第9話 真実と継承ー突入ージル視点
ブックマーク、評価などありがとうございます!
あけましておめでとうございます!
新年も頑張って投稿しますので宜しくお願いします
いま┄私達は子供達が拐われているだろう場所、義賊長の別荘へと向かって進軍している
前衛は主に戦闘能力の高い者、騎士や憲兵を配置し、後衛は冒険者がおり、私と主は中央辺りにいる
何故にこの配置なのか?
それは主が自身の戦闘の実力をおおやけにしたくないためと、私共があまり活躍したりすれば、盗賊の連中に顔が割れているため、下手に勘ぐられると判断したからだ
「おい、もうすぐ別荘が見えてくる、総員┄警戒し周囲を確認後に侵入を開始する」
「後衛の冒険者も油断せんよう┄辺りに気を配れや」
「┄言われなくても┄わかっている」
いま指揮をとって貰っているのは、騎士団の隊長のヴォルスと副隊長のリオルが、後衛の冒険者に声をかけ
冒険者のリーダーにあるフォルトレイスが返事を返す光景があり
森の中を進んでいけば、拓けた場所に洋館の建物が見えてた
「それにしても┄ここまで来る間、盗賊や魔物┄そして動物の鳴き声も聞こえてきませんでしたね」
ここまでスムーズに敵に遭遇しないのが逆に不気味さを感じた私に主も不可解さを感じていたようで
「確かに異様ではあるよね。まるで┄何か妙な感じがするかも」
と答えてくれた。
そんな私達の会話の間に洋館に辿り着つくと、騎士団隊長ヴォルスが話し合いの段取り通りに外回りの外観を見回りに騎士を連れていき
冒険者達はフォルトレイスと共に建物の中へと突入するため扉を開けようとしたとき
ゾワリと何故か風が私の頬を抜けていく感覚がした
「┄」
「どうかした?」
「いえ┄なんでも、ありません」
一瞬┄何処かで感じた気配がしたような気がしたが、いまは気にしないでおこうと思い、主に首をふる
そんな私の様子に、ちょっと気になる素振りをされたが
「まあ、いいけど、油断しないようにな」
と呟かれ、私は頷き、次に冒険者達と一緒に建物の中に入っていった。
◇◆◇◆
建物内に突入した私と主に冒険者達は、一同として玄関ホールに呆気にとられていた
何故ならば、玄関ホールの周囲や広場には誰もおらず、使用人や盗賊すら気配がなく静寂が支配していたのだ
「な┄なにか様子が変ですね┄」
「そうだね。俺もそう思ってる┄警戒を怠らないようにねセルジオ」
「はい」
冒険者達も油断することなく、互いに警戒を高め、先頭を進んでいくなかで私と主が会話をしている
そのときだった‼
突然! 建物の扉が勝手に閉まった音が唐突にした瞬間
辺りにある1階~2階の部屋の扉より、盗賊が多数現れ襲いかかってきたのです
突然の出現に気配を消していたのかと疑いたくなるような気分になるが、冒険者達も私と同じ気持ちだったらしく、戸惑いを見せていましたが
すぐに冷静さを取り戻し、戦闘体勢を整え、敵と対峙する
私と主も互いに頷き合い、手にて得物を顕現させ、わらわらと出てくる敵と対峙し
それぞれの場所より、剣と剣が交じりあい、金属の甲高い音が響き渡っていき、喧騒が周囲を支配していった。
◆◇◆
人数的にも盗賊の数は15人程度
私達の冒険者人数は30人
┄数的には有利に事が運ぶはずだと思われたが、盗賊達は前に戦ったときよりも身体や動きが、人の者ではない感じに
私は嫌な胸騒ぎがしてならない
そんなときだ、盗賊の一人が私の前に現れ、目が血走ったようになっており、両手をクロスさせた長剣を、素早い動きと、足の踏み込みにより、スピードを上げ
瞬時に無数の剣戟を切りつけた攻撃を仕掛けられ、私は咄嗟にそれに反応し
剣を素早く振り上げ、受け止めたあと
盗賊の一瞬の隙を突き、敵の得物を折る勢いで重心に力をかけ反撃をするが
どういうわけか、盗賊の剣が私の力を無力化させ、押し負ける
次に剣が触れる部分より黒い靄が螺旋を描くように、私の剣へと入りこもうとしているのが見えた瞬間、危険を感じ、すぐに薙ぎ払い
後方へと距離をとれば、靄はスッと消えていく
なんだ┄あれは⁉
気味の悪い現象に警戒をしていれば、私の相手をしている盗賊が┄キシャキシャシャシャと人間らしくない叫びを上げたとき
まるで共鳴するように金属が擦れ
周囲にいる盗賊どもが奇声を上げ始めたと同時に、盗賊の各部が変化を起こし始め、異形の獣の姿になっていき
人が人でなくなる魔物へと姿が変わる
その姿に嫌な記憶が頭に浮かびそうになり、私は剣の柄へと力を入れ、目の前の相手を見据えたあと
『雷撃』を剣に纏わせ、攻撃を仕掛け切りふせたが、人の形よりも獣の方が回避力や素早さが上がっていてかわされた
こうも私自身の攻撃をかわされるのは腹が立ちますね┄さすがに
『┄主┄少し力を解放しようと思うのですが┄宜しいですか?』
『┄戦闘中にテレパシーを送るなんて┄余裕があるとはね。ふふ┄まあ、いいんじゃない┄きっと、あの力で人でなくなってるなら、浄化してあげたらいい。俺も┄あまり、ここで戦ってると┄少しばかりキレそうだからさ』
『┄わかります┄あの子を殺した現象に似てますから、でも┄あまりやりすぎては┄いけませんよ、テラとライ、人質の子供達がいるんですから┄┄』
『わかってるよ。セルジオも人の事を言えないからね』
『はい』
少しテレパスにて会話を済ませ、スッと瞳と私自身に纏う力を解放すれば、対峙している相手を見据え
手にある剣を収納するように消し┄足を踏み込んだ瞬間には相手へとスピードを上げ、詰より
光属性の力を拳に纏わせ、敵の腹部へと叩き込んだ




