春の俳句(まだ春)
『花に映ゆ 女児のリュックは 兄の青』
小さな女の子が少し古そうな男の子向けのリュックを背負っていました。少し前のヒーローかな?
赤やピンクや水色の新品のリュックの女の子たちの中で1人だけ。
じつはヒーロー大好きなお転婆な女の子だったり?
女の子だと思ったら、じつは男の子だった! という事も過去にありましたけれど。
まあ、普通に考えたらお兄ちゃんのお下がりなのでしょう。どこのお兄ちゃんのかはわかりませんが。ほら、ネットとかね。
なんだか可哀想な女の子がポツンと孤立しているかと思いきや──
桜の花の中だと、ピンクや赤よりも青のほうがくっきりと映えるのですね。
なによりみんな笑顔でワチャワチャと楽しそう。
もしかしたら“ニチアサ”のファンだったりする?
『鶯の初音や 朝餉の時 止める』
今年も家の庭に春の使者がやってきました。毎年同じ子が来ているのかはわからないのですが。
鳴き出す時はいつもいきなりです。朝食の家族全員の時間が一瞬、完全に止まりました。