不遇スキル
『 アルティメット・ヘルト・オンラインへようこそ』
瞬介は夜ご飯を食べ終え、風呂に入り、身支度を終わらせてから急いでログインした。
なにせ、ユニークスキルを習得した瞬間にログアウトしたのだ。あの半殺しの状態でよく保ってたと思う。
「よし!早速ユニークスキルを試すぞ!」
街中ではスキルが発動できないと思い、ユニークスキルを試すために草原エリアに来ていた。すぐにスキル名を言おうと思ったが覚えていなかったためステータスで確認する
名前︰ハヤミ Lv4 HP40/40 MP20/20
ジョブ︰暗殺者
STR 9 VIT 5 DEX 12 AGI 24
INT 4
-スキル-
ジョブスキル
投擲、不意打ち
ニュートラルスキル
気配遮断
ユニークスキル
武装
BP5
BPが溜まっていたのでAGIに全部振っていく
名前︰ハヤミ Lv4 HP40/40 MP20/20
ジョブ︰暗殺者
STR 9 VIT 5 DEX 12 AGI 29
INT 4
-スキル-
ジョブスキル
投擲、不意打ち
ニュートラルスキル
気配遮断
ユニークスキル
武装
これで準備完了だ!
かましたれ俺のユニークスキル!!
「スキル《武装》!!」
しかし、何も起こらなかった
あれ?何でだ?スキル名間違ってたのかな?
もう1回やってみるか!
「スキル《武装》!!」
またしても、何も起こらなかった
何がダメなんだろう?あ!もしかしたら使い方が違うのかもしれないな
そう思いステータスを開いてユニークスキル
《武装》をタップして、詳細を見る
《武装》
武装する
…それだけ、それだけなのか?え!?ユニークスキルってこんなに弱いのか?嘘だよな?
嘘って言ってくれよう!
いや、まだだ。まだ結論づけるには早い気がする。スキルはまだ発動していないんだし、
まだ、大丈夫だ。けどどうやってスキル発動するんだ?武装だろ?武装、うーん、あ!武器外したら発動するんじゃね!とりあえず、武器外すか!
そう思いメニュー開き短剣をボックスにしまう。
これでやっと《武装》が見れるな!
「スキル《武装》!!」
すると、さっきボックス入れた短剣が装備される
おおー!やっと発動したぞ!ん?けど、ただ、装備しただけだよな?これが、《武装》っていうのか?んなわけないよな?
そうしてひたすら《武装》と武器を外す工程を繰り返す。そしてMP尽きたころにガクッと膝をつけて絶望する。
「こんなのユニークスキルじゃないだろ!
ただの不遇スキルだろ!この不遇スキルどうやって使えばいいんだよ!」
瞬介がこういうのも普通である何故ならスキル《武装》と武器を装備する行為と全く一緒なのである。しかも、スキルなのでMP消費される。さらには普通に武器を装備するよりも遅いのだ。正しく不遇スキルである。
しかし、瞬介は地味に負けず嫌いなのだ。
だから、どうしてもこのスキル使いこなしたいと思ってしまう。
そして、宣言する。
「絶対にこのスキル《武装》を使いこなして、英雄になってやるからな!!」
晴人に聞かれているとは思わずに




