襲撃⑦
動物が私の腕の中で寝てしまい。
私とテラで微笑みながら見つめる。
「眠ってしまったね、この子┄?」
「だな、ライの腕の中が安心するんだろうな。」
「そうだと、いいな。┄┄何かこ子、辛そうな顔してたからさ?」
「これからは、いい思い出を作ってやろうぜ」
「うん┄。そうだね!」
動物をクッションの上に置き、二人で互いにわらい合う。
和んだとき、不意に動物を見ていて、ある事に気づいた。
「ねえ、今後はこの子の世話をするんだし、名前を決めないか?」
「いいんじゃないか?いつまでも動物って言うのも、変だし。」
唐突かと思ってたのにテラも同じ事を考えてたらしく同意してくれた。
私達は互いに、どんな名前がいいか?と思考をめぐらそうした、その時┄┄┄
┄┄┄グウ~~~!!と静かな店内に2つの腹の虫が鳴り響く
私は咄嗟に自身の腹を押さえる、隣ではテラも腹を押さえていた。
「┄┄┄お腹、すいた┄┄みたいだね、お互いに」
ポツリと私が呟くとテラは、こちらを向いたのち、頭をかき
「そう┄┄だよな。訓練で身体動かしてから、何も食ってないからな?」
「本当、忘れてたよ!」
互いにハァ~と息を吐くなり、笑いが込み上げ、顔を見合せしまったが、近くに動物がいることを思いだし、互いに小指をあてシーと言い合い和む
そんなやりとりをしている中でも、腹の虫がグー!と鳴り悲鳴を上げる
「カウンターに何か、食べ物がないかみてくるよ!」
私は腹の虫がおさまる物を探すべく、テラに提案をすると
俺も行くよと言わんばかりに横に来る
「じゃあ、カウンターで探索だ!!宝は食べ物だ、行くぞ!ライ!!」
「えっ?┄┄おう!」
いきなりのイベントてきなことをいう、テラのテンションの高さに、よほどお腹がすいているのだろうとわかる
私も腹がへっているため、返事をしてカウンターに向かう
ことにした。
カウンターへとたどりつき棚や、台所などを物色し食べ物を探す。だが、なかなか見つけられない、そう思ったとき
「┄┄あったぞ!!宝だ┄┄ライ!!」
後ろの台所下辺りを探していたテラが目を輝かせて、私に宝(食べ物)を見せてきた。
「┄┄┄えっ⁉それ┄┄┄なに?」
振り向いて見たテラの宝を見ると、固形的な硬い物を持ち色的には、みどりのような変色している物で、食欲がそそられなかった。
「なに言ってんだよ、お前も食ったことある物じゃんか?」
「げっ!?マジ┄!」
食べた事あるの、この物体を⁉嘘~~と疑惑的な真実をのべられてしまい嫌そうな顔をしてしまった。発見したテラには悪いが、不満が出てしまうのはしょうがないよね。
「なんか、そこまで嫌がられると、意地でも食べさせてやりたくなってくるな。」
ニヤッと笑いながら言うテラの目は、とても楽しげに台所で何かをやり始めた。
私はその光景を見なかったことにした。
さあ、別の食べ物を探そうかね!
しかし、他を探索するが、宝は見つけられず腹の虫だけが余計に悲痛な叫びが繰り広げた。
そんなときだった、台所方面から美味しそうな匂いが私の鼻をくすぐった。
少し離れた場所にいた私は台所に向かうと、テラがさかさか動いている所から匂いはしていた。
わずか数センチの距離なのに、光り輝くその場所へ近づき見た。な、なんとパンにレタス、トマト、そしてとろ~と、とろける┄┄チーズだ!!
中にハムも入っているではないか!!
いつのまに、このような宝を見つけたのだテラは!?
目の中に入れんばかりに宝を見ている私に、テラが声をかけてきた。
「ふふ~ん、すげーだろう!パンズサンドってやつだぜ。親父から教えてもらったんだが、なかなか旨くいったんだぞ!」
自慢気に話してくるテラに、私は、バッと顔を向け、ガシッと手をおく
「どこで、このよいな材料を見つけたのだ!!」
「ああ、ライに食べさせるために一通りの物は集めてたんだけど。」
「┄┄負けたーーー。」
ガクッと項垂れた私にテラは呆れるように息を吐く
「勝ち負けより、腹がへってんだからたべようぜ、二人分作ったんだからさ。」
「テラよ┄、今日のお前は神だ!!」
「はいはい、ほら、テーブルに行ってくうぞ!!」
ふ、軽くのってくれてもいいのに?でも、もっとも腹がへっているため、無駄なやりとりは必要ないと思い直し、おとなしくテーブルの椅子に座ることにした。
テーブルに対極的に皿を2つ置き、上には輝かしいサンドが┄┄┄
くう~~!やばい!食いたい!
そう思うと口から涎が┄┄。いかん、女としては、だが┄!
「ほれ、飲み物はミルクでいいよな。」
テラの声に私はパンを見ながら、コクコクと頷き返事を返すと、何故かハァ~と息を吐きながらも私の前の席にすわった。
「あのさあ、先に食っていいぞ。おれも食うから。」
「マジで、けど┄┄一緒に口に運ぼうぜ。見られるよりいいし。」
先に食っていいと言われ、自分が食い意地が悪い人間のような気がして言うと、頷かれたのを見て
私はパクっと一口かじると口の中には、野菜のレタスのシャリシャリとトマトの酸味にハムの肉質がチーズに絡み口いっぱいに広がって、幸せな気分で笑顔になってしまう。
ヤバイ、旨い、最高だ!!
気分テンション、アゲアゲだと一人幸せでいいのか?いや、この気分をテラに言わねば!
そう思いテラをみると、まだ食べずに私を見てニヤニヤしていた。
「何で┄食ってないんだ、それに笑って。あっ!もしかして、何か、変なものでもいれたのか⁉」
「いいや、いれてない。ただ┄┄美味しそうに、食ったな~って思ってね。」
「はぁ?、回りくどい言い方、すんなよな」
意味不明な言い回しに、つい先ほどのテンションが下がり
イライラ気味に言うと、よけいにテラは笑みを深め、最初に見つけた固形物を見せてきた。
最初に見た量よりは、へっていた物。そして自分の食べているサンドを見比べ、テラを再びみるとコクリと頷かれた
「嘘だろう、それが入ってんのか⁉」
あまりにも衝撃の事実に驚いたが、いったいどこに入っていたというのだろうか?
「これは緑色をしているが、焼くと黄色に色づく特別な材料で作られるやつなんだ。」
「ライは俺の家で食べた事のある、チーズの蒸し煮パスタだって入ってたのに、原型を知らなかったとはね?」
ぐほっ!とダメージを受けるが、確かに原型は知らない!
料理場である台所は母上の戦場だと入れてくれなかった。
それに食べる派のせいで、興味がなかったせいかも
「な、なんでテラは、知ってんだよ!」
「さあ、食べようか?俺もいい加減腹へったし┄┄。」
ふとした疑問が浮かび、前のめりに聞くと、テラが誤魔化してくるためムカッとしたが、グウ~と腹の音が部屋中に響き、怒る気が失せて再び座ると
「覚えてろよ、絶対に聞くからな?」
一言、そう言うと「はいはい」とながされて食事を始めたテラを睨み付けつつも、また一口かじると幸せの中に入ってしまう私を、ふっ、人は食事には無力とかすのだ!
無念なり!




