表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/50

仕切り(調整)役

 衆議院第一議員会館正門受付。


墨紺のスーツにマスク姿、イカつい『品の良い男』が立っている。


背広の内ポケットからモンブランのボールペンを取り出し、面会用紙の氏名欄に『安藤正輝(調整役) と流れる様に書く。

用件欄には「陳情」に丸を付け、受付に提出する。

受付の女子職員が受話器を取り、内線番号を押して行く。


 「受付です。アンドウ・マサテル様が面会です」


金井事務所。


 「はい。お願いします」


安藤は入館用紙を衛視に提出。

衛視は控えをちぎって渡す。

ロビーでエレベーターを待つ安藤。

エレベーターのドアーが開き、十階のボタンを押す。

ドアーが閉まりエレベーターが上がって行く。


 十階。

安藤はビトンのセカンドバックに手土産の「紙袋」を提げ、ウツムきかげんに廊下を歩いて行く。

すれ違う年配の男性秘書が振り返って、


 「? 安藤サン」


安藤は立ち止り男性秘書を見て、


 「おお、矢吹サン」


矢吹が、


 「あれ、今日は?」

 「え? ああ・・・ちょっとね」

 「後で寄って下さいよ」

 「 分かりました」


安藤が金井事務所の前に立ちインターホンのボタンを押す。

                          つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ