表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/34

禁忌

その後、僕は体内に癌が見つかり、1ヶ月ほど入院した。幸い最初期だったらしく、悪化することはなかった。

まあ、それによる唯一の影響は、修学旅行に行けなかったことだろうか。

――まさかこの後、行かなくて良かっただなんて思うことなど、知る由もなかった。

退院後、学校へ向かうと、人が異様に少ない。いくつかの机には仏花が置かれている。

なんとなく察しながらも、あるギャルに話を聞いた。

――修学旅行で、5人が死亡した、と。

一人目は、修学旅行中に姿を消し、後日頭がない状態で発見された。

二人目は、自由行動中にトラックに轢かれて亡くなった。

三人目は、ふざけて遊覧船から飛び降り、そのまま溺死した。

四人目は、スキー場でコースをわざと外れ、雪崩に巻き込まれて行方不明。

最後の五人目は、焼身自殺を図った。

異質なのは、これだけではない。

全員、僕をいじめていた人たちなのである。

復讐を企みたかったわけでもない。死んでほしかったわけでもない。

――本当に、意味が分からなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ