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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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第9話 真実と継承ー連繋ージル視点

ブックマーク、評価などありがとうございます。

今年で投稿して一年が経ちました、今後とも、未熟な者ですが、これかも応援してください

盗賊は攻撃をくらい呻く声が聞こえ、すぐに反撃しようとする瞬間の隙をつき


浄化の力を発動させ、手の中で弾け飛ばせば、盗賊は急に動かなくなり、倒れたあとブスブスと塵のように身体が消え失せていき舞っていく


「┄嫌な現象ですね┄胸糞悪い事、この上ないですよ┄まったく┄」


昔の戦いの時に使われた兵器が┄まだ残っている場合は、徹底的に破壊しなくては、あの子も報われませんしね


さて┄周囲も苦戦しているようですし、他の方々を助ける事にしましょうか


チラリと主を見れば、何故か敵から奪った剣を5本手に持ち、まるで無双の如く戦かっており呆れた


「┄主┄戦闘を楽しんでますね┄」


そう呟きつつも、実際は怒ってるんでしょうから┄口を挟まずに、私は私のやるべき事をしましょうか


ふぅ~っと改めて呼吸を整え、私は敵の殲滅を優先するため動く事にしました


◆◇◆◇


冒険者達はそれぞれに突如┄変化した、盗賊の異形の姿に、戸惑いなどが見え隠れしたが、リーダのフォルトレイスの叱咤と励ましにより冷静さを取り戻し


士気の向上のもと動き、敵を殲滅させて行く中で、力差は五分五分な状態であり


私や主の力の解放により優勢への道筋が傾き始めた頃


盗賊どもは┄せいぜい良くて、8人程度は残ったが、この8人は妙に手練れのようで


逆に冒険者達は重傷者と軽傷者が出始め、私と主は┄まだ余裕の範囲内ぐらいだったが、フォルトレイスはバテ始めていた


私はフォルトレイスのもとに近づき【ハイポーション】を渡すと礼を述べて、勢いよく飲みほし


剣をしっかりと握り締めてから、私の方に向き直る


「ジルさん、あの者達の実力を見て、見解を聞かせて下さい」


周囲の警戒を怠ることなく告げるフォルトレイスの意図に、私は一度考え、盗賊を観察のもと返答を返す


「┄フォルトレイス殿の考えと、私の考えは同等かと」

「┄やはり┄そうですか┄。ならば┄早く倒さねば、確実に┄この状況は危険となりますな」

「┄どうする気ですか?」

「我々の実力で良くて倒せても┄この8人程度は、どうにかできます。しかし┄もしもジルさんと俺の考えが同等である場合、ここで時間を消費する方が、息子や、誘拐された子供達が危険に晒されるのは明白です」

「ですので、ジュンヤ殿とジル殿のお二人は先にお進み下さい、我々は時間を稼ぎますゆえ」


提案を告げてくるフォルトレイス殿の思いに、とてもこの状況を打破できるとは思えない策だと考えるが


確かにこのままだと危険であるのは事実だと判断した


あのブルスという男の真意がもし┄昔のままである場合、下手をすると拐われた子供を贄として使う可能性が充分に考えられる


「┄フォルトレイス殿、あなたの心遣い感謝します。ですが一つ約束をさせて頂きます、けして命を無駄にせぬように、それはブルスにて自由を奪われるも同等ですので」 

「ああ、わかっている。我が身、我が命は主君の者、命を散るは大事な方のもとであると決めている┄俺を侮らないで下さい」

「その言葉を信じます、では┄またの再会を┄」

「┄お互いに┄」


フォルトレイスと私は互いに会話のあと、背を向けあい戦の中を駆けて走る


◆◇◆◇


前方の敵を薙ぎ払いながら、私は主君の元へ辿り着くなり、声をかけようとしたら、妙に楽しげに私を見て


「┄セルジオは心の器が大きくなったようで私も嬉しいよ」


と意味ありげにニコニコされてしまう


主はもしかしてフォルトレイスと私の会話を聞いていたのだろうか?


そんな推測が頭を過り困惑する


主ってときたま、戦場中の緊張のなさがあって、少し羨ましくも、呆れてしまうが、主らしいと感じてしまう自分がいた


「┄主┄緊張感のある状況での欲目の言葉は、少々┄困るのですが┄」

「┄?┄あ、ああ┄ふふ、何に困るんだろうな?」


私の意図する言葉に、主は気づいたらしく、クスクスと不敵に笑みを浮かべる主に、妙に照れくさくなり


私は「主!」と短く語尾を強く主張すれば


「┄ふふ┄ごめん、ごめん。セルジオがあまりにも顔が強張ってたから、緊張を解したくてね」

「┄┄主は┄その性格が、変わってなくて良かったです。おかげで余計┄いや、いまはいいです」

「それより┄主も感じているはず、急ぎませんか? せっかく彼らが時間を稼ぎ、先へと誘導する道を導いてくれてるのですから」 

「┄そうだね。和みタイムは終了して、行こうかセルジオ」


にっこりと笑み、私だけを見る主に┄独占欲が沸く


だが、いまは┄自分に我慢をし、主に頷くと同時に、互いに剣を握り直して、敵へと突っ込み、走り抜けた



ジルとジュンヤは、少々BL要素ありです。

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