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イリミタタ~ガラスの少年より~  作者: 火乃輝之棒
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プロローグ

 …日が昇る少し前に目が覚めた。

 いつもより少し早い起床の割に、目はとても冴えている。


 何か良いことがあるかもしれない。


 そんな他愛のない事を考えながら服をパジャマから作業着に着替え、母譲りの緑色の髪を整える。


 …まあ、整えてもボサボサのままだったけど。


 朝食にはまだ早いので、二階建ての家を出てすぐ隣の工房へ向かう。

 …まだ父は居ないようだったので、先に掃除を始めるか

 鍵を開け、工房に入る前に扉に背を向け大きく深呼吸をする。 


「すぅーー、はーー。」


 うん、スッキリした。

 肺に新鮮な空気を取り込んだ後、他に誰か居ないか周りを見る。

 

ご近所さんの職人さん達は、徹夜をしている人達以外まだ寝てるみたいだ。

 ちょっとした、競争に勝ったみたいな優越感を持ちながら、僕は父の工房の扉を開けた。


 僕は、シェロウ王国メグレス工房職人、グラス=メグレス。


 今日もガラス細工を作ります!

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