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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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第9話 真実と継承ー脱出①テラ視点

ブックマークありがとうございます!今回は脱出するために動く話しになります。

爆発の音により、石壁の破片がパラパラと振動によって、僅かに崩れ落ちていく光景があり


俺やナイト、ディグレ、カーラ以外の小さな子供達がビクッと身体を跳ねたり、悲鳴や恐怖で泣きそうになる声が、所々から聞こえ始めていた。


「何が起こったんだ┄妙に上がザワザワと騒がしいようだが」

「┄┄そうですね。この爆発の意図を推察するに、戦闘での地響きに等しいかと思います」

「なに┄マジか! いや┄でも、そないに┄すぐ動くもんかいな⁉」


ナイトにディグレ、カーラの3人はそれぞれに思う所があるのか、爆発の元を探ろうと推測に見解をめぐらせている


俺はそんな3人とは違い、気配的な感覚や戦闘音、足音の数などを研ぎ澄ませ、同時に探索スキルを発動させ、周囲の状況を確認していけば


上の階にて、3人からの地図構成の元に┄赤い点が多数、中央玄関辺りにも集まり、青い点が小数精鋭でも関わらず┄戦闘を繰り広げてゆき、互角の勝負をしていた。


そして一階あたりの場所だろう所に、5角形の小さな点と中央に赤い点が一人、次に近くには2つの青い点があり


気配を探る限り、ジルとジュンヤさんであることがわかる


「┄結構な人数が一階中央辺りに敵が多数、味方が小数であるにも互角┄そんな所だな┄」


ジルとジュンヤさんは┄もしかしたら主犯格と戦っている可能性もある


きっと爆発音も┄戦闘の衝撃での余波が、ここまで来たのだろうと推測がたち、冷静にポツリと呟けば


「┄テラってさあ┄本当に落ち着いてるよな?┄あんな音を聞いてるのにさあ~」

「修羅場を潜った経験ですよ。ですが状況分析には情報があるかないかで変わってきますから」

「だな、脱出するんやから┄一人落ち着いておる奴がいるだけで、動きもとれると思うしな」


驚きつつも俺の話をちゃっかり聞いていたようで、態度を何故か褒めてくる3人に、は? と呆気にとられた。


「┄嫌味か┄それ?」

「ほめてるだけですよ」

「ほめてるだけやで」

「ほめてるだけだな」


ニコニコと楽しげな3人に┄なんだか無意識に照れがきて、脱出するための方法を実戦しようと話題をそらしてみる。


すると余計に笑われたものの、俺が睨めばヤレヤレと言わんばかりの態度をとりつつ、スッとディグレが真剣な表情に変わる


「┄そうですね、あまりここで和むのは辞めにしましょう、カーラ┄子供達に脱出の意図を話し、左右に合図をだして下さい」

「ナイトは針金で牢屋の鍵を素早く開けて下さい」

「「わかった‼」」


ディグレの指示のもと、ナイトとカーラは前もって話してくれたように、それぞれの役割分担を実行するため動く


「┄では┄テラは廊下辺りの警戒を頼みます、僕は…少し大事な友人にテレパスを送るので、準備ができたら、声をかけてください」

「ああ┄わかっている」


俺が返事を返せば、ディグレは┄少し離れた場所にて座り、瞑想の体勢をとり目を瞑った。



今回は2回更新しました。良かったら次へを押して下さると嬉しいです。

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