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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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第9話 真実と継承ー脱出⑧ーテラ視点

お久しぶりです、色々忙しく更新せずにいたら、ブックマークが増えていて驚きました。


これからも頑張って更新していきます。


少々不定期になりますが、見棄てずにいてくださいね。

牢屋の地下から一階へと辿り着いた俺ことテラと、ディグレ、ナイト、カーラやウィルク達や他の子供達で黒い扉となる場所へと向かっていた。


途中┄地下にいた化物やゾンビがわらわらと湧いていて、互いに臨戦体勢をとり


ウィルクとブランスは俺やディグレ達や、子供達を守るように仲間に指示をだし、警戒を滲ませながら的確に戦い、打ち漏らした敵は俺達でどうにか戦っていき、段々と連携がとれていく。


ディグレは後方から敵を切り伏せ。

カーラは素早さをいかし針金が、いつの間にか2本になり、指で挟み┄敵の一瞬の隙をつき攻撃を仕掛け、打ち放ち倒して行く。


その姿に、ときおり暗殺者並みの動きと仕掛ける攻撃や切り口に


「お前の技、なんか暗殺系に見えるんだけど気のせいか?」


と突っ込めば、ナイトはカラカラとかるく、口許を怪しく笑みを浮かべる


「まあ暗殺技やが、これ親父から仕込まれとんからな、それに┄あんま追求は感心せんで、知らぬが仏やでテラ┄。」


怪しくも目元は笑ってないことに気づき、いまは触れないほうがいいと思えて視線を他に向けたとき


ふとカーラと目が合い、ゾンビを切り伏せたのか血がこびりついていて、俺を見るなりニヤリと笑い


「あんま、ナイトに追求はせんのは正解だ、あいつたまに恐いからな。」


と告げてくれ、俺の判断は間違っていないのだと確信した。


そのあと俺は俺で出来る範囲で探知スキルを全開にし、気配を探りながら敵の相手を塞ぎ、ジルからの戦術で学んだ守る戦いをし、3人にそれぞれ指示を出していくと、防御と攻撃、支援をうまく両立して動いていった。


ウィルクからときおり的確な指示が飛ばされ、それぞれに役割を担い、通路を進んで行けば、一階の中央広場辺りに辿り着く


そこでは┄すでに戦闘が繰り広げてといる場所と、僅かに敵が減っている場所とで分かれたように戦闘の光景があった。


中央広場というよりかは玄関ホールだよな┄┄そのわりには空間が変じゃないか? 妙なフィールドが広がってるような。


歪むような感覚が俺の目に写り、そんな感覚を感じているときだった┄


急に俺の短剣がまるで共鳴するような音が耳に入り、先程の思考など遮断され、何が起きたのか? と疑問が過って短剣を見れば、中央の玉から音が鳴り出す反応に気づく


まるで近くにいることを知らせるように鳴るものだから、周囲を見て確認するも、誰にもこの音が聞こえていないようで、何を知らせようとしているのだと困惑気味でいると


クイクイと俺の腕を引っ張る動作に、意識を向けるとカーラが驚いたような表情で階段上の階を仰ぎ見て指を指していた。


「おい、あんな所に女がいるぞ┄どういうことだ⁉」

「┄はあ?┄バッカじゃねぇーの! あんな所に女なん┄えっ‼ はぁ~、はい~‼⁉」


何をトンチンカンなことを言ってんだと思いながら、なんとなく┄その方向を見れば

確かにスカートをはいている可愛い感じの少女が┄俺の好きなタイプの女がいた。


だがしかし┄よく見れば、誰かが過りそうなのにと思っていると、少女は手摺に身を乗り出して勢いよくブンブンと手を振り、俺の名前を呼ぶ声に


もしかしなくても┄ライか⁉


とか呆気にとられるも、次には何でそんな可愛い格好してんだよ‼ とか叫びたくなる衝動にグッと堪え、ライの声に力が抜ける。


アレッて俺の幻ですか神よ、つね日頃より女性の服とか似合いそうとか、ちょっと想像したりとかしたけど、可愛いすぎだよな、あれって!


っていやいや、これは願望が見せているだけで、実際は違うんだ、ライは女じゃな┄┄┄


でも、あれってライだもんな、ヤバイ可愛い‼ って! そうじゃないだろ、落ち着け俺┄冷静になれば大丈夫、大丈夫だよな。


胸に手をあて自身の心を落ち着かせていれば、近くではカーラ、ディグレ、ナイトがザワザワしだしていた。


「ほう┄ライって言うんだな、そんでテラの女なのか、ほう~へえ~ふ~ん。」

「┄もう彼女もちとは┄なかなかすみにおけませんね。」

「なんや、あんこん助ける為に、あないに必死やったんやな、テラは見所あるやないの┄グフフ。」


などと3人より、からかう口調に俺は慌てて


「ちがっ! あいつは┄か┄彼女じゃないし┄どっちかというと┄仲間で┄女じゃな┄。」


動揺して、わたわたとディグレ達に弁解しようとした矢先、バタバタと足音が近づいてきて


3人に弁解するよりも早く、遠くで見るよりも遥かに可愛いさのあるライが俺に向かって走ってくるものだから、胸の鼓動がヤバイぐらいに跳ね上がり、ほうけている間にバッといつの間にかライに抱き締められていた。


正面からの抱き締めに、手のやり場を失い空中に浮いて、近くにいるライの久し振りの感触と匂いが、余計に鼓動をドキドキと脈打ち出す。


なに┄これは、俺┄どうしたらいい、抱き返すべき?


それとも┄離れ┄いや、こんなのスキンシップだ。


落ち着け、落ち着け、落ち着くんだ┄俺‼


そう思いライを見れば、バッチリとライの瞳が間近にあり、とても心配している姿があったと思ったときには視界が揺らぐ、というか揺らされた全力で


「テラー、無事だった! 怪我とかしてない‼ あの変態に大事な所┄奪われてない‼」


ぐわんぐわんと前後に揺さぶられてしまい「ゆ~れ~る」と叫び


ライの言っている意味がわからない言葉など耳に入らずにいた。

読んで下さりありがとうございます。

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