表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
歩く屍  作者: 茶々丸
6/14

第五歩 戦闘の予感

遅くなりました。すみません!

 最初の戦闘から数十分ほど歩いた所で悟達は休憩を取っていた。

「セントラルモールについたら何するか今のうちに説明しておくよ。いいか?」

全員が頷くのを見て悟は話し始めた。

「まず二人組になる。ペアは俺と早苗、真と聖夜で分かれて使えそうな道具を探そう。」

「俺は何すればいい?」

「そうだな、食糧を探してくれ。なるべく日持ちするのがいいかな」

「了解」

「悟、私達は何をする?」

「スポーツショップで武器になりそうな物を探してみよう。」

全員が納得したのを見て、悟は休憩を終わりにした。


「やっと見つけたわ~あれが目標ね。どこに行くのかしら?ああ、あなた達は来ないで邪魔だから。」

女性はそう言って振り向くと、ゾンビが三体迫っていた。

「あなた達はここで寝てなさい。」

女性はゾンビに向かって走り、一番近くのゾンビに蹴り倒すと腰のあたりから大型のナイフを抜いて顎下から、ナイフを突き刺した。

残り2体も同じように倒して呟いた。

「おやすみなさい。さて、目標君達は…いないぞ?」

女性はクスっと笑い歩き出した。



 女性がゾンビを倒している間に四人はセントラルモールに行ける大通りを見て、驚いていた。

車は衝突事故をして、あたりには血まみれの人が倒れていて、ゾンビが喰らっていた。

建物も車が突っ込んで一部が崩壊していた。

「まじかよ…こんなになってたのか。一晩で何が起きたんだ?」

「わからないが、まずはセントラルモールに着くのか先だ。いこう。」

四人は道の端をゆっくり歩きながら進み、セントラルモールに到着した。

「よし…二人ともまた後で。」

「了解、やられるなよ悟。早苗もな。」

「分かっている。真、聖夜をよろしく。」

「うん!じゃまた後で。」

二人組に別れて行動を開始した。

 

 聖夜と真はドラッグストアに入り医薬品を集めていた。

「よし、これだけあれば良いかな。でももう入りきらないぞ。」

「う~ん…悟達にバッグを持って来て貰おうよ!」

「そうだな、そうするか。ちょっと待ってね。」

聖夜は悟に電話をかけて説明した。そして電話を切った。

「了解だって。食べ物も探して待っててだってさ。」

「は~い」


その頃悟と早苗はスポーツショップに入り武器になりそうな物を探していた。

「バットは使えそうだから貰おうかな。」

「いいのか?」

「う~ん…お金を置いとこうか。それで許して貰おうかな…」

「大丈夫か?それ」

「さぁ?おっと電話だ。聖夜だ。は~いもしもし…食べ物も…了解」

「なんだって?」

「荷物が入らないから、大きめのバッグを持って来てだって。俺が持って来るから待ってて」

「ああ」

悟はスポーツショップの奥に走って行った。


「大きめのバッグは二つあればいいな。ウエストポーチを四つ貰おうかな…」

そう呟くと店の中に怒号が響いた。

「オイ!コイツのお仲間さんよ!出てこいや!」

悟はバックを持って声がする方に行くと、太った男と早苗を羽交い締めにしている女の二人組がいた。

ご意見ご感想お待ちいたしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ