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怪奇、大暴れちんちん!

作者: 安田安男

「ちんちんが大暴れしてるぞー!!!!!」


その叫び通り、街中でちんちんが大暴れしていた。

暴れているのは街に住んでいた「(ちん) 珍太郎(ちんたろう)」のちんちんである。

ちんちんがデカくなりすぎて、体の主導権をちんちんに成り代わられてしまったのだ。

対峙するは「椿(ちん) 陣之助(ちんのすけ)」。切ったちんちんを爆発させる力を持つ魔剣(まけん)青灯(ちんちん)ブレード」の使い手である。

魔剣でちんちんを切ればこの騒動は確実に終わらせられる。しかし、そうは問屋が卸さない。

暴れ回るちんちんから発せられる風圧が凄すぎて、ちんちんに近づけないのだ。これではちんちんを切れない。

陣之助(ちんのすけ)が「打つてなしか」、と諦めかけたその時である!

ちんちんの後ろから、ちんちんに近づいてくる物体があった!

物体の正体は犬の(ちん)。街の住民に飼われていた犬で、名前も「朕朕(ちんちん)」。得意の芸もチンチンである。

朕朕(ちんちん)はちんちんの背後まで近づくと、ちんちんの根元に思い切り噛みついた!

当然ちんちんは痛い!

陣之助(ちんのすけ)を生まれた隙を見逃さない!

陣之助(ちんのすけ)の魔剣「青灯(ちんちん)ブレード」が大暴れちんちんを切った!

切られたちんちんは爆発し、(ちん) 珍太郎(ちんたろう)も正気を取り戻した。

この騒動は「某街で発生したちんちん騒動、無事鎮圧(ちんあつ)完了」と、全国的にマスメディアで報道された。


後日、椿(ちん) 陣之助(ちんのすけ)と犬の朕朕(ちんちん)(犬種は(ちん))は街の住民達と(ちん) 珍太郎(ちんたろう)から、街を救った英雄としてたくさんの感謝の言葉と表彰を受けた。

街にはちんちんによる災害の爪痕はすっかり残っておらず、今日も街の中を路面電車(ちんちんでんしゃ)が元気に走り回っていた。

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