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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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第9話 真実と継承ー黒幕と闇ー

ブックマークありがとうございます!更新遅くなりました。

ジルとジュンヤの行動を見ていたブルスは┄視線を少し向けてニヤッと笑みを浮かべ、血の付いた剣を払えば、地面に染みをつくるように落ちる


(┄さあ┄これからが最高のショーの始まりだ┄!)


ブルスは老人の髪を持ち上げ、小声で呪文を呟き出せば、子供達の陣が強く輝き始め


中心に近づくなり老人へと集中されていき、ガタガタと老人は震え始め┄身体のあちこちより汗や肉が蠢きだし、苦痛な表情を浮かべ、「あぐぐあぁあ~~!」と呻く


その姿にブルスは恍惚とした表情を浮かべる


(もっと苦しめ┄俺の大切な女をてめえは┄もっと酷い辱しめを、傷付け┄┄死なせたんだ‼)

(┄楽には死なせん┄もっと苦しみ┄スライルに詫びながら死ね、クズやろう‼)


嬉しげな表情の中にいるブルスの姿に、ジルは結界に手をあてる状態で、見ていると酷く憐れんでしまう


復讐は先の未来に何も生み出さない事は、昔にジルには痛いほどにわかるからだった。


◆◇◆◇


私は結界へ両手にて解除に集中しなおし、魔術式を瞬時に解析し、聖獣としての力を解放すれば、結界が一気にひび割れた


このとき私は主のもとを離れるべきではないと思ってしまう


何故ならば主のいる方向に一人、外套を被った人物が近づいていき、攻撃を仕掛けたからだ!


火球の玉を複数放たれ、主はその気配を感じたらしく、すぐに防御体勢をとり、自身に結界を展開し、瞬間┄爆発が辺りに響いた


次に連撃の追撃が主へと襲いかかり、無数の火球が流れるような円を描き攻撃されていく


爆炎により周囲に煙が立ち込め、主の安否の様子も伺うことができない


私は焦るが、主ならば無事であることを願い、自身の能力を解放に集中すべくリミッターを解放する


覚醒した聖獣の形態は人としてのものではないほどに力強くなり、人に接すれば威圧が発動するほどに強力となる


だからこそ旅や人間の側で暮らすときは力をおさえなくてはならないのだ


姿を変えるのに時間はかからない、人の目にて数秒の差にて変化を起こしていく


髪が銀へ、瞳が赤へ、獣の耳と尻尾がはえて、獣人形態の戦闘モードに移行させていった


それと同時に結界へと手をつけ、力を注ぎ込んでいけば、強力なものが反発してくるのを感じる


「なかなかに面倒なことをしますね。たく┄誰なんですかね、彼にこんな力を教えたのは┄」


胸中にて舌打ちをし、小さく息を吐く


「┄まったく油断大敵って四字熟語があるけど、実際に油断してるときに攻撃されるんだな」


とっても面倒そうな声が耳に入り、主へと視線を向けると、愛剣の2対であるグラドライサーの双剣を持ち、ハア~と息を吐いている姿が視界に入る


無事である安堵と主らしい態度に、私は自然と口許が笑っていた


この状況で、そのような口振りは余裕であると私は知っているため、主に注意の言葉を告げる


「主┄落胆も油断と同じです。気を引き締め、子供達の救出へと向かってください、ただし目の前の敵には注意を」

「┄セルジオ、お説教込みの忠告はいらないよ。俺も┄油断はしない┄だからセルジオは自分のやるべきことを頼むよ」

「┄┄はい」


主は私へと笑み、すぐに真剣なものに表情を変え、外套の人物へ視線を向け、剣を構えて相手を見据える


その姿にクスッと笑みが浮かび、スッと前方へ、ブルスのいる方向に向けば、いまだに余裕な表情が見える


何故┄あんな清々しい顔をしているのに、瞳の中は哀しげなのか?


ただ┄空しいだけだと感じているのだろうか?


それは本人にしか┄わからないものだが┄危うさが私の身体へとビリビリと感じ警鐘を鳴らす


いまはブルスの心は考えないほうがいいな


手を結界にあてて、破壊すべく集中することに専念した。





読んで下さりありがとうございます!(о^∇^о)

また、読んで下さると嬉しいです!

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