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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第1章 【思惑】
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第3話 継承③ーテラ視点ー

流れるように暖かい温もりの中に包まれた感覚が俺は感じていた。

重い瞼が開く先を見ると、見覚えのない光景が広がっていた。


なんだ┄これ? 


体を動かそうとすると自分自身に違和感を感じる、目の前に手をやると小さい手があった。


赤ん坊かい!!と突っ込む俺┄!

なにゆえに小さい赤ん坊なのか、泣きたくなる。年齢的に11才にもなっての体験、嫌すぎる、夢であっても┄┄な!


そういや、誰もいないのか?と思っていたら

急に部屋のドアだろうか?大きな音の開閉に身体がビクッとなり、何事かと思うが天井しか見れない俺、反応できん、むなしい


そんなアホなことをしていると、男の子二人が近くにいて再びビクッとするが、敵ではないようだと思っていたら、男の子二人が俺を見てホッと安堵して、笑っていた。


覗き込むように左右に一人ずついた。

右側には金髪に赤い瞳の優しげな表情で14才ぐらいに見える男の子がいて

左側には銀に近めのグレー色の髪に碧色の瞳で12才ぐらいに見える男の子がいた。

服装はひどく高級そうに見え、貴族のようだと、呑気に思っていると


金髪の奴が俺を抱き上げるなり、辺りを警戒するような素振りを見せる


「もうすぐ、ローランド達が来る頃合いだろうな┄」

「うん┄、もうすぐだよ。でも、嫌なものだね、母さんがまさか弟を狙うまで狂ってしまうなんて┄」

「ああ、私もだ。側室であるがゆえの┄暴挙は、許せるものではないが、我等の弟を狙うことなど言語道断だ。その罪をあとでじっくり、あじあわせてやろう┄ルド」

「┄ああ、そのつもりだよ兄さん」


なんか物騒なこと口ばしり、互いに黒い笑みを浮かべる、兄弟だろうことが伺えり

俺は抱き上げられている背中にゾクリと寒気を感じるなか、不意に『弟』と言う単語に、『側室』の言葉のなかにあったことに気づき

一瞬「はい?」と言いたくなりましたよ、俺は┄┄。


弟って俺かい!と口に出して突っ込みたいぐらい動揺している

だが、この動揺は次の瞬間に、もっとすることになる


またもや部屋のドアが勢いよく開閉したので、身体がビクッ!!と跳ねましたよ俺は!!

ここの連中は、扉の開閉を勢いよく開閉するのが日常かい!と突っ込みたいが、部屋に入ってきた人物を見て口があんぐりと開けて驚いたまま停止してしまった。


「┄ローランド、セクイズ、きてくれたか┄」

「はっ!!遅くなりましたが、無事に┄」


敬礼をし、白銀の騎士服に身を包んだ二人は、子供に恭しく礼をする姿は、俺の知っているよりも品格があり、若々しい中に威厳さがあって、動揺パラメーター上昇中である


そんな俺の事など気にせずに話しは進んで行き、兄弟が俺を親父達に預け、逃げるように頼み、再会の約束のもと連れていかれていき、という出来事があったりしたが

途中から赤ん坊ではなく、一歩おいたものを見ている感覚になって過ぎ去っていた。


◆◇◆◇◆◇◆◇


ぼんやりとしていた中で、気がついたときには

映像で物語が終わっていたように。

回りが白の世界になり俺はそこにたっていた。


「なんだったんだ、今の体験は┄?」


ポツリと呟き、先程の出来事へと思いにふけっていたら


「┄それは君の記憶の一部だと思ったほうがいい」


静かな声音を聞き、後方へ振り返ると、そこには蒼い髪に銀の瞳をし、白い神官のような服装を着ており、切れ長の目は幻想的で不思議な雰囲気の男が立っていた。

どこか、人っぽくない不思議な感じが、ジルに似ているが

嫌な感じはしなかった。


「┄記憶ってなんだよ!俺は、あんなの知らねえんだけど?」

「┄それは、幼きものだろう。しかし、目を見て、記憶していることもある、奥に秘めし記憶」


記憶ね、赤子のこれがね。まあ悪い気はしないが┄、一つ不可解な事を思い出す。

この状況でいま、俺にこんな事が起こったことがライにも受けているなら

嫌なものでなければと祈りたくなる

しかし、ふとした疑問も浮かぶ、あんな記憶を見せたのが最初の光の影響が関わっている可能性があると推測した。


「┄あんたが何者かはいいが、なんであんな記憶を見せたのか説明してくれないか?」

「┄蒼い使いの者により、導かれし者に、加護と力を授けるため、試練の夢を見させ、未来への進む道を指し示すためだ。他にも玉を集め、あの者の計画を止めてほしい」

「┄なぜ┄俺らだ?」

「答えは、次のとき┄」


男は短く言うと笑み、俺の額に手をおかれ┄意識が途切れるなか、まだ、聞きたいことがあるのにと、無理矢理に遮断されイラッとしたことだけ覚えておくことにした。

次には強制的に聞いてやるからな┄┄!!


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