表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機械人形による魔法世界巡り  作者: 五十猫
第一章-起動-
7/7

閑話「とある噂話」

なあルーキー達。

お前たちの言ってたあの〝死神〟だけどなぁ、残念ながら調べてもそれらしい情報は出て来ねぇぜ?

魔術学院のどの科でもその手の特殊魔術を施した剣は研究されてなかった。

あそこの院長とは前に護衛依頼を受けてから親しくてよ。

「うちにそんなアーティファクトを研究する科は無いはずだよ?」だとさ。

そりぁそうだよな?

何つったって魔術学院は古代魔法を研究する機関であって、()()()()()()()()()()()()()()()()()んだからよ。

んー、よくよく考えたら前にも似たような噂話はあったなぁ。

ダンジョンの深層に誰も知らない馬鹿みてえな強さをもった冒険者がいるとか、そういうので。

なんでもその冒険者、有り得ない魔術や体技を使うらしいぜ?

まぁ、俺も見たことはねぇけどよ。

…ああ、これも、〝奴ら〟の怨念かも知れねぇなぁ…

ん?何だてめぇら、〝奴ら〟を知らねぇのか?

いやまぁ、これも噂話なんだけどよぉ、というよりは伝説に近いかも知れねぇが。

大昔、それこそ学院が研究してるような古代魔法が普通に使われてた時代に、現在この世界にいる人種に加えてもう一種、いたらしいんだよなぁ。耳はあれどケモミミでも長えわけでもなく、戦いはすれど別段力が強いわけでも、種族のみが使える特別な〝戦技(アーツ)〟を持ってるわけでもねぇ。

おまけに寿命も、現代の人種と比べると短い。長生きな個体でも百年が限度って言うダメダメな種族で、〝短命種〟って名前で呼ばれてたらしい。

どこかのタイミングで絶滅しちまったらしいんだけどよ。

お前らも気い付けな。ダンジョンには時々出るらしいぜ?

その〝短命種〟…()()()()の亡霊がな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ