変わらぬ部屋
やーやー自己満足小説書くの疲れるねー
まあ、ある程度までは書き続けるつもりだけど、面白いと思ってもらえてる自信は皆無なのよね〜
気がつくと見慣れない天井を見上げていた。
俺が今いる場所、それは病院の看護師室的な場所のベッドの上だった。
一回これまでのことを整理した。
とてつもない握力を持った人間、もしくはメスゴリラと思わしき生物に玉を握り潰され、あまりの痛みにわけわからんことを言って気を失った。
そして今に至る。
「あ、起きました?」
優しいお声が横から聞こえる。
どえらいべっぴんなナースはんやった。
…似非方言はやめよう。
どうやらこの部屋には俺とこの人しかいないようだ。
「他の皆様なら御帰りになりましたよ?」
キョロキョロと周りを見ていたのに気がついたのか、聞こうと思った質問の答えが返ってくる。
外を見ると真っ暗だった。
「俺はどんぐらい寝ていたんですか?」
俺が来たのは3時前、で今は…何時だ?
「そうですね…だいたい4時間ぐらいですかね」
そんなに長く?!
どこぞの保険のCM風な言い方をしてナースの人に言おうか悩んで心の中でつぶやいた。
「じゃあ、自分もここにいちゃ迷惑でしょうし、片付けて帰ります」
さすがに仕事の邪魔した上に何もせず、帰るのは申し訳ないと思い、コミュニケーション障害を抱えた俺は決死の覚悟でこの言葉を述べた。
「あぁ、片付けはいいですよ。私がやっときますんで」
べっぴんさんには通用しなかった!
与義は23のダメージ
そしてべっぴんさんをみて36回復
「アーツーキー?なーにニヤニヤされているんでっしゃろな〜?」
扉がゆっくり開かれ、少しの隙間に見える4つの目。
家政婦は見た!ってか?
「今、そのナースみて欲情したでしょ?」
雪さんがヤンデレみたいな顔をして迫ってくる。
なぜばれたし。
ついうっかり声が漏れそうになったところを俺の手が制止する。
「欲情するなら、このピッチピチの中学生を見てしろって、何度言ったらわかるの?」
つぼみも同様にヤンデレ顏だ。
…雪さんほどの恐怖はないが、セリフがとても怖いんですが。
「あ、あのぉ…お、お邪魔ですよね?」
そう言ってナースはんは去ろうとした。
「待って!助けて!この人たち、きっと私を拉致監禁するつもりよ!」
俺は必死で助けを求める。
ナースはんは笑顔で俺を見捨てる。
その時俺の脳裏によぎったのは、流医がバイクで事故った時に騒ぎ散らした病院もここだったという事実。
なぜか患者には好評だったという、あの病院下ネタ騒ぎ事件の現場は、今あいつが寝ている部屋だったな…
だったら、俺を助けてくれるわけ…ねえか…
悟ってしまった。
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俺が家に帰れたのは9:50だった。
病院から家まで約5分。
…近くて、便利…