第9話 真実と継承ー脱出④ーテラ視点
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瞑想を解除したディグレのもと、地図の経路を話し合い、ナイトが開けた扉を抜ければ┄中からは知りえない状況がわかってくる。
牢屋が俺達がいた場所を軸とし、左右にも牢屋があった。
ナイトが左右に近寄り牢屋を素早く解錠していき、牢屋の中より解放された人達が出てくる。
そして俺達に近寄ってきた人物達は、意外にもガタイが大きな人物や細身の人物、女性の人物などが現れ、身体をコキコキと骨を鳴らし、柔軟をしている。
他にもカーラに近付きちょっとからかうように、じゃれあっているものまでいた。
そんな和気藹々な状況のあと、俺達の紹介や左右にいた人物達の紹介などを済まし、これからの脱出作戦を話し合う
僅かながらも、ナイトやディグレにカーラが具体案をだし、俺の意見や大人達の意見を出しあい作戦は決定する
一応作戦としては、前衛に大柄の男性のウィルクと細身の人物ブランスが、隠し持っていた武器を腰にはわせ
中央に子供と俺達が配置されてゆく、後衛には女性と男性の方達でナイトより武器を渡され戦闘体勢が整わされていった。
次にカーラはナイトより、何処から出したのか長剣を持ち、もう片方にナイフを持つなり笑む
ナイフは針金をまっすぐ伸ばし、先を尖らしながらニヤッと笑み
ディグレは魔石を持つと一つに小さな呪文を附加させてゆくような行動をとり笑んでいる
3人して何処か悪人だと突っ込みたくなる衝動をグッと我慢し、俺は短剣を持ち戦うため、ライを助けるために頭を切り換えた。
◆◇◆◇
地下の道を歩いて行けば、牢屋はいくらかのものが並びんでいるのを眺め、ふと思う
あのとき牢屋の所々にブルスと執事のような奴が声をかけていたなと
もしかすると他にも捕らわれた人物達がいたのでは? と
「┄なぁ? 他にも┄無実の罪で捕らわれている奴って┄いなかったか?」
俺は気になったことを聞いて見れば、突如┄牢屋にガバッと何かが当たる音がし、横を向くと4・5人ぐらいの人? であった人物が視界に写る
だが外見はまるで化け物で、身体が腐り異臭がし、顔など溶けかかり、呻き
「グア~~!」とか「だずげで~~」
とかろうじて人の言葉を話せるような状態の人が鉄格子に掴む手は、幽鬼のグールのようだと、つい呆然と驚愕で動けずにいたら、化け物が俺の腕を掴もうとした。
「バカ! なにを┄やってるんですか‼」
などと声がし、グイッと引っ張られ
次には化け物へと三方向より魔法が飛び焼き殺していた。
そのとき子供達がヒッと小さく怯えていたけど、女性の方達が和ませたりしている。
俺は腕を引っ張られた方向を向くと、酷く腹立たしい気持ちなのか、怒ってる顔をディグレが化け物に向ける
「┄えっと┄どうなって、ああ┄なったのか┄知りたいんだが?」
助けられといて感謝を言うよりも疑問を解消したくなって質問してしまう
するとカーラがバシッと俺の頭を叩き、次々とナイトとディグレにまではたかれ、文句を言われた。
「助けられといて、感謝より疑問を抱いてんじゃねぇーーっての!」
「まったくです! けっこう危険だったんですからね」
「そやで、冷静なんも、ボンヤリしとけば、アホのすたれやで」
俺は頭を抑えて
「だって気になるじゃんか! 少し前の情報とこの状況が┄噛み合わないんだから」
と言い返せば、3人は深い溜め息を溢され、呆れた眼差しを向けられてしまう
なんだよ┄気になっただけなのに┄解せぬ
少々拗ねていたら、カーラが俺の頭をガシガシと撫でくりまわしてから手を離した。
「まあ一応はテラで遊ぶ┄もとい注意した所で、さっきの奴等はな┄ブルスの力が働いてんだよ」
いま遊ぶとか言ってなかったか┄┄うん、あとでガシガシをやり返してやる、髪が乱れたし
まあ┄元気になれって意味合いを込めてのことだろうけどさ
「┄ブルスの力? どういうことだ」
「それはですね。盗賊の奴等が┄何処かの村を襲撃にて失敗したのか3人、捕らわれてたんですよ」
「そやな┄でや、テラが来る少し前より┄おるんやつが、おとなしゅうて忘れとったな┄」
「あとブルスは普段は┄あないな姿なんだが┄ディグレの目には人ならざる者、偽りを見抜く能力があって、意外とブルスは若くて┄闇が濃いんや」
「まあ簡単に説明すると、ブルスには闇に身に染め、人を人だと思わず┄使えるものは人体実験し、使えないものは┄こんなふうに化け物とする段階を踏んでいると思ってくれたらいい」
3人それぞれに詳しい詳細を話してもらい、なんだか親父から話された領主が狂ったときに似てるような~っと、不思議とそんな気分に何故だかなった。
どうして、そう思うのか?
俺はこのときの引っ掛かりが後で答えとなり、気づくことになるのは、もっと先の未來の話しになる。
◇◆◇◆
詳細やブルスの話をしているとき、前衛のウィルクから
「上の階に行きますので警戒して下さい」
と俺達や後衛に聞こえるように言われ、雑談をやめ、返事を返し、地下から1階へと移動を開始した。
ウィルクが剣を構え、1階に繋がる扉を警戒して開けたとき┄地下のときの静寂とは違い喧騒、怒声、剣戟の高い金属音が交互に交じりあい、悲鳴と血の匂いが鼻や耳を支配された。
「┄戦闘は始まっているようですね」
「だな┄ウィルク! ここは守り┄子供達を助けるぞ」
「ああ┄」
ウィルクとブランスが扉を出て、そう呟く声に、俺は短剣に力を込める
するとディグレとカーラにナイトが肩をポンポンと軽くあて
「戦闘をするんだ、お前の背中は俺達が守ってやるから安心しろ!」
「魔法で援護できますので、少しは頼っていいですよ」
「俺らもおる、一人やないんや、気張れよテラ!」
3人からの声援と頼もしさに勇気をもらい、俺は自然と口許に笑みが浮かんだ
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