キャラクター紹介のお話、その3
今回はネメシスキャラクター編。全員紹介すると長くなるので分割しました。
まずは前編、主要キャラクターたちから。
・ マリア・キャロル・フォートレス
年齢:十一歳。
人王大陸有数の貴族のお嬢様。父親は王都で王立騎士団の団長を務めている実力者でもあり権力者、実家は王都にあり今マリアが住んでいるのは通学しやすいようにわざわざ用意された別邸。魔法技術や戦闘術は最近メキメキと上達してきて一人前の冒険者になりつつある、特にスキルも持たない一般人ながら努力家の彼女はいつか響に一泡吹かせるという密かな野望を抱いている。
作者的に一番会話やイジっていて楽しいキャラ。
・ セリア・ロット・サイト
年齢:十一歳。
マリアの近侍。マリアと同じくスキルを持たない一般人でありながら彼女の負けないくらいに戦闘面や魔法を努力をしている。近侍ということで落ち着きがあり冷静ではあるがマリアのことになると情熱的になる一面があり、クラスでは密かに人気があった。マリアと二人でいるときは本当の姉妹のように仲睦まじく一緒のベッドで向き合って寝るくらいに仲がいい。
・ ミスズ・ゼナ・キリナ・ローゼン
年齢:十二歳。
元日本人で響たちと同じ転生者で魔族。いつ、何のために転生してきたのかはあまり分かっていない。響たちより一年早く転生したため一応年上。それがなぜ同じ学年に転校してきたのかはきっとリナリアが何とかしてくれたことなのだろう。「無蝕透明」という姿や自分の魔法を消せるという隠密能力をもち、始めて響たちの前に現れた時は姿を消した状態で現れていた。その当時は響に対して強烈な恋心を抱いていたが最近は落ち着き、響が梓と付き合ったことから落ち込み気味、だが心の中では闘争心をメラメラ燃やしているとかなんとか。
・ リナリア・ファルス
年齢:不明
魔族の管理を担う女神の人柱………なのだが「管理なんてめんどくさいしイグニスが勝手にやってるから」といってごくごく普通の市民となんら変わらない生活を送っている。ミスズとの関係性はまだ分からないがかなり仲がいい、女神ということもあってその性能はただのチート。基本的に表情の変化はないが笑う時は笑うため楽しくないというわけではない様子。任務とかにも行くがリナリアの周りだけ気が付いたらすでに終わっている状態でその実力は未知数、女神ということもありアザミとも面識はある。
この小説でのご都合主義キャラとして作者は最近扱い始めた。
・ アリア・ノーデンス
年齢;十六歳
ラピストリア魔法学校生徒会長、卒業したため今は元生徒会長。常に何かを含んだように話し、弱みを見せることや自分のことを語ることはあまりない。おちゃらけたりケラケラと笑いながら場の雰囲気を保ったり主に響をからかったりすることがあり、子供っぽい一面を見せることがある。限りなく人間に近い意思を持つゴーレムを作り出すスキル「人造人形」を保有し、ゴーレムを操って一人集団戦なるものを得意とする。アリア個人も上級魔法を簡単に使いこなす、緋級魔法が使えるのかは誰も見たことがないので分からないが恐らく使えるものだと思われる。響にとっては梓の次に信頼できる人物。
・ フラン・ヘルヴォール
年齢:十八歳。
【神童】の二つ名を持つ生まれながらの天才。魔法学校在学時に緋級魔法を使いこなす秀才であり、幼少期に大人相手に白兵戦で完封勝ちするほどの実力を兼ね備える魔導学院の生徒会長。獣族の師匠を持ち現在では緋級魔法だけでなく壊級魔法をも使うことが出来る。アリアとは面識があり妹のように可愛がる時がある。最終決戦兵器生徒会長。
・ レイ・ノフェクデッド
年齢:十七歳。
魔導学院一回生でゴールド級冒険者。剣を使った近接戦をメインとしリーダーシップにも長けている金髪イケメン、ヴィラとは良い中で任務に行くときはほとんど一緒にいることが多く連係プレーは慣れている。キャラクター的には影山の上位互換のような存在で頼れる兄貴分、察しの通りモテる。
・ ヴィラ・ラズナ
年齢:十七歳。
レイと同じ魔導学院一回生のゴールド級冒険者。ボーイッシュカットの美人でよくレイと付き合っているのではないかと勘違いされるが特にそういう関係ではないらしい。レイとは対照的に素早い動きや魔法を得意とし、任務ではレイが前で戦いヴィラがそのバックアップ兼フィニッシャーの役割を果たしている。普段は凛としていてクールだがたまに恥ずかしがる一面を見せる時があるという。
今後、梓と絡ませたいキャラ。
・ ソル・リーハウンナ
年齢:十六歳。
獣族の冒険者の少女、階級はシルバー。褐色肌で真面目な女の子。上級魔物であるマーナガルム種の討伐任務に来ていたが上級魔物を舐めてかかった男子パーティーメンバー二人が先走ったため惨殺され、一人残ったソルは死を覚悟していたがたまたま同じ任務に来ていた響たちに助けられる。
今後また出番が回ってくるであろうキャラ。というか回ってきます、まだ先になりますが。
次回、ネメシスキャラクター編後半。




