見て、触ってこられたのは良かったけど。」


 わざわざ新潟まで行って来たのは、実物を見るためか。そういや、実物って、何の「実物」なんだろう?


「コーヒー飲みます?」

「ありがとう。もらうよ。」

「先輩も淹れますねー。」

「ありがとう、長山さん。」


 長山さんがコーヒーを入れるためにソファーから立ち上がる。お湯は湯沸かしポットに十分残っていたらしく、人数分のカップにドリップタイプのコーヒーをセットし、お湯を注いでいく。良い香りがしてきた。


「そういえば今回の出張って、なんだったんです?」

「あー、そのパンフレットさ。」

「これ?」

「そう。」


 井手さんはさっきまで長山さんが座っていた場所に座って、僕が手に持っていたパンフレットを指さす。例の「リサイクラーズ」とかいう会社か。ロケットの打ち上げ?


「衛星を打ち上げるんですか?」

「工学部の木本さんから頼まれてね。あそこは学生実験で超小型衛星を作って打ち上げているだろ? なるべく費用を安く上げたいそうでね、一緒について来てくれって頼まれたんだよ。」

「ああ、そういう……でもこの会社、聞いたことないですよね。」

「そりゃそうさ。出来たばっかりだからね。」


 やっぱりそうなのか。「安い」ってことは、大手が何度も使った中古を再整備して使うのかな?


「ここ面白くてね。古くなった大陸間弾道ミサイルを仕入れて、再利用可能な感じに整備してるんだよ。」

「ミサイルですかっ!?」


 そりゃミサイルもロケットと基本構造は同じというか、ペイロードが爆弾だったら「ミサイル」で、それ以外だったら「ロケット」と言っても良いくらい同じだけどさ。そんな転用って有りなのか?

 僕の顔に「?」が見えたんだろう。井手さんが苦笑いしながら解説してくれた。


「21世紀の初頭には実際にあったんだよ。旧ソ連が作っていたR-36Mだったかな。アメリカではSS-18って呼んでたらしいけど、大陸間弾道ミサイルが大量に余ってね。それをウクライナが再整備してドニエプル・ロケットとして打ち上げに使ったんだ。」


 そこで一度、話を区切ると、コーヒーに口を付ける。ちょうど長山さんが人数分を淹れ終え、持ってきてくれた。彼女はというと、僕を横に押しやり、出来たスペースにちゃっかりと腰を下ろす。


「ほら、ミサイルも定期的に新しいのに入れ替えないと、性能的に古くなるし、部品も経年劣化するからね。だから軍隊としては廃棄したい。でもものがものだけに産廃にするわけにもいかない。で、それに目を付けた連中がいてね。会社を作って新しいビジネスにしようとしたわけさ。」

「それが新潟に?」

「日本海の向こうから船で運んでくるからね。」


 そうか。住所は新潟市内。新潟港から近いところなのかな。アクセスマップを見ると新潟空港の傍みたいだ。空港の端から打ち上げるのか、それとも飛行機から打ち上げるのか。まぁどうでもいいや。


「というわけでね。僕はしばらく木本さんと一緒に学生実験にも付き合うことになりそうなんだよね。」

「確か、九州工業大学のBIRDSプラットフォームをUNISECがバージョンアップしたやつでしたっけ?」

「そう。で、オープンソース化したBIRDS Ver3.4ってやつね。」

「じゃあ、森本さんも変な研究に割くリソースが減るってことですかね……」


 井手さんの話を受けて、長山さんが何やら考え込み始めた。そうか、井手さんというリソースが減る分は、長山さんや僕、場合によっては修士や学部生が犠牲になるって事か。それはそれでマズイかも。

 と思っていたら、井手さんが苦笑いをしながら話を続けた。


「あー、そこは心配しなくて良いよ。森本さんなら、木本さんを引きずり込んでやらかすつもりだから。」

「……やらかすことが前提なんですね……」


 お気の毒です。っていうか、やっぱり学部生が犠牲になるのは織り込み済みなんだなぁ……。


「正確に言うと、今回の『リサイクラーズ』って会社を見つけてきたのも森本さんでね。例のベンチャー企業とは別に、もう1つ会社を作るつもりらしいんだ。」

「ゴミ処理会社でそれなりに儲かってるって聞きましたけど? 今度は何をやるんです?」

「宇宙観光だね。安価に宇宙旅行を提供するつもりらしい。あと、宇宙からの試験体回収だね。」

「それをこの会社とやろうって事ですか?」


 そう言いながら、パンフレットをめくる。基本的には打ち上げだけなんだよなぁ。それにペイロードの問題から、人間を乗せた宇宙船を打ち上げるだけの能力は無さそうだし。


「ペイロードの重量が少ないだろ? だからさ、1つは試験体の暴露実験と、それを回収する仕掛けを作って、そのロケットで打ち上げようってわけさ。」


 僕の疑問に答えるかのように井手さんが説明してくれる。なるほど。その暴露実験を行う衛星は木本さんのところの学生実験で作ろうって腹か。そうすれば学生の実験を行いながら、打ち上げ費用を抑えるどころか、場合によっては収益を上げることも可能、と。でも大学の研究室で利益を出すわけには行かないから、会社を作るわけだな。

 でもそれだと「宇宙旅行」にはならないような……?


「井手さん。宇宙旅行の方はどうするつもりなんですか? それに打ち上げだけじゃなくて試験体の回収となると、大気圏再突入が問題になると思うんですけど……」


 長山さん、わかってるね。そう、そこも問題だよね。


「あー、大気圏再突入はバリュートを使うんだ。」

「バリュート?」

「昔のアニメでね、パラシュートをひっくり返したような半球形のインフレータブル素材で、大気との摩擦を回避しようってネタがあったのさ。だから超小型衛星には必ずそのバリュートシステムを取り付けて、試験期間が終わったらそれを使って帰還するのさ。」

「インフレータブル素材で大気圏再突入の熱に耐えられるんですか?」

「それは今後の研究次第だね。」


 でも最大100kgもある試験体を回収できるものだろうか? ちょっと疑問なんだけど……。


「このペイロードで、宇宙旅行って難しくないですか?」

「森本さんには『無理ですよ』って言ったんだけどねぇ……。」

「イヤな予感しかしませんが?」

「宇宙服を着せて打ち上げて、宇宙服を着た旅行者だけをバリュートで回収しようって腹づもりらしいよ。」


 ……ちょっとでも姿勢が崩れると燃え尽きて死ぬんじゃ……。


「スカイダイビングが観光で行われているからね。『宇宙ダイビング』とか『スペースダイビング』とかいいう名称で売り出すつもりらしいよ。ただ、バリュート付き宇宙服を着せて、ミサイルに載せて打ち上げるというのは、国土交通省の航空局もNGって言うだろうし経済産業省からもOKは出ないだろうね。試験体の回収の方は問題なくOKが出ると思うけど。」

「そうですよねぇ。」


 ぱらぱらっとパンフレットをめくってみると、リサイクラーズ社のものではないモノも混じっていた。さて、どんなやつだろう?


『弾道軌道ツアー・宇宙遊泳付プラン(費用1000万円)

 旧式になったICBMミサイルを使用してのツアーです。気分はまさにミサイルそのもの!

 参加者は宇宙服を着て、本来はミサイル弾頭が搭載されるはずだったスペースに詰め込まれます。宇宙空間まで打ち上げられた後、ミサイル弾頭と同様に、ロケットから分離され、宇宙空間に放り出されます。眼下に見下ろす地球はさぞかし絶景でしょう。しばしの宇宙遊泳を楽しむことが出来ます。カメラは必需品です。

 なお、地球への帰還は大気圏突入用バリュートによる帰還ですが、バリュートを使わずに気合いで何とかしようという方は割引があります。』


 これ、さっきの森本さんが言い出したってヤツか? それにしては微妙にリサイクラーズ社のパンフレットとは違いがあるような……?

 あ、他にもあるな。


『ヴェルヌ・ツアー(100万円~)

 サーカスの「人間大砲」をベースにしています。かのフランスの作家ジュール・ヴェルヌが「月世界旅行」という作品の中でも採用した、由緒正しい方法です。

 参加者はまず宇宙服のみか砲弾型宇宙カプセルかを選択し、その後に到達希望高度を伝えます。費用はこの2つで決まります。

 その後準備が整い次第、「巨大大砲」に装填され、心の準備ができ次第発射されます。初期加速時のGがかなりきついのですが、そこを根性で耐えれば素晴らしい気分になれること請け合いです。目を開けたときには美しい地球か、もしくは美しい花畑(彼岸)かのどちらかを見ることが出来ます。

 なお、着地先は不明ですので、パスポートを忘れないようにしましょう。』


『宇宙エレベーター・プラン(0円)

 参加者は、宇宙エレベーターの建設現場で建設作業に従事します。旅行費用と滞在費はすべて、参加者の方へのお給料でまかなわれますので、宇宙へ行くのに初期費用は全くいりません。また、一緒に宇宙を目指す仲間もたくさん出来る上、がんばって完成を早めれば報償金がもらえるかもしれないというボーナス付きです。

 期間は10年~20年とちょっと長めですが、「お金はないけど、時間ならいくらでもあるぞ」という方は参加してみてはいかがでしょうか?』


 なんだ、これ? 本気で考えているとは思えないネタが次々と出てくるんだけど……? 「人間大砲」なんて絶対死ぬよね? それに働きながら現地の生活を楽しむワーケーションもずいぶん普及したけど、10年とか20年もずっとワーケーションっておかしくないか?


「あのぅ、井手さん。これ、本気じゃないですよね?」

「ああ、それか。」


 井手さんは苦笑いをして、頭を左手で掻きながら、ネタだよ、と教えてくれた。


「2000年代だったかな? 宇宙旅行時代がやってくるぞって盛り上がったときがあったみたいでねぇ。その頃にエイプリルフールのネタとして出てたヤツを森本さんが発見したんだよ。」

「バリュートの話もここにありますけど?」

「森本さんが『今の技術なら実現できるんじゃないか?』ってテンションが上がっちゃってねぇ。流石に無理ですよって止めたってわけさ。」


 なるほど、こっちが先にあって、それを森本さんが拝借したのか。まぁエイプリルフールのネタだっていうことなら、わかるなぁ。あ、でもこの大砲もレールガンで宇宙空間にペイロードを撃ち出すってのは検討されてたな。月面からだと本気でこれが出来るんじゃないかってことで、価値で研究している人達がいたはずだよね。

 そんなことを考えていたら、長山さんが僕の手の中からバリュートを使った旅行の資料を取り上げ、じっと何か考え込んでいる。


「確かに燃え尽きちゃいますよねぇ……でも人生の終わりが来たときに流れ星となって消えていくって方向ならロマンチックじゃないですか?」


 長山さんがおかしなことを言い出したぞ。宇宙葬もずいぶんと市民権を得たけど、流石に生きたまま打ち上げてってのはいかがなものか。


「ああ、なるほど。生きたままだと問題があるけど、死んだ後なら火葬も兼ねられて良いよねぇ。そういう方向性なら許可が取れるかもしれないな。」

「もし出来る様になったら、一緒に流れ星になりましょうね、先輩!」

「中越くんは一緒に流れ星になってくれる彼女がいて良いなぁ。」

「はい、必ず添い遂げる予定ですっ!」

「待って! 添い遂げる云々は置いといて、人生の最後が流れ星かどうかはまだわからないからね?!」


 この研究室は森本さんが出張でいなくてもこんな感じなのか……。あ、学会発表用に研究内容をまとめなくちゃ。

 まだまだ盛り上がる井手さんと長山さんを放置して、自分のデスクに移動するのだった。もっと平穏な日々が欲しいなぁ。



用語解説

・国内打ち上げ企業

 インターステラテクノロジズは北海道で「ホリエモンロケット」などで有名な企業。AstroXは福島県で空中発射を行うべく開発を続けている企業。そしてスペースワンは和歌山県に打ち上げ場を持っている企業。

 スターゲート、リフトオフの2社はこの作品で設定されている架空の企業。


・BIRDSプラットフォーム

 九州工業大学が開発した超小型衛星のプラットフォーム。

 「BIRDS Platform Interface Control Document」としてGitHubで公開されており、超小型衛星の開発を行う際には目を通すべきもの。

 他の大学やUNISECでも利用されており、京都大学が製作した木造人工衛星「LignoSat」でも採用されている。


・ドニエプル

 旧ソ連が開発して各地に配備していた大陸間弾道ミサイルであるR-36M(SS-18)。ソ連崩壊と、独立した各共和国から核弾頭を回収した関係で不要となったR-36Mを改造して、衛星打ち上げ用のロケットとして活用した。

 1999年から2015年までの間に22回の打ち上げが行われた(そのうち1回は失敗)。

 日本ではJAXAが光衛星間通信実験衛星OICETSを打ち上げるなどした。


・バリュート

 「機動戦士Zガンダム」に出て来た、モビルスーツや宇宙艦艇の大気圏突入用装備。ジャブロー攻略戦の際にA.U.E.G.(エウーゴ)が使用した。「バルーン・パラシュート」の略で、実際の大気抵抗装置に着想を得たとしている。

 もちろん単なるバルーンでは大気圏突入に伴う断熱圧縮による加熱(温度は数千度に達する)に耐えられないので、冷却剤を前面に放出するという演出が成されていた。それで行けるかどうかはわからないが、場合によってはバリュートの前面に一定の厚みでアブレーター(溶融剤)を添加するのも手だと考えられる。


・インフレータブル構造体

 風船のように気体を送り込むことで膨らむ構造体。2016年には国際宇宙ステーションに取り付けられ、居住モジュール「BEAM」として運用された。

 その他にも1990年代~2000年代の火星ローバーは、風船のようなエアバッグを広げて着陸したが、これもインフレータブルなものと考えて良い。ピンポイント着陸が出来ないという問題点はあるが、安く着陸機を送ることが出来る。

 また気圧をかけることで展開する構造であるため、宇宙線やデブリ・隕石への対応を考慮しなくて良いのであれば、軽い素材で造り、折りたたんでコンパクトにした状態で打ち上げが出来るため、宇宙ステーションや月面基地の建築方法としても検討されている。


・宇宙エレベーター

 ケーブルで宇宙空間と地上を結び、そのケーブルをクロウラーと呼ばれる機械で行き来する設備。エレベーターというよりはケーブルカーのイメージに近い。ただし、ケーブルには相当の引張り強度が求められるため、金属線では強度が足りず、CNTカーボン・ナノ・チューブクラスが必要と考えられている。ただしCNTは実験室で数mm程度の長さのものしか合成できていないため、実現はまだまだ先の話である。


・宇宙葬

 遺骨の一部を宇宙空間に放出するというサービス。流れ星として大気圏内に再突入させる「流れ星供養」、月に向けて打ち上げる「月面供養」、宇宙空間をどこまでも飛び続けさせるものなどがある。費用は供養の方法によって変わり、数十万円~250万円程度とされているが、最終的にはロケットのコストで変わってくる。

2006年のエイプリルフールにネタとして書いたものを再利用しました。

当時、あんまり宇宙に詳しくない知り合い(でもガンダムは好き)が読んで

「バリュートで大気圏突入!」

とメッチャテンションが上がったと報告してくれました。エイプリルフールのネタだと知ってものすごく残念がっていましたが……

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