友達
新作『アルティメット・マジシャンズ・オンライン
〜最弱魔術師【鉄の魔術師】で不遇ステータスである【精神力】極振りして最強の【魔王】を目指します!!』
通称『アルマジオン』を連載することになりましたのでこちらの作品もよろしくお願いします。
面白い、先が早く読みたい、気に入った、ハヤミ可愛いなどと思った方はどんどんブックマークや評価して頂けるとやる気がでますので是非お願いします!
これからも『アルヘル』をよろしくお願いします!
ちょっと待てちょっと待て。
英雄クエストってなんだ?
確か【英雄】になれるのは月1の大会だけじゃなかったか?
あれ、違ったっけ?
うーん、ジークに始めの方で教えてもらった気がするんだよな。
えっと、あ!
確かジークは【英雄】になれる方法は3種類あるって言ってたな。
1つ目が英雄戦争
2つ目が英雄クエスト
3つ目が月1の大会
こういってた気がするな。
それにしても急にイベントやるとか運営どうなってるんだ?
まあ、このことはとりあえず置いとこう。
次はだ。
俺が突然大声を上げたからか金髪は驚愕した表情をしていた。
「…ハヤミ、どうしたんだ?」
と心配そうに聞いてきた。
目の前にいる金髪に外れて欲しいと思いながらも聞いてみた。
「アレン、お前ってこの国の王子なのか?」
すると途端に表情が歪む。
まるで聞かれたくないことを聞かれたみたいに。
しかし、重々しくも教えてくれた。
「ああ、王子さまだぜ」
「そうか」
やばいな。ってことはだ、たぶんだけど今回のイベントに参加するプレイヤー全員がアレンを狙うわけだ。そんな状況を見ながら俺は参加出来るか?いや無理だな。いくらNPCだからといって俺はそんなに割り切るのは上手くない。なら、俺はどっちを選ぶか決まったな。【英雄】には当然なりたい。今回のイベントなんて大チャンスだ。ただ、自分の大切なものを犠牲にしてまで欲しくはないな。それに【英雄】ならまだなれるチャンスがあるがアレンは失ったら2度と戻らない可能性がある。それならどっちを選ぶかなんて簡単だろ。
「それでどうだ。ハヤミも俺に敬語使って敬うのか?」
「何言ってんだよ、俺がアレンを敬う要素なんかないだろ」
アレンの口が驚きで開きっぱなしになる。
「ほんとか!ハヤミはほんとにいつも通り接してくれるのか!俺が王子と知ってもそれでも接してくれるのか!」
「当たり前だろ!なんでアレン相手に敬語なんか使いわないといけないんだよ!」
「そうか…そうか…」
アレンは心底嬉しそうな表情で俺が言った言葉を噛み締めている。
「そうそうさっき驚いたのはさ、俺の国から情報が入ったんだよ」
「情報?」
「ああ、近々俺の国はアレンの国と戦争するらしい」
「やはりヴィンチ王国は攻めてくるんだな」
「あれ、知ってたのか」
「まあ、こんなのでも王子だからな」
「なら話しがはやいな、俺をこの国の傭兵として雇ってくれないか?」
傭兵としてならたぶんアレンのために戦えるだろう。ジーク達が参加してたら悪いが全力で阻止させてもらう。
「な!?何言ってるだよ!!自分の言葉の意味がわかってるのか?自国を敵に回すのだぞ!」
「ああ、それに関しては大丈夫だから気にすんな」
「だからって何でそこまでするんだよ」
「え?そんなの友達だからだろ。何当たり前のこと聞いてんだよ」
それにおじいさんにはスキルも一応教えて貰ったし恩返ししないとな。
「はぁ〜、ハヤミお前ってやつは。傭兵の件なら爺に聞いてくるといい、秒で了承するだろうからな」
「ありがとな、それじゃあ行ってくるわ」
「さっさと了承貰ってきて準備を始めるぞ!」
「おう」
そして俺は出る前に先程届いたばかりのメッセージをもう一度開く。
『英雄クエストが発生しました。
プレイヤーがいる国、ヴィンチ王国は隣国であるフィレンツェ王国と戦争をすることになりました。
ここで戦果を上げたものは貢献度により3名まで【英雄】になれます。
貢献度の条件
・国軍の討伐数
・重要人物の討伐数
・国軍を率いる王子アレン・フィレンツェの討伐
これによるポイント制で決まります。
より多くのポイントを集めたものが【英雄】になれるので頑張ってください。
参加する方はこの下にあります。
YESのボタン押してください。
押しますとヴィンチ王国臨時討伐軍として戦場エリアへ転移します。
参加しない方はNOのボタンを押してください。こちらを押しますとヴィンチ王国臨時討伐軍への参加が出来なくなりますのでご確認になった上で押してください。
YES/NO
』
そして、NOの方へと指を運んだ。
「これでよしっととりあえずおじいさんのとこに向かわないとな!おじいさん訓練場にまだいるかな?」
そう言って俺は訓練場へと駆け出していった。
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同時刻
医務室の中では嬉し涙を流している金髪の少年がいた。
「ほんとに俺の初恋の人はとんでもないやつだな。王子と知ってなお、前と同じように話してくれるなんてな。その癖して、会って数日の相手のために国捨てるとかほんとバカすぎだろ。爺相手に気に入られてる時点で気づくべきだったな」
「ああ、ほんとに彼女が欲しくてたまらない」
己の渇望を口に出すとともに涙の種類も変えたのだった。
面白いや良いと思った方はブックマークと下にある評価をしてもらえるとすごくやる気が出ます。




