第8話 村人の子供の失踪ー出会い①ーライ視点ー
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テラが牢屋で目覚める少し前┄私は┄目を覚ますと、知らない天井が見えて起き上がろうとしたが、身体がまだ痺れて動くことが出来なかった。
手も動くのは指だけだった
周囲の状況を確認するため、右と左を確認すると、どうもベッドに眠かされているようで
頭にはふわふわの枕の感触、身体には毛布がかけられている
「┄なに┄この状況?」
え~っと確か┄私は緑色の男に腹を殴られて気を失ったんだよね?
なら┄何で身体が痺れてんの?
それに何で私だけ┄ベッドにいるわけ‼
意味わかんない、意味わかんない
私は一人だけいるのだと思うと、プチ混乱を起こしているなか、不意に人の気配がして横を見れば
緑色の髪の男が可笑しそうに見下ろし、その瞳は冷たく、冷笑の笑みを浮かべて私をみていた
「ようやく目を開けたか┄小娘」
「┄┄┄!!!」
「お? どうして驚く、見ていればわかろう。もしかして性別を偽っているつもりだったのか?」
そういう緑色の髪の男は不敵な笑みを浮かべ、ベッドに腰をかけると私の髪を掬い頭に触れてくる
「┄さわるな!!┄」
手ではねのけたい気持ちはある、でも動けない身体が口惜しく思って睨みつけて、怒鳴れば
相手は余計に笑みを浮かべ┄頭を撫でる手は優しく、変に気持ちよく撫でて来るのが嫌で反論した
「┄なんでオレだけ┄こんな所につれてくる必要があるんだよ⁉」
状況的には、テラは┄もしかして牢屋とかにいる可能性があるが
怪我とかしてないと思い無事を祈りつつ
今は状況が掴めないため情報収集をしようと質問を投げ掛ける
すると頭を撫でていた手を止めた緑色の髪の奴は、私を真っ直ぐに見つめるなり口角をつり上げた
「┄必要ならあるさ。お前の身体の中にある力を調べるためにつれてきたんだからな┄」
「┄力って┄何だよ!」
「自覚なしと見える。まあいい┄その方が俺としては面白いからな」
そう口にすれば、男はクッククと笑い男は私の顔に手をあて頬や口、そして首筋に近づきニヤッと笑み
そして呪文を詠唱すると首筋が熱くなり始める
「う┄くっ┄‼」
「┄ほう┄やはりか┄このままイジメたくなるが、どうせ危なくなったら奴が邪魔するかな┄」
そう言い残して頭を軽く撫でたあと、部屋を出ていく音が耳に入るけど、今の私はそれどころではなかった
首から身体全体に痛みが走って苦しい状態になっていたから┄
「┄クッ┄痛い┄なにこれ┄‼」
う! と小さく呻くと息切れをしていて┄気持ち悪い┄熱い┄
誰か┄助けて┄テラ┄
そのとき苦しみの中で┄うっすらと誰かが、私の首筋に触れた瞬間┄痛みと熱さがなくなった
┄誰? と思って口にしたとき┄聞き覚えのある声がした
「ごめん。┄今は┄君がピンチのときに助けられなくて┄」
目を開けて見ると、ときどき夢の中に出てくる人物が┄そばにいてホッとする
「┄うんん、助けてくれて┄ありが┄とう┄」
ついさっきまでの苦しさがなくなったのだから、助けてくれたのと同じだと思うもの
だからこその礼だったのに┄彼は苦笑し┄
「次は守るから┄必ず」
と言い残し、私の額にキスをおとして消えた
妙に恥ずかしいことをする彼に私は笑っていた
でも┄ハッと我に返ったとき┄余計に恥ずかしくなった
「苦しいとき┄テラを一番に名前よんでるし┄私┄」
くそ! テラのくせに┄。私の中で存在が大きくなってんなよな!
と悪態をつきつつ、顔が赤くなるのは止められず┄胸のドキドキもして
困るよ┄バカ┄
そう思ったあと私は、少し眠ることにする、何か疲れた




