第8話 村人の子供の失踪ー作戦③ーライ視点ー
中々にスランプ抜け出せずじまいです。
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テラ達が計画を聞いている頃、ライはクロエを抱きかかえてベッドに座り込み、アルフィードを睨みつけていた。
「いや~、そんなに熱い視線を向けられたら、襲いたくなるんですが?」
「┄何で睨んでんのに興奮するわけ┄変態アルフィード!」
何でか契約を成就されて『主』呼びされてるが、先程のことを私が許せずに怒っていると、何故に解らないのだ、この変態は‼
「う~ん、変態は抜けて、アルフィードって呼んでくれないか?」
「いや! 私を襲うとか言ってる奴を名前など呼べるか‼┄この変態、変態ーー!」
ジロッと目を細めて怒鳴れば、ヤレヤレと言ったように呆れつつも、私に近づいてくるため、クロエが威嚇の声をあげていたが
クロエの頭に手を置いて触られたときには、威嚇する声をやめて、アルフィードに素直に触らせてあげていた。
こらこら、小さな騎士よ! 靡いてはいかんぞ! こやつは変態なんだから‼
私がクロエの行動に戸惑いを見せていれば、アルフィードはクスリと笑い、手が私に触れようとしてビクッとしてしまう
また、変な事をする気だと、逃げたくなった
けれどアルフィードは何故か頭を撫で撫でされ、私は顔を上げて見ると、すまなそうな表情をしていた
「┄ごめんな┄悪のりしすぎたようだ」
「┄え? 何┄どうしたの、変態さん?」
なに急に趣旨返してるわけ?
謝罪してくるし┄さ
私は彼の意図が見えず訝しげていると、またポンポンとして離れ
「変態は┄やめてくれない┄」
「無理! 何か理由的┄弁解を求める! 謝れば先程の出来事をチャラに出来ると思うなよ、変態め‼」
頭を触れられて嫌な感じはしなかったが、これとそれとは話が別なのだ! ムキー!
「まあ┄確かに。┄ならば小さな姫君に警戒されないために、弁解の言葉を話させてもらうよ┄┄聞いてくれるかい?」
妙にションボリとした態度をとられて、大の男がへこんでも可愛くない! と言おうと思ったのに
本気でショックを受けて落ち込んでいる姿に、私の方が苛めている気分になり頷けば、アルフィードはあからさまにホッとしているようで、私は戸惑ってしまった
そのあとアルフィード(変態)が悪のりしすぎた理由や、何で私にあんな行動をとったのかの理由を説明し始めた
どうにも話を聞くかぎりは┄契約による縛りが主な原因らしく┄命令では
『子供を拐うこと、気に入った者を殺す為に選べ、強引な調教をして』
などというものがあるらしく、その中にある後者のほうは私になるらしいのでゾッとした。
でもアルフィードは最近のブルスに対し、見限り始めていたらしく、丁度良いタイミングであると思っていたとき、私の存在に惹かれたと言う理由だと説明する
他にも私の存在の奥底にあるものにも、興味があるため、確認も兼ねて迫ったんだとのこと
どういうことかと聞くが、はぐらかされてしまい、曖昧な答えしかくれなかった
「┄まあいい┄それが理由なのは理解した。だからって┄試すなよな! お前なんかにオレの純潔は┄やらないからな‼」
「┄だからさあ、止めてあげたよね」
「いやいや、クロエが止めなかったら┄厭らしいことしてただろうが‼」
ぎゅ! とクロエを抱き締めて、ギロッと睨めば、う~ん、確かに┄とか言っている
やはり変態に気を許すまい‼
と決意を固めるものの、ふと気づく、契約を出来たのならば、その行為を制限することが出来るのではないかと
私はニタッと悪い笑みを浮かべるなりアルフィードを見れば、何故か私の悪巧みに気づいたらしく一歩だけ後退する
「う~ん、何だか姫君から、いや~な気配を感じるんだが┄」
「┄うん、命令権があったことを変態から聞いてさあ~気づいたんだよね。オレの身の危険を守る方法をさ」
「┄え~っと、それは┄何かな?」
ツツ~っとアルフィードの頬に汗が伝うなか、私はにこっと笑み
「アルフィード、主より命令する、私の身にふしだらな行為をしないことを誓いなさい」
「え⁉ なに┄その命令、酷くない┄うっぐ、『了承しました、主よ』」
「クソッ! 承諾されたよ、なんで┄酷いぞ姫君!」
「ふんっ! オレだって、好きでもない男に┄触れられたくないんだよ!」
そう┄好きな相手なら、気にならないとおもう┄テラなら別に┄┄
と思った瞬間、ボンッと顔が赤くなり出す自分に、私は首を振り
何がテラならいんだよ、ババババッカじゃないの、ハハハハ
から笑いを浮かべて誤魔化しながら、妙な考えを振り払い、アルフィードを睨めば、フッとバカにしたような顔をされ
「ふ~ん、なら┄ふしだらな行為じゃなければ┄いいんだよな?」
「┄う~ん。そうだけど┄あんた┄なんかする気かよ!」
「┄そうだね┄すこ~し試したいことがあるんだ┄いいかな?」
「いや!」
「うわ~即答かよ、でも┄試させてもらうよ」
私は┄アルフィードの言葉に不信さを感じているけれど、奴の行動は早く、手を私にあててくるため、ビクッとなっていたら、頭を優しげに撫でられた。
「┄あんた┄何やってるわけ?」
「うん、だから確認してるだけだよ。うんうん、ふしだらな行動じゃなければ、触れられるんだなぁ~っと」
「いや┄だから~触るなって、言ったよねオレ」
「でもね姫君、俺はさあ~君が良く頑張ってるときに、普通に褒めたいわけよ。それにな、もしいま┄脱出するときに、危険な者から守るときに、触れられないと困るわけ┄わかった?」
┄確かに┄、少々┄忘れがちだったけど┄ここって敵地なんだよね
「そういうことならば納得してあげる、だけど┄もう撫でなくていいだろう?」
アルフィードの意味合いに対しては理解でき、私は撫でる手を止めようと注意を促した
「┄う~ん、もう┄少しだけ┄」
なでなでなでと繰り返し、注意を聞いてくれず、呆れた私は溜め息を吐いたあと
どうしても聞いて置かなければならないことを尋ねることにした
「頭を撫でていいけど、一つ聞いていいか?」
「┄いいぞ姫君」
私から撫でていいと許可を得て、少々、機嫌が良くなっている隙に聞くことにした
「ねえ┄テラのいる場所ってわかる?」
一瞬ピクッと手が反応し、動きを止めたアルフィードだったけど
急に何が面白いのか、クツクツと笑いだす
「┄もしかして助けに行くつもりか?」
「うん、だって仲間だし、もしかすると、ここが敵地なら拐われてきた子供を助ける為に、テラが動くような感じがするんだよね」
「なら┄協力態勢をとるためにも、合流したいから」
「┄ふ~ん、なるほど。俺は別にいいけど┄ここから出ていくのは、結構大変だぞ」
「部屋の外には盗賊がウロチョロしてるけど┄それでも行くかい?」
外にも敵がいるだろうことは思っていた
けれど┄盗賊ってあいつらかな?
廃村で出会ったし、この村に拐われる所にも、やっぱり繋がりがあったわけだ
「行くつもりだよ。でも何人の人数がいて、配置されてるのかは、把握しておきたいの┄教えてくれる?」
「┄フッ┄元敵だった俺が教えると思う?」
「うん┄いまのアルフィードのこと信頼できるし、いまの状況的にも、貴方は私を守ってくれるんでしょ?」
試すようなアルフィードにわざと名前を言って、お願いをし、オマケとして笑ってあげれば
うぐ! っと呻き出したあと、私の頭をわしゃわしゃされて
「我が姫君は、自分の武器を使うのが上手いようだ、わかったよ、教えてやるし、守ってやるよ」
「┄オレの武器ってのは、よくわからんけど┄ありがとう!」
こうして私はアルフィードより敵の人数やテラが捕らわれている場所などを教えてもらい
いろいろと話をし、脱出する計画を立てていった
何かを気づいたり、感想などくれたら嬉しいです。




