表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/34

文化祭

赤坂が亡くなってから2ヶ月の月日が流れた。いまだに犯人は誰なのか分からないままだ。そんなこんなで、今日は文化祭だ。本当なら二条さんと回りたかったが、あいにく1日目はシフトがズレてしまったので、雪斗と回ることとなった。ちなみに雅ちゃんは体調不良で休みらしい。

ふと思って中庭に出てみると、多くの人で賑わっていた。僕や雪斗の班の物販はかなり売れているようだった。その後も、いろんなところを回り、興味深いものを見つけたら、それを動画に残した。

その後、昼の休憩時間になると、シフトの交代を行うことになっているので、物販の会場へ向かう。そこへ向かう途中で二条さんと会い、あることを聞かれた。

「昼夜祭、行く?」

僕は昼夜祭があることをすっかり忘れていた。

この学校の昼夜祭は、混沌を極めるらしい。変な宗教にハマっている奴が布教し始めたり、非リアたちが集まって別れろコール(!?)を始めたりするらしい。

僕は少し考えて、「僕は行かないけど、二条さんはどうする?」と言った。二条さんは「じゃあ、私も行かないでおく。」

と答えたので、僕は通路脇に移動するよう誘導して、「終わった後、2人でこっそり抜け出さない?今日は夜空がきれいなんだって。」と誘う。二条さんは「じゃあ…そうする。」少し恥ずかしそうに答えた。僕は「わかった。終わった後、高校棟の南昇降口で待ってて。」 と言った。二条さんは頷いて、歩いていった。

僕は、あえて中央昇降口ではなく、南昇降口で待ってもらうよう言った。なぜなら、人の多い中央昇降口とは違い、南昇降口はほぼ知られていないのだ。しかも、今日は伝説と謳われる流星群が見られるという。そうして、物販の会場へ向かう途中に、ふと思った。僕と二条さんはキスどころか、手をつないだことすらない。

「…まあいいか。」と思い、物販の販売を始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ