第二歩 戸締まりの確認は大事
こないだ起きたのが午後4時半でした。
悟達はなんとか剣道場に着いたがある問題があった
鍵が閉まっていた
「なぁ、鍵閉まってるぜ?どうするの?」
「どうするのって鍵を取りに行くしか無いじゃん。」
「誰が行くの?」「私が行こう」
早苗は鍵のある場所を知っていると言って来た道を戻ろうとした。
「待てよ、一人じゃ危ないから俺も行く。」
そう言ったのは聖夜だった。
「そうだな、二人で剣道場の鍵を持って帰って来てくれ。俺と真はここをキープする。」
「えっ!?」
「頼むよ」「任せた!」
二人は駆け出した。
「さて職員室に戻りたいが、ゾンビが多いな…どうする?」
「そうだな、ゲームみたいに倒しながらなんて出来ないしなぁ…」
「倒す必要はないぞ?隠れながら進めばいいじゃないか。」
「それもそうだな。よし!行こう」
「なぁ真、気づかなかったけど今は深夜だよな?」
「うん、いまは2時ぐらいだよ?なんで?」
「いやな、空が明る過ぎないか?まるでどっかで火災が起きてるみたいに」
「そういえばそうだね。まさかゾンビが向こうの方にもいるとか?」
「多分な。剣道場で用事をすませたら俺の家に行こう」
真はなぜだか顔を真っ赤にして
「えっ!?こんなタイミングで!?でも私まだ心の準備が…」
「何言ってんだ?みんなで行くんだよ!」
「ですよね~はぁ…」
「おかしいな…鍵がないぞ?早苗知らない?」
「知るわけ無いだろ。もしかして開いてたりして。」
「まじか。まぁいいや、行こう」
「そうね。悟達に連絡してみれば?」
「アイツ電話に出るかな?この間三時間遅れで返信が来たぜ?」
「真にしよう。アイツは電話に出るの速いからな」
早苗は真に電話をした。
真はポケットが振動しているのに気づき出た。
「もしもし早苗ちゃん?鍵あった?えっ無かった?分かった。早く戻ってね」
「何だって?」
「鍵無いらしいよ。鍵開いてないか確かめてみてって」
悟は振り返りドアノブに手をかけて
「まさか開いてる分けないでしょう」
ガチャリといい音がして開いた
「開いてたね…」
「最初に確かめてから行かせるべきだった…うん?」
「どうしたの?」
「後ろから嫌な予感が…」
真は振り返るとゾンビが迫っていた。
「どうするのっ悟!早苗ちゃん達じゃなくてゾンビが来たよ!?」
「とりあえず中に入って木刀を頂戴しよう!」
そう言って2人は剣道場に入って鍵を閉めた。
「ふぅ…危なかった~」「ね~」
「さて木刀は…どこにあるのー?」
「剣道部って木刀使ってたっけ?」
「…いや見たことないな~」
悟はまずったと思っていると奴らは鍵を壊して入って来た。
「逃げ道がないな…どうしましょう?」
「悟!窓は!?」「いいね!」
悟と真は背後にある窓ガラスをあけた。
「悟が先に行って、その後私が行くのどう?」「いいね!」
悟が窓からでてすぐに真も出た。
後ろはゾンビになった奴らの手が獲物に触ろうと頑張っていた。
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