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歩く屍  作者: 茶々丸
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第四歩 初戦闘ですよ

ちょっと長めですよ~

真と早苗がリビングに入ると、悟と聖夜はノートパソコンとにらめっこしていた。

「どうしたの?何か判った?」

聖夜は振り向きパソコンを見るように言った。

「見ろよこれ」

「なになに[千葉県でバイオテロ発生!政府は鎮圧及び救助活動を開始!]大丈夫か?これ」

「わからんね。どこから活動を開始するのかも分からないし、いつ来るのかも分からない。」

「じゃぁどうするの?」

「とりあえず情報が少ないし判断がし難いな」

聖夜はパソコンを閉じて

「コイツは俺が使うぞ?いいか、悟?」

悟は頷いて、カバンを渡した。

「とりあえず情報を探さないと。バックの中に必要な物を入れて移動しよう。」

悟は三人に必要な物を言って、水や携帯食品、救急セットなどをバックに詰め込む作業を始めた。

 「みんな準備は終わったかい?」

悟を除く三人は頷いた。

「よし、行くか!」

「「「どこに?」」」

「セントラルモールにさ」

聖夜がなんでと聞くと悟はこう答えた。

「あそこはさ、ドラッグストアとスポーツショップ、電化製品店があるでしょ。道具が沢山あって困る事はないじゃないか。」

その解答に付け足すように早苗が言った。

「確かにな。近くには市役所があるな。少しなら使えそうな情報があるかもな。」

2人が納得したのを見て悟は武器を渡した。

「聖夜は拾った鉄パイプで、先頭ね。」

「任せとけ!」

「で、女子2人には木刀とほうきを。」

「了解」「わかった!」

「で、最後に俺はテニスラケットを」

「・・・なんで?」

悟は気にするなと言って玄関の鍵を開けた。

「いいか?ここからは気を引き締めて行くぞ?いいな?」

全員が頷いて悟の言った並びになり、先頭の聖夜がドアを開けた。


悟の家を出て30分ほどした所で4人の行く手を阻むようにゾンビが5体いた。

「どうする?」

「迂回してもいいけど、時間がかかるぞ?」

「じゃぁ倒せば?」

「簡単に行くか?」

「一体づつ倒せばいいかな?」

「やってみるか」

悟は近くに落ちてた空き缶を真に渡して指示した。

「真、シュートの感覚で一番手前の奴にぶつけろよ」

真は空き缶を受け取って頷いた。そして、ゾンビの頭にヒットさせた。

「やった!」

が、空き缶が地面に落ちた音でこちらに気づいてゾンビが一斉に襲って来た。

「まじか!気をつけろ!」悟の声で戦闘が始まった。

まず聖夜が一番早く来たゾンビの頭に鉄パイプを振り下ろし、よろけたところを女子2人が頭を潰した。次に悟は近づいて来た2体目に足払いを喰らわせて転ばせ、聖夜が頭に鉄パイプを振り下ろした。3体目が聖夜を掴もうとした所を真がほうきで止めて、早苗が殴ってよろめかせて、悟がラケットで潰した。

「なかなか息が合ってるな。俺達」

「油断は出来ないがな!」

4体目が悟の服を掴もうとした瞬間、聖夜のボディブローが決まりよろめいた。すかさず早苗は木刀で殴りつけ、悟がラケットをバットのように振って転ばせて、真が決めた。

「悟、早苗ちゃんナイス!」

「真もな」「残りは?」「ヘルプ!!」

3人が声のした方を向くと、聖夜がゾンビと力比べをしていた。

「今行くぞ!聖夜!しゃがめ!」

悟は勢いをつけゾンビの顔に飛び蹴り を喰らわせて引き離して、早苗が木刀で倒した。

疲れて全員がその場に座り込んだ。

「はぁはぁ…サンキューみんな…」

「一つ判った事があるな。むやみに戦えないな…」

「だね…聖夜君大丈夫?」

「なんとかね…悟は?大丈夫か?」

「大丈夫だ。みんなは大丈夫か?」

真は持っていたほうきに折れかかっているのに気づいて悟に見せた。

「じゃこれ使いな」

悟は持っていたラケットを渡した。

「でも、悟は?」

「そのほうき貸して」

真からほうきを受け取ると悟は折れかかっている所に力を加え折ってしまった。

「気にすんな。これは俺が使うから」

「でもそのほうき使えるの?」

「ちょっと考えがあってね。やりたくないけどね。さてそろそろ行くか。」

再び4人はセントラルモールに向かって歩き出した。

うまく表現出来てたでしょうか?心配です。


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