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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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第5話 初めての戦闘訓練と野宿① 

ブックマークありがとうございます。

ブルーヒスト村から出発して、ユリジア王国までは、歩きで半年、馬車では3ヶ月ぐらいはかかる。


普通なら馬車に乗って移動するのでしょうが、ブルーヒスト村では、領主の襲撃事件のせいで、村にあった荷馬車が壊されたり、燃やされたりと使い物に、ならなくなり私とテラにジルさんの3人は、移動手段を奪われて、徒歩で行くことになったのです。


ならばとジルさんが提案を、私達にはなしました。


「┄旅の間に君達が強くなりたいと思うなら、王都に着く間まで、戦闘技術を教えますが、どうしますか?」


と言ってくれたのです。

私は喜び、テラは一瞬ゲッ! と言っていたが、実力とも強いと知っているため、しぶしぶながらも苦笑気味に了承した。


「┄お願いします! ジルさん」

「┄お願い┄します┄ジル」


私達が、返事をかえすとジルさんは


「わかりました、これからビシバシと戦闘訓練をしますから、覚悟して下さいね」


と話し、そして私達は魔物との遭遇するたびに指導をうけることになった。


初めての戦闘は、魔物のブロッフという、イノシシ形で特徴は日本にいるものと似ていて、唯一違う部位は額の上に角があることだ。


「あの角は雷撃を、放ちますので注意して下さい。あと弱点は横腹と眉間です。二人で連携して戦ってみなさい、私は後ろでサポートしますので」

「「は? なにいっちゃってんですか! オレ)達、魔物との戦闘は初めてなんですが!?」」

「┄そうですね、だからなんですか? 私は言ったはずです、戦闘技術を教えると」

「誰が一緒に戦いながら教えると言いました。戦いを甘くする気は┄┄ありませんので頑張って戦いなさい。しっかり戦うときに指摘はさせてもらいますから┄」


「「┄鬼だ!」」

「┄文句言う暇は、ありませるよ。もう戦闘は始まってるんです┄行きなさい」

「あーもう、行くぞライ!」

「┄おう!!」


戦闘が始まる。

テラは腰にある短剣をとり、ブロッフの背中を切りつける攻撃をする


私は自分の短剣をとり、ブロッフの後方へと回り込み、切りつけるが、小さなダメージしかあたえることが出来なかった。


「┄ライ、もう少し手首の柄を短くし、腰を低めに攻撃しなさい」

「テラは、重心を重く力を入れなさい。ブロッフの背中は硬いですから┄」


うわ┄、もう指摘がきた。

私はジルさんから言われたとおり、柄を短く持ち、腰を低めにしてスピードのある攻撃をしかけた。

するとブロッフの尻を切りつけれた。


次にテラも己れの短剣に重心をかけ、力をこめて刺すとブロッフの背中を貫く

そしてブロッフはダメージを受けたあと、叫び声をあげて倒れるのを見たあと、私が首筋に短剣で止めを刺すと動かなくなった。


「┄倒したのか?」

「┄ぽいかも?」


お互いに呟くと、初めての戦闘で魔物を倒したことに嬉しくなり、近づいて両手を叩きあい喜んだ。

しかし、ジルさんの声がした。


「┄何してるんです! まだ生きてますよ!!」

「「え!?」」


私達はお互いにブロッフを見ると、ゆっくりと起き上がり、首筋を切った傷口は塞がり治っていた。次に叫び声をあげて、足蹴りで土を蹴り勢いよく私達の方へと突進してきた。


な!! マジで!!


と私が思っていたら、テラが私を後ろへとやり、私を庇おうとした


「┄テラ! 何してんだよ!」

「うっせ! お前を2度も怪我をさせるか、お前は俺が守るんだよ!」

「┄は? バカ┄! なに言ってんだよ! オレがお前を守るんだ!」 


そんなやり取りをしていると、目の前に風が吹き、ブロッフの身体が無数に切り刻まれて絶命する場面に、私達は言いあいをやめて、呆然としていると、深いため息が耳に入り、怒声の籠る声が聞こえた。


「┄あなた方は、よほど死にたいようですね」


私達はジルさんのいる方向を、恐る恐る見ると、とても良い笑顔なのに、威圧感を出し、腕を組みをしている様子は怖く

私とテラは互いにビクッとなり、勢いよく謝りました。


「「┄すみません、でした!」」

「おや、何に対して謝ってるんです? テラにライ」


背筋が寒くなる笑みに、笑顔が恐怖になる瞬間を感じた。

私達は直立不動の体勢で、互いに悪いところを述べると、ジルさんは威圧を抑えながら

厳しい言葉で私達に注意するべき問題を伝えてくれたのだった


そして、このあと2~3回の戦闘があるが、まだまだ未熟な私達を指摘がとび

ときどきジルさんを怒らせたりという出来事を繰り返し、時間がすぎていき、夜を迎えることになった。

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