00 天の間での会話
「うっ……ここはどこだ?」
目を開けると、そこは、噴水があり、その周りに蝶が飛んでいる。周りに綺麗な花が咲いていた。
「おーい、こっちへこーい!」
誰かが俺を呼んだ。振り返るとそこには
黒い服を着て、牙やツノが生えている、
いわゆる悪魔みたいなやつがいた、
その隣には、羽が生えており頭の上にわっかが浮いている、天使みたいなやつがいた。
2人とも人みたいな容姿で、悪魔は男性、天使は女性のようだ。
「そこのお主、こっちへおいで」
「そうだ、さっさとこい!」
なにやら早く行かないとまずそうだな。
ダッシュで悪魔と天使の元へ向かった。
「今からお主の行き先を決める。」
「今からお前はこの石版にてをかざす。
いいか?それで、白だったら今から天国へ、黒だったらオレ様が仕切る地獄へ来るのだ。わかったか?」
「はっはい! わかりました!
あとそのー、俺って死んだんですか?」
「そうよ、お主はビルから落ちて死んだ のよ、悲しいことにね、仕事熱心なのに。まぁお主のような人はきっと黒なはずないわ」
黒だったら地獄、白だったら天国。
どっちみち死ぬのだから両方嫌だな。
っていうかもう死んでるのか。
そう思いながら、石版に手を伸ばした。
手をかざした瞬間、天井が金色に輝いた
「「金色!?」」
「金色って何ですか?、なんか豪華ですね」
「我は金色を初めて見たが、確か……異世界転生だったっけ?お主を今から異世界へ転生する。」
「え?いきなりですか??まぁ地獄や天国よりマシか、まだ生きていれるってことか。」
「ではいくぞ」
そういって天使が手をパッと鳴らす。
次の瞬間また視界が暗くなった。