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チートな俺は、Gクラス。  作者: 夜来
チートな俺は、ネームレス。
51/51

「チートな俺は、ネームレス。」編 人物紹介

お久しぶりです。

ソフィ・マクエル/女/15/155/??


エクシル魔法学園、1-Bに在籍する女子。おしとやか系なのに嫉妬深い隠れ悪女。


ギルダーズチーム「Nameless」にアルトと共に所属することになったエクシルの生徒。番号は不明だが、1-Bに在籍していることからかなり頭が良い方だと思われる。

この世界では珍しく黒髪で、背中まで届くそれを首の辺りで纏めている。パッチリした目に、少女らしいそばかす。ふっくらした顔立ちは可愛らしいと思う人間が多いだろう。

クラス内ではおしとやかな女の子で通っているのだが、女性に見惚れるラウス(後述)には嫉妬深い一面を見せる。なお「Nameless」のメンバーも時々その顔を見ていて、にこやかにラウスへと攻撃を与え続ける様はまさに悪女だと皆が思っているらしい。


【チカラ】は【地面から水晶を取り出し操るチカラ】。地面から水晶の成分を取り出し、自由に発揮することが出来る。円錐の形にして針にしたり槍にしたり、板状に形作って壁としたり、中々汎用性のある【チカラ】。ラウスへと攻撃を加えるときは、極小の針で背中をちくちくと刺し続けるのが主な戦法。極小とは言っても鍼治療に使うような極細の針とは太さがまるで違うためにほぼ間違いなく痛点を貫くことになり、ラウスは苦しむしかない。


双頭龍(後述)戦では【チカラ】を上手く使いこなしてチームの勝利に貢献するも、大悪魔(デーモン)・ハーセ(後述)戦では戦場へと赴く前にハーセの部下であるブレイタ(後述)に睡眠薬で眠らされて付いていくことが出来ず、更にその姿をブレイタにコピーされて結果的に「Nameless」のピンチへと発展していってしまうという不幸な子。

アルトが目覚めたお陰でチームは勝利するのだが、帰った先のエクシリアで「Nameless」の4人は、怒ってるのやら悲しんでいるのやらわからないソフィの姿を目にするとか何とか。


勉強時には眼鏡を着用するのだが、その姿に萌えるBクラス生徒も居るわけで。彼女はため息をつくしかないのだそうだ。


―――


ラウス=ガレーダ/男/15/165/55


エクシル魔法学園、1-Bに在籍する男子。寡黙でちょっと気弱だけどやるときはやるイケメン。


ソフィと同じく「Nameless」へと入ることになった彼。番号は不明だが、大体ソフィと同じくらいだという。

碧色のちょっと首筋に掛かるくらいの短髪で、目は大人しそうなすっとした細目。それなりにモテそうなスッキリした顔立ちを持っている。

クラス内では口数が少ない男子といった感じで通っているが、ソフィとクラスの外で話す時は一転、かかあ天下の夫のような気弱な一面を見せる。例に漏れず彼も「Nameless」メンバーにその姿を目撃されており、ラウスに一定の同情の視線を送っている。違う意味で可哀想。


【チカラ】は【不可視の巨人の手を操るチカラ】。彼の手はそれより数m先にある巨人の手とリンクし、強力な拳での攻撃を行うことが出来る。巨人の手は高さだけでも2m。質量もそれなりに有るので、並みの人間ならば殴られれば吹っ飛び、潰されればまともに呼吸することが出来なくなる。巨人の手が現実の世界に影響を与えるかはラウスが自由に設定できるため、日常生活では影響を与えないようにしている。


双頭龍戦では奮闘してチームの勝利を影ながらアシストする。ハーセ戦では眠ってしまったアルトにサタナーの魔獣が近づかないように【チカラ】を振るい、ハーセの魔法を何発か被弾するものの無事に守りきった。物語では語られていないものの、勿論その事はメンバーから褒められている。しかし、エクシリアで待っていたソフィに「『針』治療」をされるのもお察し。


極度に女性に惚れっぽく、敵であるはずのハーセにさえ戦闘後に顔を紅く染めるほど。実はソフィと2人っきりで居る時は他の女性よりももっと顔を赤くしている。そんな彼女との関係は不明。そういう関係なのかも不明。不明ったら不明。


―――


双頭龍(ジェミニ・ドラゴン)/男・男/??/10mほど/巨大


ヒュマン・エリアの東側、ローカルド大平原に住む(ドラゴン)。チーム「Nameless」の名誉ある第1号の獲物。


首と頭が2つずつ有り、1つは緑が基調、もう1つは茶色が基調となっている。胴体や翼、脚は薄い緑と薄い茶色がまだらのように絡んでいて、立ち上がって翼を広げれば体長は10mほどで抜群の迫力を誇る。全身を覆う鱗は当然のように硬く、並の刃物ではダメージが入らないほどだ。

賢獣で人語を解し、また話すことも出来る。緑の首「ウィン」は高い笑い声が特徴的な若い男性の声。ふざけているような性格。茶色の首「グラン」はしゃがれているが確りとした存在感を放つ男性の老人声。じっくりと物事を考える老師的な性格。対極的な声と性格だが、喧嘩することは滅多に無いという。


ウィンは風属性の魔法を専門に扱い、特に当たると切り裂かれたような痛みが襲う緑色の炎を放つ『風龍焔(ウィンドブレス)』、着弾した箇所から大量の鎌鼬(かまいたち)が放出される1本の長槍を放つ《華風槍(ロロ・モス・ドォリ)》などが強力。グランは土属性専門。得意技は当たれば土が乗っかったように移動速度が鈍る茶色の炎を放つ『土龍焔(アースブレス)』、土で出来た槍を空中へと亜音速で発射する《続きを貫く投槍(エンダージャベリン)》など。


そして最終兵器としてウィンとグランが一緒に放つ大技《始まりの砂刃嵐(ビギニング・ダストストーム)》は周囲一帯に砂嵐を巻き起こし、その中で砂を風で固めたナイフを何千本と縦横無尽に飛びまわらせ、中に居る者を幾重にも渡る斬り傷で失血死させる事が出来る《殲滅魔法(デストラクションマジック)》。


「Nameless」のしぶとさやアルトの強さに苛立ったウィンがグランに呼びかけて《始まりの砂刃嵐》を発動するもアルトのチートにより解除され、最終的にはアルトの放った無属性上級攻撃魔法《断罪の落下刃(ギロチン)》により首を落とされて死亡した。それなりに強く、並みのチームならばひとたまりも無かったのだが相手が悪かった。黙祷。


―――


大悪魔(デーモン)・ハーセ/女/??/170/??


サタナー・エリアに住む大悪魔(デーモン)の1人(1体?)。「Nameless」の獲物第2号となった。


ヒュマン・エリアの西側、サタナーに接するヴァードの丘に多数の魔獣を引き連れて出没した大悪魔。人型では整った顔立ちに丸状に軽く結った黒い長髪。スタイルの良い長身で黒いイブニングドレスを纏い、黒いハイヒールを履いた麗人だった。その他、黒い球体にも変化できる。

性格はいたって冷静沈着。魔王の参謀(ブレイン)という大悪魔(デーモン)の別名は伊達ではなく、豊富な魔力から繰り出される魔法とその戦術にアルトを失った「Nameless」メンバーは苦しめられることとなる。


サタナーの魔人らしく【闇魔法】の使い手であり、触れた相手を自分の近くへと瞬間転移させる《還れ、闇の穂先(グングニル・ボード)》や《(ダーク)》で出来た黒いナイフを何千本と射出する《穿て、幾千の暗刃(シュート・ナイフ)》、高速で動く何本もの槍を操る《黒色槍乱舞(ブラッド・ダンス)》など、その攻撃方法は多種多様。その他に《転移(テレポート)》を《(ダーク)》で再現する《闇消し》など補助用の魔法も持っていて、魔術師としてはあまりにも優秀。


チートであるアルトに目を付け、手に入れようと彼を騙まし討ちで眠らせた後「Nameless」の前に立ちはだかり、戦闘を挑む。アルトの護衛をしていたラウスを除く3人、リスニル・ダント・エイナの攻撃を難なくかわして終始圧倒し、3人の渾身の攻撃をカウンター専用の魔法である《貫け、闇の陽光線(サン・ブラスト)》で反射して倒そうとするが丁度その時にアルトが復活。《貫け、闇の陽光線》を簡単に破壊され、そしてアルト1人に戦いを挑むも格闘技でボコボコにされる。最後には自分の体を爆弾として爆発させる《弾け飛べ、闇の眷属(スーサイド・ボム)》で自爆し、相打ちを狙うもアルトが咄嗟に爆風を反射したため、最後までダメージを与えることが出来ずに消滅した。


相手が悪かったというほか無い。


―――


壊剣(ブレイクソード)ディアリス / ブレイタ・ディアリス/男/??/160/47


ハーセに付き従う(しもべ)兼武器。意外と可愛い。


元々はサタナーにて保管されていた剣であり、刀身に当たったものを「壊す」という特殊な効果をもった『壊剣(ブレイクソード)』。だがその剣をハーセが擬人化し、忠実な部下とした。真っ黒な刀身に細やかな装飾がされた鍔と柄。人型では少年のような姿で、刀身の色そのままの真っ黒な髪に中性的な顔立ち。一般的な服装をしていた。ハーセと同じ様に、黒い球体に姿を変えることも出来る。いつでも敬語であり、丁寧な性格。ハーセの事は「ハーセ様」と呼び、世界の誰よりも慕っている。


魔法はそこそこ使えるが、人間のそれよりも圧倒的に弱い。しかしギルドで見せた《限定人払い(リミット・クリアー)》などの補助魔法は得意なようだ。


ハーセの武器としてリスニル・ダント・エイナを攻撃し、特にエイナの大剣には致命的な損傷を与える。しかしアルトが復活したことにより状況は一変。最終的にハーセは自爆したが、彼の消息は不明である。


―――

どうも、夜来です。

実に9ヶ月ぶりです。更新を待ってくださっていた皆さん、誠に申し訳ありませんでした。

ゆっくり書いていきたいと思うので、これでも良いと思う方、応援よろしくお願いいたします。

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