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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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白狼の村と冒険者試験⑥

ブックマークありがとうございます

中央にいるジュンヤさんを動かすためには、一個人、一個人が動くしか方法がない


連携攻撃をするのは不利かと思い。

テラに相談するより先に攻撃を仕掛けるために、ジュンヤさんに先制攻撃をした。


素早さとスピードの交互の技を繰り出し、下から薙ぎ払った後の上段から叩きつける攻撃をする


だがジュンヤさんは


「┄へえ、悪くないね。でも隙がありすぎだね」


と言い、素早く避けると同時にカウンター攻撃を受けて吹き飛ばされた。私は咄嗟に受け身をとり、ダメージを軽減させる中で、自分の力がそのまま受けた感覚に、僅ながら


やっぱり強い


と思え、口元が笑んだ。


そんな私の姿を見ていたテラは、なにやってんだ⁉ と言うような顔をしているものの、その表情の中には違う意図があると気づき、私はジュンヤさんに向き直ると意識を集中する


「強いのならば、何度も挑戦すべし┄だよね」


小さく呟き、私自身に言い聞かす

テラも同じように思っているように集中したあと、私を見てから頷き


そしてテラが握り手を逆手に持ち直し、駆けてジュンヤさんに足蹴りからの短剣での打撃を繰り出した。


しかし、やはりと言うか?


ジュンヤさんに効いていないらしく、軽く上半身だけで避けるなり、手で素早く鍔の所を撫でるように避けた


テラは重心系の攻撃なのに、ダメージなして、どんだけチートですか?


私は高い壁に、ため息がもれながらも、そのあともテラと互い互いに単体で攻撃をくりだしたのだった


◇◆◇◆◇


20分間ぐらいたった頃、私とテラは互いに息切れが起こる程に体力を消耗していた。


「なんなんだって感じ┄だよな┄ハアハア」

「┄ジュンヤ┄さん┄息切れ┄なしだねテラ┄」


疲れと体力消耗で┄互いに背を預けて会話をしていると、ジュンヤさんが暇そうに欠伸をしている


「なんかバカにされてるなライ」

「うん、ちょっとムカつくね」


肩で息をしている私達に┄ジュンヤさんが


「┄二人して┄個人ずつ動くと次に何をしようとするのか┄バレバレなんだよねぇ~、どうしてだろう~!」


とわざとらしく独り言のように呟くのを聞いて、審判をしていたハルマさんがジュンヤさんに注意した。


「ジュンヤさん、挑戦者に余計なアドバイスをしないでください」

「え? ただの独り言だよ」

「┄独り言┄ですか?」

「そう┄ひ・と・り・ごと」


ジュンヤさんがそう言ってウインクすると、ハルマさんは呆れたように頭を抱えていた。


そんな様子をぼんやり観察していたら、後ろにいるテラが


「うーん、個人個人じゃバレバレか┄」


などと呟き考え始めていたものの、すぐになにかを閃いたらしく、背中をあずけたままの状態で、ボソリと私に聞こえるようにテラが作戦内容を話してくれ、理解すると効率のいいものだと判断できた。


「┄それ┄いい作戦だね」

「┄だろ! この作戦でジュンヤさんを動かそうぜ、ライ!」

「うん。これはオレらの連携が大事だから┄かならず成功させよう!」


そう互いに言い合うと頷き、二手に別れた


とうとう冒険者試験なりました

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