第9話 真実と継承ー脱出①テラ視点
ブックマークありがとうございます!今回は脱出するために動く話しになります。
爆発の音により、石壁の破片がパラパラと振動によって、僅かに崩れ落ちていく光景があり
俺やナイト、ディグレ、カーラ以外の小さな子供達がビクッと身体を跳ねたり、悲鳴や恐怖で泣きそうになる声が、所々から聞こえ始めていた。
「何が起こったんだ┄妙に上がザワザワと騒がしいようだが」
「┄┄そうですね。この爆発の意図を推察するに、戦闘での地響きに等しいかと思います」
「なに┄マジか! いや┄でも、そないに┄すぐ動くもんかいな⁉」
ナイトにディグレ、カーラの3人はそれぞれに思う所があるのか、爆発の元を探ろうと推測に見解をめぐらせている
俺はそんな3人とは違い、気配的な感覚や戦闘音、足音の数などを研ぎ澄ませ、同時に探索スキルを発動させ、周囲の状況を確認していけば
上の階にて、3人からの地図構成の元に┄赤い点が多数、中央玄関辺りにも集まり、青い点が小数精鋭でも関わらず┄戦闘を繰り広げてゆき、互角の勝負をしていた。
そして一階あたりの場所だろう所に、5角形の小さな点と中央に赤い点が一人、次に近くには2つの青い点があり
気配を探る限り、ジルとジュンヤさんであることがわかる
「┄結構な人数が一階中央辺りに敵が多数、味方が小数であるにも互角┄そんな所だな┄」
ジルとジュンヤさんは┄もしかしたら主犯格と戦っている可能性もある
きっと爆発音も┄戦闘の衝撃での余波が、ここまで来たのだろうと推測がたち、冷静にポツリと呟けば
「┄テラってさあ┄本当に落ち着いてるよな?┄あんな音を聞いてるのにさあ~」
「修羅場を潜った経験ですよ。ですが状況分析には情報があるかないかで変わってきますから」
「だな、脱出するんやから┄一人落ち着いておる奴がいるだけで、動きもとれると思うしな」
驚きつつも俺の話をちゃっかり聞いていたようで、態度を何故か褒めてくる3人に、は? と呆気にとられた。
「┄嫌味か┄それ?」
「ほめてるだけですよ」
「ほめてるだけやで」
「ほめてるだけだな」
ニコニコと楽しげな3人に┄なんだか無意識に照れがきて、脱出するための方法を実戦しようと話題をそらしてみる。
すると余計に笑われたものの、俺が睨めばヤレヤレと言わんばかりの態度をとりつつ、スッとディグレが真剣な表情に変わる
「┄そうですね、あまりここで和むのは辞めにしましょう、カーラ┄子供達に脱出の意図を話し、左右に合図をだして下さい」
「ナイトは針金で牢屋の鍵を素早く開けて下さい」
「「わかった‼」」
ディグレの指示のもと、ナイトとカーラは前もって話してくれたように、それぞれの役割分担を実行するため動く
「┄では┄テラは廊下辺りの警戒を頼みます、僕は…少し大事な友人にテレパスを送るので、準備ができたら、声をかけてください」
「ああ┄わかっている」
俺が返事を返せば、ディグレは┄少し離れた場所にて座り、瞑想の体勢をとり目を瞑った。
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