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その後①

「おはーよー…」


急な階段を駆け下りて、いつも待ち合わせている駅のホームに友人の姿を見つける。

まだぼーっとしている目を擦りながら、ぼんやり挨拶をした。


「うわ、超くまあるじゃん。眠そ~」


そういってぺちりと私のおでこを叩いてきたのは、ボサボサの髪を無理やり一つにまとめたおかしな髪型のあかりだ。

こう見えても少しズボラなところだったり男子ウケがいいらしく、クラスではずいぶんモテている方だ。


昨日のことのせいでまったく寝付けず、あかりに言われてやっと鏡を見ると私の目の下には盛大のくまができていた。

このまま学校へ行くのはさすがに恥ずかしい。

ここで最終兵器!と、ホームの隅でマスカラを塗っている少女をキッと睨んだ。


「ゆりなぁぁぁぁぁぁ…………………」


私の視線に気づいたのか、蔑んだ目でこっちを見下ろしてくる茶髪に頭を下げる。

くるくるとカールした毛先に、瞬きをするたびにバサバサと揺れるまつげのお嬢様(見た目だけ)は、トントンと近くの床をつま先でつついてこちらを見る。


「土・下・座?」


「はいいいいいっ!!」


わずか0.01秒の早業で私はスマートに土下座を決めた。

これはノリでやっているだけなので別にまわりの目も気にならない。


「はい、塗るタイプのカンタンファンデーいぇー」


ド〇えもんのような動作と効果音とともにポーチからファンデーションを取り出す彼女の口調は相変わらずの棒読みだ。

こんなのではド〇えもんも何もない。


頭上にある電光掲示板の表示が『もうすぐ電車が到着します』に変わる。

私たちはゴォォォォと大きな音をたてて目の前に滑り込んできたそれに、いつも通りの1歩を踏みだ「ぶぎょっ!?」


踏み出…した私のその足に、誰かの足が引っかかったような重たい衝撃を感じた。

やっぱりまだ続けることにしました〜(またいつもの駄目な方向に進んでいってるぞ)

これからは少しゆっくりになりますがよろしくお願いします。

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