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歩く屍  作者: 茶々丸
7/14

第6歩 戦闘開始!

遅くなりました!

その代わり、二話連続投稿しますよ~

「おい、何してんだ?離せよ、早苗を。」

「お前がこの女のお仲間か。その態度は何だ?そんな言い方じゃ返さねえぞ。」

悟は早苗のためだと思いお願いしようとした瞬間、早苗が言った。

「悟、こんな豚まんにお願いする必要はない。」

太った男は顔を真っ赤にして、早苗をぶった。

「お前調子に乗ってんな!ゾンビに喰わせてやるよ!」

早苗はニヤリと笑いこう言った。

「ありがたいな。豚まんに殺されるよりずっと楽だ。」

悟は笑いこう続けた。

「豚まんの方が旨いだろよ。」

太った男はさらに真っ赤になり、羽交い締めをしている女に命令し店から連れ出そうとした。

「待てよ!」

悟は駆け寄ろうとするが、豚まんが悟の前に立ちはだかった。

「どけよ、何が目的だ?」

「お前知らないのか?政府の発表した条件を」

「知らないな」

「そうか、まぁ教えないがな!」

豚まんは殴りかかったが悟はしゃがみ、バットを振り腹に当てたが、豚まんは痛がらなかった。

豚まんはバットをつかみ取り、捨てた。

悟は回し蹴りをするが足を掴まれ、投げ飛ばされた。悟は商品棚にぶつかり止まった。

「痛って~」

痛がっている間に豚まんは近づいてきた。 

悟はまずいと思ったが体が痛くて動けなかった。

豚まんが倒れている悟に蹴りをいれようとした瞬間、女性の声が響いた。

「大人が子供相手に何してるのかしら?」

「誰だ!?」

女性はクスっと笑いながら近づいてきた。

「名乗るほどの者じゃないわ。そうねぇ~そこのお子様の友人かしら。」

「ほう…まだ仲間がいたか。殺してやるよ!」

豚まんはストレートをするが女性はひらりとかわして、悟に近づき引っ張り起こした。

「大丈夫?外に連れ出された子も仲間かしら?」

悟は疑いながらも頷いた。

「そう。あなたはあの子の所に行きなさい。」 

「どこにいますか?」

「屋上駐車場ね。あなたの友人には伝えてあるわ。でも、嫌な予感がするのよ。早く行ってあげて。ここは私がやるわ。」

悟は豚まんを見て言った。

「お願いします。でも後で戻ってきますから、死なないで下さいね。えっと…」

あやよ。」

「綾さん、頼みましたよ。」

綾と名乗った女性は微笑み返した。

悟は豚まんの横を走り抜けようとするが、豚まんが殴りかかってきたが綾が、蹴り上げてそらした。そして悟は店の外に出た。

「貴様ァ!邪魔しやがって!」

「うるさいわよ?豚まん」

豚まんをポケットから折りたたみ式のナイフを取り出して綾に斬りつけた。

しかし綾はひらりとかわして、ナイフを持つ手を蹴り上げてナイフを落とさした。

「こんな物じゃ私は殺せないわよ~?」

豚まんは気持ち悪い笑みを浮かべて、さっきとは逆のポケットから注射器を取り出した。

「これを使えば、そんな余裕が失せるぜ!」

豚まんは自分の腕に注射器を突き刺した。

「ウグ!っっっがぁぁぁぁぁ!!」

さっきよりも素早い動きをして豚まんは綾に接近して殴り倒した。

綾は素早く体勢を立て直して離れた。

「ドラッグかしら?まぁなんでもいいわ。来なさい。美味しく調理してあげるわ、豚まん」


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