第3話 継承②ーライ視点ー
白い夢を見る、霞みが掛かる光景に一人で立っている。
でも┄どこかで見たような感覚があった。
歩いて先へ進んで行くなか、突如として目の前の光景が、はっきりとしてくると同時に私は目を見張る事になってしまう!
だって、目の前には生前に生きていた自分の部屋にいたんだよ。
驚かないほうがおかしいと思うものさ
夢でもいいからと、もう一度、この地に足をつけたいと願ってたのだから!
でも、なんで?急にこんな夢をみたの?
と疑問符が浮かんでぼんやりとしていた時だった。肩にポンッと誰かが手を置き、反射的にバッと後方を向くと、手を置いた相手のほうが驚いた表情をしていた。
「び、びっくりした。┄┄反応良すぎ、警戒しすぎたぞ、はやちん!」
ゆっくりな物言いをしながらも、胸に手を当て鼓動を整える友人を見て、ああ麻里香だと思い出す!
生前からよく遊んでいた親友で、私と同じゲーム大好き仲間だと
私はあまりの懐かしさで、衝動的に抱きついた。
「うわっ!!どうした、急に┄?」
「┄うんん、ごめん┄少しこのままでいさせて、まーちゃん!」
「う~ん、しょうがない!なんかようわからんが、存分に甘える良い!!」
「ふふ、なんか偉そう┄」
「┄照れくささを、隠してるんで、突っ込まない」
「はいはい」
そんなやりとりも懐かしくて、ぎゅうと抱きついて甘えることにした。
2~3分ぐらい、甘えさせてもらったあと、離れると敬礼する
「まーちゃんの甘えタイム終了します」
そうかいと麻里香が一言だけ言うと私の頭を撫でたあとに互いに笑い合うのが私達のやりとりであり
互いにわかり合っているからこそ、甘えられる間柄なのだ
それに、なんで私がこんな行動をとったのか?は聞かないんだよね。
言いたいときや、話したいときは聞いてくれるのが、まーちゃんなのだ!
懐かしい、やりとりのあと、互いにゲームをやろうと言う話しで盛り上がり
私のベッドにまーちゃんが、寝ころびながら携帯ゲームをし、私は部屋のソファーを背に寄りかかり、ゲーム機をセットし始めた。
私とまーちゃんのゲームのジャンルは互いに違う。
まーちゃんは乙女ゲームにパズルゲーム
わたしはRPGやアクションゲームだったりするけれど
最近はまーちゃんの進めで乙女ゲーム『蒼き龍玉を守りしもの~七人星の騎士~』をやっていたりしていた。
なんで私が知ってるのか?その答えは、この夢のせいと判断できたが、別の意味で頭がはっきりして、記憶がよみがえってきたのだろう!
そして、何故?私がこの乙女ゲームに、はまってやっていたかも思い出した。
恋愛シミュレーションRPGゲーム『玉輪の王』と乙女ゲームは世界観を類似しているのだと
まーちゃんに聞くと、なんでもキャラクターがイケメンだからとファンが多く、女性向けを作ったらと制作やゲーム会社にファンレターの意見が殺到したらしいのだ!
まあ、俗に言う私も、そう思っていた一人だったりするため、ゲームに飛びつくのに時間はかからなかった。
とまあ、思い出した事を頭で整理していたら
「そういえば、はやちんは┄すきなキャラって第3王子って言ってたけど┄今でも好き?」
「へ?なに、唐突に?」
急な話題に驚いて、まーちゃんを見ると。
寝ころんでたはずなのに、ゆったりと座り、足をベッドから出した状態で、ニヤニヤしている
「もし、そのキャラのゲームに入ったら┄どうしたいかなぁ~て?」
「え?そんなの┄決まってる。横に立って一緒に戦いたいかな?」
自然と口から出た言葉は本心だ。
テラの横で背中を守れる人間になりたいと思っていたから
それにゲームのときに名前が出ていたから、覚えてたんだ
テラヴァルト、愛称でテラと
夢だから思い出せたが、目を覚ましたら忘れるのかな?
苦笑気味に応える私を見ていた、まーちゃんはなにを思ったのか?両手で私の顔を掴み
「その気持ちを、忘れたらダメだよ!目を覚ますまで、そしてあの子を守りなよ┄」
と真剣な眼差しのなかで、不思議な事を言うまーちゃんを見ると、急に目の前にいた人物が消えて、白い世界へ移り変わっていくが、何故か?驚くべき状況なのに、冷静な自分がいた。
この感覚、覚えがあると、そう思える、変なの?
けど前世を思い出したときに、誰かとこのあと会ったんだっけ┄┄
「┄また、来たのかい。はやかさん┄」
「お久し振り、また、会いましたね」
この先の会話は、またのちに語ろう思う
この人と出会い、元の姿の私から転生した姿のライに戻り目を覚ます。わずかな夢の記憶と、ともに




