第4話 旅立ち③
続けての投稿です。
短めになっております。
母さんのお使いが終わり、訓練場でエル兄から剣の訓練をテラと私は受けて、夕方にはジルさんの所でお茶をし、帰りは別々に別れて家にたどり着く
そんな平和な日常の中を繰り返すのは、とても安心するものだったけど
1つ私には平和の中に、己れには、譲れない思いが育ってきていた。
あの襲撃で自分の力は、経験の差には、敵わないと感じた。負傷したからと言ってもだ。
強くなりたい!もっともっと強く
このまま、村の中にある平和に埋もれてしまえば私は弱いままで、経験のある実力者との差が広がって行く気がしてならなかった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
夕方の食卓には、父のローランド、母のロイエ、そして私とでテーブルを囲んでいた。
今日の夕食のメニューは、イノシシの魔物ステーキとクリーム煮のザイエだ。
フォークとナイフでステーキを一口サイズに切り私は口に運びながら考える。さて、どのように話をきりだそうか?と思案していたら┄┄
「あら、どうしたのライ?今日はあまり食事に手をつけてないようね、気分でも悪いの?」
首を傾げて長い髪を三つ編みをした髪が首から垂れて心配そうに言う母の表情に父さんまでが私を見てくる
「そうだな、お前にしては食事のスピードも遅いな?体調でも悪いのか?」
「うんん。別に、健康的にも大丈夫だよ!!」
元気よく笑いながら私が言うと、母さんと父さんは互いに見つめ、頷きあうと食事の手を止めて
「┄騎士の試験を受けたいのだろう┄ライ」
「┄え!?なんで私が言いたいこと┄気づいたの?」
「あら、そんなのわかるわよ!だてにあなたの親をやってないわ」
「そうだぞ、それに、ライはテラの背中を守りたい、そうセクイズから聞いていたからな。いつか、そう言うだろうと思っていたんだ」
「そうよ。私は心配だけど、娘が向かう未来を壊す気はないもの。夢に向かうにも努力は必要よ、だから親としても子供を応援したいと思うものよ、ねえ、あなた」
「ああ。┄┄受ける気があるなら、色々と準備をするが┄どうする?」
「う、受けたい!私は┄┄強くなりたいんだ、もっと!だからお願いします‼」
私は立ち上がり、勢いよく腰をおり願うと二人はクスクスと笑い
「わかった。なら準備をするため少し待っていろ、そのときに渡すものがあるからな」
父の言葉に視線をもどして
元気よく「はい‼」と返事をした。




