プロローグ 年老いた魔導士は死す
初めての投稿ですので。
不足な点は多いと思います。
何卒ご容赦ください。
文体は人物で分けて使っていくつもりですが。
混乱するという方がもし多かったら直していきたいと思います。
『先生…!しくっ…まだ逝かないでください…!』
『私たちを置いて逝かないでください…!』
『どうか目を開けてください!!!っ』
おやおや、これは随分と派手のようじゃのう。
魔力反応で分かるぞ。アイヴァンくん、そしてニッケルくん…これはこれは…クリスタの嬢ちゃんも来とるかい。
この騒々しい魔力は…、魔法局の若いやつらもいたのう。
『お師匠様がいないと…この国は…、私たちは…いったいどうしたら…しくっ』
儂にはもう、声なぞ届かんぞ。しかし、山の端くれにずっと籠って来たこの儂がこんな大勢に看取られてるとは…
『アイヴァン魔術師団長閣下、ニッケル副団長閣下、クリスタ殿下…誠に悲しいお知らせですが…。ご老人はもう息をお引き取りになられ…』
ああ・・・儂は幸せものじゃったのう。
白い光が見えてるようじゃん
『汝、ようやく息引き取ったな』
儂の目の前に白い光が一度散らかった。これが死後の世界という奴じゃろう
『我は神である。』
『ほほ、神とやらはやっぱりいたのう』
儂の魔導研究で、神に関わるテーマは少なくなかったじゃが。結論から言えば神と呼ばれる存在がいることは、魔導式を使って厳密に証明できるじゃん。
しかし、儂が知る限り、だれも神を見かけたことあるやつおらんかったじゃん。不思議な話じゃのう。
『汝は、汝のいた世界で魔法の最高峰に到達した。しかと魔法の深淵を覗けた汝の存在は我が使徒に相応しい』
『ほほ、使徒…』
『汝には、我が使徒となり、魔法未開化の世界に、魔法の恩恵を齎す役割を任そう』
魔法の恩恵か・・・、それも悪くはないじゃろうが
『はぁ・・・しかし、この老骨ではとてもご尊命には…』
『汝には新なる器を用意した。我が奇跡を持って汝の使命が果たされるまで、汝の命決・し・て・落・と・す・こ・と・な・ろ・う・』
また儂の目の前に白い光が寄せ集まって来とる。
やれやれ…儂の返事まだ聞いとらんじゃろ。神というのは我儘じゃのう…




