第6話 廃村と美女の遭遇⑦
私とテラは盗賊との遭遇により、互いに短剣を掴むと、警戒を高めて相手を見据えた。
盗賊どもは私たちに近づき、ゲスな笑みを浮かべて、足に速度を上げて剣を持ち、襲いかかってきた。
私たちは魔物との戦闘でジルさんに、鍛えてもらっていたおかげか盗賊達が攻撃を仕掛けた動きが読めて、軽く倒す事ができた。
呆気にとられている盗賊どもを、ジルさんから渡された手錠をはめている。
縄よりは、いいでしょう
と渡されたとき、何処で使う機会があるのか? 不可解な気持ちだったが、まるで初めから、この事を見越していたかのようだ!
でも、何故、この世界で手錠を見ることになると思うだろうか?
警察が持ってるものだよ、普通にないよね?
ハッ、もしかして、ジルさんは! 拘束プレイがお好みで┄┄独占欲を満たしたい人に┄┄┄┄┄
「┄おい! ライ┄なにやってんだ?」
「へ? あっ! ごめん。別の世界にトリップしてたよ、戻してくれてサンキュー!」
「は? 何を意味わかんねえこと言ってんだよ。こいつらの事情聴取をするんだろ?」
「あ! そうだったな。では、取り調べをしようか! テラ‼」
警察官がこのように取り調べをするだろうなと、テラを助手のように言うと、テラはニッと白い歯を見せて笑い
「ああ、徹底的にやろうぜ、ライ‼」
私にのるように言われ互いに悪い笑みを浮かべておく、子供は時に残酷性を秘めているからね♪
◆◇◆◇◆◇
私とテラは盗賊達の体を木に括りつけ、手は手錠で抜けられないようにしている
う~ん、S心擽られるよね、フフフ
盗賊に私が問答し答えないものを、テラが脇を擽ったり、剣の柄で脅したり
ときには、私が雷撃系の魔法、スタンを使う
これは母さんから護身用に教えてくれ、注意としては、人を選びなさいね? と言われているが
この悪人達を懲らしめるのには、使っていいと思うのだ、私は!
ビリビリと強めたり、弱めたりとしている中、つい口元が悪い笑みが出てしまう
「┄ライのほうが、悪者みてえ」
とポツリとテラに言われ、私がジロッと睨むと顔をそらされた。
フ、フ、フ! 今は、テラに引かれようが、私は気分が良いので、気にしない
どんどんと盗賊を鎮圧してやったぜ! さあ、後はあと一人
となったときだった。
急に青い服を着た奴が、不適な笑みを浮かべている姿に気づいて、睨みつけるように声をかけた。
「なにが、可笑しい?」
「子供らしい、拷問だと思ってな、隙だらけで笑える」
「は? なにを言って┄┄」
「ライ! そいつから、離れろ‼」
テラが叫び、私は驚き、躊躇している隙に、青い服を着た男が手に嵌めていた手錠を溶かし立ち上がると、私を素早く抱き上げ、肩に担がれた。
「なに! しやがる! 離せ!!」
「へえ~、男のわりには、いい足してるな」
「┄触んな!」
子供の体は軽いため、大人に抗うのは、無理だろうが、顔は男の背中だ!
反撃してやる!
足は触られるのは、我慢すればいいが、知らないやつだと、気持ち悪い
私は怒鳴り散らし、男の方に反撃で雷撃をぶちこもうと動いた矢先に、バチッ! と私のものとは段違いの力量で電気を流され、私はビクッ! 体が跳ねて気を失った。




