理性 (side : デューレ)
前回はセクハラされる側。
今回はセクハラする側のお話です。
アタシに言われた通り、生まれたままの姿となった魔神の少女。
見た目だけでは人間と変わりないが、彼女が魔神であるのは間違いない。
弓術士の動きに反応が出来る人間なんて、世界中を捜しても戦乙女と大賢者、そしてグロニアの騎士団長サーテインくらいだろう。
さて、言われた通りに裸になった彼女。
「光の精霊…」
灯りに使うために召喚した光の精霊。
妖精の上位種たるエルフならば、誰もが使役出来る精霊である。
暗かった部屋の中が照らされ、全裸になっている魔神の少女の姿を鮮明に映し出した。
うん、堪らない…
この子…レベル高い!
健康的な小麦色の肌、均整の取れた肢体。
その綺麗な顔は、魔神だとは思えない可愛らしさである。
セーラっち以上に豊かなお胸のボリューム。
ウエストのくびれと僅かに浮かぶ腹筋の奏でる美しさのハーモニー。
やや控え目なお尻からパーフェクトな脚線美がスラッと伸びる。
ヤバイ、モロにタイプだ…
実はアタシ…男女問わずにイケるのだ。
噂に聞く、在りし日のリタ婆には遠く及ばないと思うけど。
ここだけの話…レイきゅん以外にも、セーラっちにも常日頃ムラムラしている。
あんな純情可憐な美少女と一緒に過ごしてたら、同性でもガバッと襲いたくなるでしょ?
本人は否定して教えてくれないけど、あの子は処女なんだと思う。
過去に何度も膜の確認をしようと挑戦したのだが、ショーツに手を入れる事さえ許してくれない。
って、セーラっちの事は置いといて!
今は目の前の彼女に集中しないと…
「まだ、凶器になる物を隠してないかしら?」
「え…? 僕、もう裸になってますけど?」
まぁ、普通に考えたら有り得ない。
まさかとは思うが、念のために確認しておく。
左手に真紅のデスペラードを構えながら、魔神の少女の元に歩み寄る。
「確認させて貰うわよ…?」
空いた右手を彼女の豊かな胸に伸ばす。
「あっ…!え、ええッ!?…ん…んッ!」
あらら…
この子、感度が良過ぎない?
艶っぽい声と共に彼女の表情が一変した。
なんだかアタシまで変な気持ちになってしまうじゃない…
「この無駄に大きな胸は本物の様ね…」
気を取り直して普通を装う。
いやしかし…
この大きく美しいお胸、超一級品だ。
セーラっちのお胸にも勝るとも劣らない。
お胸マイスターによる実技審査は文句無しの星3つ、満点評価をせざるを得ない。
本音が出てしまいそうだ。
フワフワの双丘に顔を埋めたい…
ツンと主張する先端をペロペロしたい…
ってヤバイ、このままでは理性が保たない!
「こ、これで信じてくれましたか…?」
荒い息遣いをしながら、涙目になった彼女がアタシを見る。
どちゃクソ可愛い…!
「…他にも隠せる所を確認するわよ?」
こんなに可愛い子は虐めたくなっちゃう。
なら、次は…
「大きく口を開けて、舌も出しなさい…」
お口の中をチェックしちゃうのだ。
またもや、言われるがままに口を開けて舌を出す魔神の少女。
その舌を指で軽く摘み、上下に動かす。
一応は確認。
口の中にも危ない物は隠してはいない。
ついでに美少女の口内チェックもやっちゃえ!
歯並びも綺麗だし、口臭も無し。
「ん…! んんんッ! んッ…!」
アタシの指に伝ってポタポタと落ちる唾液。
はっきり言って、この舌に吸い付きたい。
濃厚にブチューってしたくなる。
「うん、口の中にも無いわね…」
アタシの理性は『旅に出ます捜さないで下さい』寸前。
落ち着きなさい、デューレ!
アタシは必死に自分に言い聞かせようとしたが…
「次が最後の確認よ…? これが終わったら、アンタが味方だと信じてあげる」
うん、もう駄目。
アタシの理性は旅に出てしまった。
本能の独壇場が来てしまった。
遂にデューレさんのお楽しみタイム開始だ!
アタシの邪な視線は、彼女の股間に注がれたのだった…




