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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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白狼の村と冒険者試験⑦

作戦内容は、こうだ 互いに二手に別れたあとに┄最初と同じ攻撃を繰り返す


そこにジュンヤさんが┄また同じ攻撃かと油断することになり、避けるか、あしらうかな行動をとるだろう


その隙に私とテラで合図を決めていた行動により、連携技へとチェンジをし攻撃するという作戦だ


だからこそ┄互いに息の合う攻撃を出来るかが鍵となるのだ。


「┄大丈夫┄テラなら信頼出来る┄やれる!」


私はポツリと呟きパンッと頬を叩き気合いを入れ直す


さあ、作戦を実行しようか?


チラッと距離のあるテラを見れば、さっそく行動にうつしている


短剣に重心をかけた力業に属性攻撃を追加し攻撃をすると、ジュンヤさんにすぐにあしらわれ


「おや? 私のアドバイスに気づいてないんですか?」


と言うのを聞いたテラは、攻撃をかわされたのに、余裕な笑みを浮かべつつ


「┄気づいてるから┄この行動なんだぜジュンヤさん┄‼」

「┄へえ┄なるほど┄私の隙を狙う連携というわけ┄ですね!」


ジュンヤさんはテラと会話しながら、後方の私の気配に気づき攻撃を避けられた。


私はうわっと体勢がくずれるものの、テラが受け止めて体勢を整えてくれ、私は礼を言った。


「┄そう上手く出来ねえな┄ライ┄プランBだ」

「おう!」


作戦Bへの変更を告げられ、互いに後退し、ジュンヤさんから距離をあけると、交互にクロスしながら動き、テラがジュンヤさんに攻撃をした所に、私が追加攻撃をする連携方法だ。


しかし┄これも避けられるが


私とテラは┄諦める事なく、互いを信頼し力を込めた瞬間だった。


偶然にテラと触れた手と私の手がぶつかったとき、変な感覚がよぎり


二人して見つめつつも┄何となく今なら技が出せる気がし


互いに動きながら短剣を重ね、力を込めると刀身から赤と青に光始め


私とテラは頷き合い、ジュンヤさんを見据え攻撃を放つ


すると蒼の龍の身体に赤いとぐろを巻きジュンヤさんにあてた


ジュンヤさんはその光景に驚き、避けようとしたが、スピードと破壊力が強かったらしく┄┄ジュンヤさんを吹き飛ばした。


「「┄すげ~‼」」


自分達が┄やったはずなのに、技が出たことに呆気にとられていると、審判のハルマさんが勝利宣言をした


「テラとライ、両方の者を勝ちとし、準冒険者の合格とします‼」


ハルマさんの声に私達は互いにハッと我に返り、硬直していたまま1度固まりながらも、沸々と喜びが込み上げてきて、私とテラはお互いに顔を合わせれば、にまにまと口元が緩み


そして両手を合わせて叩きあい


「「┄よっしゃーー‼ 合格だーー‼」」


互いに喜びの声をあげた。


◆◇◆◇◆◇


それからあとは、ジュンヤさんからは┄あの新技の事を色々と聞かされたものの


とても┄凄いことだけはわかり┄偶然の開発物だとしか説明出来なかった。


冒険者ギルドのカウンターに戻ってくると、他にもやることがあった。


1つめは、ギルドにある水晶に触れて名前を呟き、自分の属性と職業を確定する


2つめは、冒険者ギルドの身分証明書のカードを貰いランクなどの説明をきく


3つめは、準冒険者では最低ランクFなので┄主に手伝い的な感じで、他のランクの上を補佐などが出来るなどの説明をハルマさんから聞かされて、終わって外に出た時には夕刻を向かえた頃合いだった。


もう夕方になってたんだ?

そんな長い間┄冒険者ギルドにいたのかと思っていたとき、私達の方に丁度タイミングよくジルさんが到着し、宿屋へと向かった。


◇◆◇◆


白狼の村にある宿屋の中でも上のランクの場所を選んだのか┄入り口の建物からして凄かった


何処かの旅館のような存在感があって、気分は修学旅行な感覚だと思ってもらいたい。


中に入ると玄関辺りは広く、中央にはカウンターの受付嬢が二人いる


右側の女性はショートボブの髪型にストイックな服装をしていて、耳元に赤いピアスをしていた。


左側の女性は片方に髪を結んだ感じで、少しロリポップな感じの服をしている


他の宿、それも旅をしての初宿に感動して

私とテラは同時に「「おう~‼」」と感嘆の声を挙げて、辺りをキョロキョロと見渡し観察していた。


「宿屋の手続きは済ませていますので、今すぐ部屋に行きますか? それともお食事にしますか?」

「そうだね。二人も冒険者ギルドで色々と大変だったし、もう夕刻だ。┄食事にしようと思う」

「かしこまりました。食事処は、宿屋の食堂がございますので、そちらに行きましょう主」

「そうだね。二人とも、キョロキョロしてないで、食堂に行くよ」

「「え⁉ 食堂に┄わーい! 飯だーー‼」」


私とテラは食事だとわかると、足取りも軽やかに一緒に歩き、先を行く二人についていった。

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