第3話 継承⑥
次の日まで休息をとった私達は、互いの家に帰る事になった。
でも一応はジルさんに目が覚めた事を知らせようと、テラが珍しい事を提案され私は目を見開いて驚いたら、テラがちょっと不機嫌なってしまうが、ジルさんの所へ行くなら気にせずに行こうと先を促した
喫茶店(妖精のしっぽ店)にたどりついた私達は、少々戸惑った。
だって!店先の入口辺りから行列ができてるんだよ。それも女性客から男性客がいて、人数的に多いんだもん。
それに客の流れだっていいし、なにがあったのかと疑問符が頭に飛びまくりのままに
「┄なんでだろう?」
「┄だよな?」
と呆然と立ち尽くしたままに、疑問を呟いた。でも疑問は次の瞬間に溶ける事になった。
それは私達が立ち尽くし固まったまま動けずにいる中で、扉を開ける音と、ともに入口から声が聞こえて、お客様を送り届け、腰をおり
「┄ありがとう、ございました。またのお越しをお待ちしております」
と言って、見たこともない営業スマイル全開を向けた人物に驚いた。
「うわ~~、珍しいの見た。あれってヒュードラだよね?」
「┄う、うん。やばい┄笑える┄」
私は驚くままに、テラは口を押さえて笑いを我慢し可笑しくて体が震えていた。
うん、私も気持ちはわかるため、止めまい
おや?ヒュードラが私どもに気づいた様子ですね、先ほどの出来事が幻かと思うかのごとく、足どりはドスドスと音が鳴るように歩き、顔の表情は険しいものに変わり、私どもに近づいて来ております。
いったい、どうしたんでしょうか?
現場よりお送りしました。
アナウンサーの現場実況のように、説明をしていた中で、ヒュードラは私達に近づくと
「┄いま、見たことは、すぐにわすれろ!!┄いいな┄」
すご~く、威圧込みに声音を低くして言われ、私どもの頭に手を置き力を込められたが
チラッとテラを見ると、コクリと頷いたのを確認し私達は声を合わせて
笑顔で正直な気持ちを話した。
「「┄うん、嫌です。こんな面白そうな場面は早々にないので!!」」
ヒュードラは私達の返答に、眉間はピクピクと動き頭には青筋をたてて、怒りを抑えていた。
怒ってるかなっと、私達はヒュードラの様子を観察していたとき、突如としてヒュードラがうめき声を挙げた。
「┄┄うぐ!」
「はい、やめようか!客人に、手え出すなって言ったよな。俺らにこんなことやらせてんの、ヒューのせいだろうが!!」
「┄うっ、す、すまん。だから離せ!く┄首が締まるライジ!!」
「┄チッ!わかった。ほら、客が待ってんだから戻れや、クソが!!」
「お┄おう┄」
ライジにより怒られたヒュードラは、そそくさと戻って行くのを見て、あれ?立場が逆転してない?
ちょっとライジが怖くて、ヒュードラが可哀想に見えるのですが┄┄
隣にいるテラなんてビビって小さくなっとるよ。
「そういや、二人┄」
声音が低く、ヒュードラより、凄みがある声に、私達はビクッとなり直立不動してしまう!
次の瞬間ライジは、私達を見る表情は険しいものから、いつもの飄々した表情にかわり笑顔になると次には、私達の頭を優しく撫でられた。
「まったく、ごめんな。怪我してた子供が回 復して来てんのに、あんな凄んでどうするって感じだよ。怖かったろ、後でシメとくからね」
言葉の端々に毒舌が入っていたけれど、私どもはいま、あなたが怖いですよ。言わないけど
テラはコクコクと全力で頷いてるし、私も頷いていた。
そして同時に思った。
絶対にライジを怒らせないでおこうと誓った。




