閑話 ある騎士の視点1
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この話しは、テラがジルと別れた後に、何をしていたかを
ある騎士の視点で書いています。
私はある国のある方の命令により、領主の間者をするように言われ、部下を数名を伴い旨い事、騎士として侵入を果たすことに成功する
だが、侵入そうそうに妙な現象が起きた。
ブルーヒスト村に襲撃との命令が下った直後、騎士や兵どもに異常が起こる!
狂っていくのだ、感情を無くし人を人とは思わないアンデットのような様子にみえた。
俺や部下達には、ここに侵入する前によりジルという協力者によって防御系の
魔道具を渡されており、どうにか正気の状態を保てていた。
しかし、私達だけが正常である間者だとばれる恐れがあるため、対象者を騙す必要がある!私達は演技をすることになったが、徐々に部下達の腕輪も危うくなり始めるも、どうにか出撃命令により館の外へ移動することが出来た事で魔道具の腕輪が壊れずにすむ
そして、私達はある少年と衝撃の出会いをした。
それは森を駆けて走っていたとき、領主の命令で村にある宝玉を取ってこいと命が下ったためだ。
「おい!あすこに、村の子供がいんじゃん!」
「お!マジやんか?なあ、あれ襲っていいか?」
部下の二人が楽しそうに、私に意見を求めてきた。
二人が言ってた方向を見ると、確かに少し先に10歳そこらの少年がいた。
「別に、いいが!我々の本当の任務とは違うのだ。殺すなよ┄┄子供はな┄┄!」
「へいへい、じゃあ!いくね」
「だな┄ククク」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
他の部下は別行動をとらせて、それぞれに様子や調べたものに専念させていたのだが、若干一名を私の部下と、ともに連れて来ていた。
部下ともう一人は、今!その少年に沈まされて倒された。
私は近くの木に凭れ掛かるままに、部下の二人の戦闘の様子を伺う中、観察は大事だからな
まったく、この二人は戦闘技術的に優れてるのに、楽しくなりだすと子供のように、無害化の残酷さが目立つ、そして問題児という3拍子揃っていて頭が痛くなるが
やり過ぎない程度に?私が監視しておく必要がある。
「チッ!┄てめえら、遊んでやがるな┄」
一応の忠告はしておく、言葉には、あまりやりすぎるなよの意味を込めて
「お┄黙ってると思ったら┄そんなこと思ってたのかよ」
「遊んでるさ、せっかくの獲物を簡単に、殺すのって面白くないからよ」
「それに、お前も小さい子供殺したくないからって、手をかせないくせに┄ククク」
「┄┄チッ」
まったく悪い癖が出てやがるな。呆れながらも、危なくなれば止めればいいと、そう最初は思っていた
しかし、少年の戦い方や戦闘技術力を観察しているなかで
一瞬、誰かしらの顔がよぎってしまい
私はあの方達の命令の二つ目が、頭を掠めた。
捜し人の特徴、あの方達と似ている戦闘技術、頭の機転や動き、そして┄┄ときおり見せる、あの瞳、┄┄まさか?と思う
もしかすると、探していた方┄┄なのか?と
そんな思案が頭を閉めていたときだった。
いつのまにか、一番厄介な奴がキレて、少年の大勢をくずした瞬間の隙を狙い、攻撃を仕掛けた。
何をしておるのだ!┄私は、咄嗟に少年を助けようとしたが、一陣の風が少年の前に吹き、金色の髪を靡かせた人物が現われ、剣を受け止める音が響いた。
そして次には、剣と剣が交差するように交わり、剣戟の音を聞いていると嫌な汗が背筋を伝う、部下の一人である緑の髪の男、キルドも頭に手を当て「うわっちゃ~」と声をあげている。
キルドも私と同じで、ジル殿であると気づいていたが
赤髪の男でキレているロウは、冷静さはなく、無謀にもジル殿に戦いを挑み。
あっという間に、ジル殿の戦いは優勢のまま決着が着いた
剣を奪い、思いっきり踏みつけ、蹴られ、なされるがままだったロウは冷静さを取り戻したのか?
「あっ!げっ!!」
と二言呟いた後、ジル殿は深い笑みを浮かべ、重い一撃をくらい気を失った。
これが決着の内容だ。
少々、現実逃避をしながらも、ジル殿を見る
ヤバイ、あれは怒っていらっしゃいます。
怖いです。恐怖です。どうしましょうか?
チラリとキルドを見るが、ブンブンと首を振り、どうすることもできませ~んと涙目で訴えている
泣きたいのは、私ですよ。
ですが、ジル殿があの少年を守っているのなら、確信がとれますから。
さあ、声をかけにきなして下さい。
そう思っていたのですが?くるりと私達から離れて少年の方へ行かれた。
まさかの無視ですか?まあ、少年を痛めつけてしまったので、当たり前でしょうね
ジル殿は少年の頭を優しくなで、色々と会話をしてたのですが、不意に私達の話題があがり、チラリと私達どもを見ているジル殿の瞳は、人を射殺すほどのものを向け
「少し、聞きたい事情がありましてね。それにあすこの二人にもね」
慈愛の表情をするジル殿の言葉に、俺達は視線を反らす
何故なら、のちの状況を思うと自然とガクガクと震えてしまうというものの恐怖がある!
だが、火種は、まだ私達をターゲットにしていた。
「知り合いか?」
「いいえ、あんなゴ・ロ・ツ・キは知り合いでも、ありませんからね!気にしないで下さい」
ハハハ、知り合いでもとか、ゴ・ロ・ツ・キですか?
本当に怒っているよ、眉間に皺よりまくっていた。
本当に少年の会話後が怖い┄┄ですよ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
少年はジル殿との会話終了後に別れ、奥の方へ行き見えなくなった頃、私とキルドは、気を失っているロウを羨ましく思いつつも、痛めつけられている奴を、起こす気にならず、ただ┄┄自分たちはこれから説教という恐怖が待っていると覚悟するしかなく、静かにその時を待っていたが、いっこうに説教がこない事に、ジル殿を見ると呆れていた
「┄┄目的には、あの子に知らせるわけにも、いきませんからね。そういう条件がありましたからね。それに知り合いではないと言いましたが、まさか!あなた方が接触していたとはね」
ジル殿の言葉に私は「は?」と間抜けな声が出てしまう
今の言い方では、まるで初めから知っていると言っているようなものだ!
そんな疑問がわくが、今は確認するべき内容がある緊急かつ大事なことだ!
「┄ジル殿、先ほど別れた少年は、私どもが捜していた人物と捉えていいのだろうか?」
「そうと、判断する要素があるため教えてるんですがね」
真実を確かめる質問にジル殿は、ただ淡々と答えて、呆気にとられつつ
ああ┄これで任務が終わると安堵したくなったが、報告をして始めて終了するため、今はまだ気を抜くときではない
私はフウーと息を吐く
「ならば、早急に知らせに行かねばならない。ジル殿、協力と訓練の礼は、のちほど致します。キルド!ロウを担げ、あと他の部下に連絡、我らはこれより城へ帰るとな」
「うお、マジ。了解です!早急に行動しやすぜ」
キルドは、さっさとロウを担ぎ上げ、散ってる部下に連絡を取りに行く
私はジル殿に一礼して去ろうとしたときだった
「┄城へ行くのでしたら、言伝てを頼めますか、ロベルト・アヴァルディー殿┄」
「え?何で、あなたが私の名を┄?」
急に名を呼ばれ、振り返ればジル殿は笑みを浮かべていた
その姿に、この者とのつながりあう人物が見えてきた。
だからだろう、私はジル殿の言伝てを受ける事にした
これがのちに、我らの国の運命の歯車が動き始めるなど
今の私には、わかるわけがなかった




