第4話 旅立ち⑤
数日間の話をします。
父さんがなんとセクイズ様とコソコソと動いてます。
何をしてるのかと聞くと、私とテラのため色々としてくれてるようだ。
色々ってなに?
私の夢の実行させるためなら、何処かに、いくのかな?
とは思うけどテラは両親から王都に行くか?聞かれたらしい
王都か? 私も出来るなら行きたいけど、父さんの準備で場所が同じとも、わからないんだよね
テラの事を父さんに話したら、う~んと唸り腕組みながら、何か考えていたが、ただ一緒だったら良いよな?と言われて嬉しかった。
そうそう、話は変わるけど、ジルさんの店に行って、動物に名前をつけることにしたんだ。
会うたびに、動物?って本当にへんだからね。
それでテラと話し合ったんだ、ヒュードラ達からの邪魔をされつつも、頭にクロエと名前が浮かんで呼んだんだ、するとクロエは名前がすんなり受け入れられたのか、喜んで返事を返すように鳴いてくれた。
私達は嬉しくて、笑いあった。
あと1つクロエの様子も変わったんだ。テラが触ろうと嫌そうに毛を逆立ててたのに、今は、普通に撫でさせてあげてるの!
何か、気持ちの変化でもあったのかも知れないね
村の荒れぐわいも、だいぶ修復されてきた。
一週間後、私達は集会場の広場に呼び出された。中には父さんにセクイズ様、そしてジルさんがいた。
「┄話ってなに? 親父が、こんな所に呼び出すなんて、余程の事だろう?」
「うん、オレも┄そう思ってた」
私達は互いに疑問に思った事を父さん達に言うと、父さん達は互いに笑みを浮かべ
「「二人への王都に行く準備が整った」」
「は?」
「へ?」
突発的な爆弾発言に、テラと私は、間抜けな声をあげる
「二人とも、話が飛びすぎてますよ。テラ達が呆れてるではありませんか?」
いえ、呆れているというより、意味不明なだけでして、隣のテラなんて┄┄┄うわあ!本当に呆れてるよ!
父さん達はジルさんのフォローに気づいたのか、確かにと言ったように、咳払いをして1つ1つ説明してくれた。
「話を飛ばしすぎたな。俺とローランドは二人の願いとも言えるのが、王都にあってな、そこで学園へと入学手続きを踏んだんだ。一週間前にな」
「┄あ~、だから、あんなこと聞いて来たのかよ┄、勝手だけどな」
テラがじと~っと睨みつけると、セクイズ様はハハッと笑って流す
「セクイズも俺も、あの襲撃後に思うところがあってな。後々のためと思いの行動だったのだ」
「それに我が息子の願いを聞いて、俄然!応援してやりたい気持ちもあったからな」
「┄父さん、ありがとう!」
ガバッと抱きつくと父さんもぎゅっとしてくれて幸せだった。
「「┄親バカだ」」
セクイズ様とテラが一緒に言い、私達は笑う。ジルさんも微笑ましそうに見ていた。
「話がそれたが、そういうわけで、手続きも済んだことで、紹介状が届いてな、二人に話そうと言う流れになったわけだ」
「そして、これが紹介状だ、受け取ってくれ」
父さん達は私とテラに1つずつ、封をされた紹介状を手渡してくれた。
けど、テラにはもう1つ何か手紙を渡している。テラは一瞬驚いた表情をしていたが
「┄それは、いつかお前自身が決心したときに開けろ!いいな」
とセクイズ様の言葉に、頷き「ああ┄」とポツリと返事をした。
どうしたのかと父さんを見ると、父さんが声をかけてくる
「ライ、いつかテラの心が不安や、寂しさがあったとき、支えてやってくれ」
「え? ┄そんなの当たり前だよ!」
「┄なら、いい」
と言って父さんは苦笑気味に笑い、頭を撫でられる
何でそんな顔をしてるのかと思ったけれど、私自身聞かないほうがいいと本能が言ってる気がして、ただ黙って、なされるがままになっていた。




