第5話 初めての戦闘訓練と野宿①
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ブルーヒスト村から出発して、ユリジア王国までは、歩きで半年、馬車では3ヶ月ぐらいはかかる。
普通なら馬車に乗って移動するのでしょうが、ブルーヒスト村では、領主の襲撃事件のせいで、村にあった荷馬車が壊されたり、燃やされたりと使い物に、ならなくなり私とテラにジルさんの3人は、移動手段を奪われて、徒歩で行くことになったのです。
ならばとジルさんが提案を、私達にはなしました。
「┄旅の間に君達が強くなりたいと思うなら、王都に着く間まで、戦闘技術を教えますが、どうしますか?」
と言ってくれたのです。
私は喜び、テラは一瞬ゲッ! と言っていたが、実力とも強いと知っているため、しぶしぶながらも苦笑気味に了承した。
「┄お願いします! ジルさん」
「┄お願い┄します┄ジル」
私達が、返事をかえすとジルさんは
「わかりました、これからビシバシと戦闘訓練をしますから、覚悟して下さいね」
と話し、そして私達は魔物との遭遇するたびに指導をうけることになった。
初めての戦闘は、魔物のブロッフという、イノシシ形で特徴は日本にいるものと似ていて、唯一違う部位は額の上に角があることだ。
「あの角は雷撃を、放ちますので注意して下さい。あと弱点は横腹と眉間です。二人で連携して戦ってみなさい、私は後ろでサポートしますので」
「「は? なにいっちゃってんですか! 俺達、魔物との戦闘は初めてなんですが!?」」
「┄そうですね、だからなんですか? 私は言ったはずです、戦闘技術を教えると」
「誰が一緒に戦いながら教えると言いました。戦いを甘くする気は┄┄ありませんので頑張って戦いなさい。しっかり戦うときに指摘はさせてもらいますから┄」
「「┄鬼だ!」」
「┄文句言う暇は、ありませるよ。もう戦闘は始まってるんです┄行きなさい」
「あーもう、行くぞライ!」
「┄おう!!」
戦闘が始まる。
テラは腰にある短剣をとり、ブロッフの背中を切りつける攻撃をする
私は自分の短剣をとり、ブロッフの後方へと回り込み、切りつけるが、小さなダメージしかあたえることが出来なかった。
「┄ライ、もう少し手首の柄を短くし、腰を低めに攻撃しなさい」
「テラは、重心を重く力を入れなさい。ブロッフの背中は硬いですから┄」
うわ┄、もう指摘がきた。
私はジルさんから言われたとおり、柄を短く持ち、腰を低めにしてスピードのある攻撃をしかけた。
するとブロッフの尻を切りつけれた。
次にテラも己れの短剣に重心をかけ、力をこめて刺すとブロッフの背中を貫く
そしてブロッフはダメージを受けたあと、叫び声をあげて倒れるのを見たあと、私が首筋に短剣で止めを刺すと動かなくなった。
「┄倒したのか?」
「┄ぽいかも?」
お互いに呟くと、初めての戦闘で魔物を倒したことに嬉しくなり、近づいて両手を叩きあい喜んだ。
しかし、ジルさんの声がした。
「┄何してるんです! まだ生きてますよ!!」
「「え!?」」
私達はお互いにブロッフを見ると、ゆっくりと起き上がり、首筋を切った傷口は塞がり治っていた。次に叫び声をあげて、足蹴りで土を蹴り勢いよく私達の方へと突進してきた。
な!! マジで!!
と私が思っていたら、テラが私を後ろへとやり、私を庇おうとした
「┄テラ! 何してんだよ!」
「うっせ! お前を2度も怪我をさせるか、お前は俺が守るんだよ!」
「┄は? バカ┄! なに言ってんだよ! オレがお前を守るんだ!」
そんなやり取りをしていると、目の前に風が吹き、ブロッフの身体が無数に切り刻まれて絶命する場面に、私達は言いあいをやめて、呆然としていると、深いため息が耳に入り、怒声の籠る声が聞こえた。
「┄あなた方は、よほど死にたいようですね」
私達はジルさんのいる方向を、恐る恐る見ると、とても良い笑顔なのに、威圧感を出し、腕を組みをしている様子は怖く
私とテラは互いにビクッとなり、勢いよく謝りました。
「「┄すみません、でした!」」
「おや、何に対して謝ってるんです? テラにライ」
背筋が寒くなる笑みに、笑顔が恐怖になる瞬間を感じた。
私達は直立不動の体勢で、互いに悪いところを述べると、ジルさんは威圧を抑えながら
厳しい言葉で私達に注意するべき問題を伝えてくれたのだった
そして、このあと2~3回の戦闘があるが、まだまだ未熟な私達を指摘がとび
ときどきジルさんを怒らせたりという出来事を繰り返し、時間がすぎていき、夜を迎えることになった。




