「チートな俺は、Gクラス」編 人物紹介
はいどうも、ギリギリ終わりました夜来です。
今回は、今まで出て来たキャラたちの紹介です。
「外見をkwsk!」なんて言われましたが、自分にそんな想像力も、文章構成力もありません。 orz
とりあえず名前が出て来た人たちは網羅したつもり。
長いので、軽く読み飛ばしてください。
居ないとは思いますが、全部読んでない人には軽くネタバレになりますので、1~29部読み終わってから見てください☆
書き忘れた! 名前/性別/年齢/身長/体重 となっております!
アルト=シューバ(秋葉 有斗)/男/15/168/57
転生者。 もう色々とチート。 チートすぎてヤバイ。
1人の男が休暇で訪れた国でテロに巻き込まれ、死亡。
神様の計らいか、生前の記憶を殆ど受け継がせ、アルト=シューバとして異世界に生を受けた。
15年間、後述のナシズ=シューバ、サナブ=シューバによって育てられた。 その間に一般常識も習得。
両人が教える格闘術と魔法を悉く覚え、さらにチートな【チカラ】を授かり、さらにさらに学業も優秀。
そのおかげか、学園入学試験の筆記科目は全てトップ。 ただ、【チカラ】のせいで最低位のGクラス入りを果たしてしまう。
だが本人はそれを全く気に留めず。 むしろ唯一の知り合いであるエイナ=ユーグリッド(後述)に出会えた事で良かったと感じているらしい。
赤茶の肩まで伸び、所々上に跳ねた髪に端正な顔立ち。要するにイケメン。 ファッションには無関心のようで、いつも茶色いローブを着用する。
性格は明るく、相手にその気があれば誰とでも仲良くなれるタイプ。 フレンドリー。 XCM後には、1-Gの殆どの生徒が友達に。
そのせいか、情には厚い。 テンプレだが、仲間を理不尽に傷付けられた時の怒り様は、修羅を思わせるほどだとか。
【チカラ】は【自分が望んだモノを創り出し、手に入れるチカラ】……通称【創造主】。
な ん で も で き る (キリ 望めば世界を支配する事だって出来るが、本人曰く「死んでもやらない」そう。
色々と自分でつけた制約があるが、日常生活や戦闘ではほぼ無敵のチートとなる。 これはひどい。
戦闘では、主に格闘技を良く使う。 その為、【チカラ】をばらしたくない相手には【身体能力を超強化するチカラ】と名乗ることが多い。
得意技は正拳突き。 【クリエイター】で強化すれば、分厚い鉄板をティッシュ同然のように打ち抜くとか何とか。
魔法は、格闘の手助けに少し使う程度。 だが本領を発揮すれば、最上級魔法をバンバン打ち込む事だってできる。 魔法陣10個展開からの一斉攻撃なんて、楽勝楽勝。
XCM1回戦では相手を操作するDクラスキャプテンの操作系の【チカラ】を、2回戦ではEクラスキャプテンの幻覚系の【チカラ】をそれぞれ悉く破り、勝利。
決勝でも、相手のダント・サスティーフを圧倒(後述)。 無傷で勝利した。
料理が得意。 これはサナブ婆のおかげだけではなく、本人は忘れているようだが元の世界で料理が趣味だったことに基づく。
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ナシズ=シューバ/男/??/166/65
アルト育ての親。 そして格闘術を教えた張本人。 格闘術の達人という説あり。
声は40代なのに体は60代という、異様な雰囲気を醸し出すおじいさん。 口癖が「~ね」なので、余計に異様。
日常生活では、何時ものように妻であるサナブ=シューバとイチャイチャ(?)している。 人目なんて気にしない。
そしてアルトにも甘い。 完全に親バカ。
だが格闘術の腕は本物らしく、アルトに拳、腕、脚などの格闘術を万遍無く教え込んだ。
そのおかげでアルトはこの先、魔獣を廻し蹴りで倒すなどの荒業を成す事となる。
金と白が混ざった薄い髪の毛に皺の寄った顔、いつも薄汚れている洋服。 曰く、「いつも薄汚れてたほうが多分良い」
【チカラ】は不明。
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サナブ=シューバ/女/??/152/53
ナシズと同じく、アルト育ての親でありアルトに魔法を叩き込んだ張本人。 まったり系老婆。 大魔導士という説あり。
概要や容姿はナシズと殆ど一緒なので割愛。ただ、髪はナシズより長く、首で纏めている。顔はナシズより優し気。
魔法魔術の腕は半端じゃないらしく、アルトは全ての知識を脳に刻み込んだ。
そのおかげでアルトは、受けた試験の魔法学に関する項目が全てトップとなり、実技でも高い評価を得ることになる。
ナシズと同じく、【チカラ】は不明。
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ジャック・カウェード/男/32/185/79
エクシリアにある宿屋「Black Jack」の主。 土佐犬 (っぽい犬)の魔人。 ガチムチ。 だが本人にソッチの気は無い。 実は妻子持ち。
アルトが魔法学園を受験しに行く時、学園の門に近いからという理由で泊まった宿屋。 それが「Black Jack」。
その主である彼は、強面だが実は優しいという一面を持つ。 しかし、酔っ払いにはとことん厳しく、怒った時の声はヤバイほど恐ろしい。
サンドウィッチに似た食べ物、「ウィッチサンド」作りの名人であり、アルト曰く「他のウィッチサンドが食えなくなるほど美味い」らしい。
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エイナ=ユーグリッド/女/15/160/?
王都エクシリアでの、アルト最初にして最高の友人。 俺っ娘。 作者が好きなタイプを出してみました。
アルトがエクシリアを下見に行ったとき、平民エリアにて魔獣バーディン2体と戦っていた女子。
その時は長い金髪で、恥ずかしがり屋な感じの普通の女の子だった。
しかし、バーディンに倒されそうになったところをアルトに助けられ、その姿に感動する。
そのときから剣技を前より数倍鍛え始め、同時にアルトが入学すると勝手に予測したエクシル魔法学園に入学するため、猛勉強。
この2つのせいか、口調は男勝りに、髪色はアルトに似せて魔法で変えたらしく赤金に、学力はエクシルでギリギリ通用するだけの物に。
性格は明るく、そして剣技が師範代レベルになり、《金剛剣士》の二つ名を貰ってエクシルの1-Gに在籍している。
赤金のボーイッシュな髪型(●イマスの真みたいな)。 顔も中性的で、一見するとどちらの性別か見分けは付かない。 アルト曰く「昔の面影は残っている」そう。
アルトとは入学当時までに1回までしか会っていないにも関わらず、明るい性格からか最初から砕けて話すことが出来た。
アルトに(こういうときにはテンプレの)何ともいえない感情を抱いており、彼女にそれが分かる日は遠い・・・のか?
【チカラ】は【触れたものを硬化させるチカラ】。 メインは体を硬化させることなので、カテゴリーは身体強化系になる。
エイナはそれを剣に応用し、剣をものすごく硬くしている。 その技量と合わせ、結構強い。【チカラ】とその強さ故か、《金剛剣士》の二つ名を持っている。
XCM決勝4番手では、同じ大剣使いのウェスレイ・リスニルと対戦し、その剣術を目一杯使って勝利した。 対剣士には強い。
剣技に関して負けたくないために、伸長など、人にはあまり使えない魔法を覚えている。 勿論剣用。
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ジェイ・クロウス/女/??/165/?
アルトやエイナが在籍する、エクシル魔法学園1-Gの担任。 ジャージ先生。 実は怖い説あり。
アルト達1-Gとのファーストコンタクトで、壊れそうな教室のドアを「ピシャアアァァン!」と開け閉めした、インパクト抜群な先生。
碧色の髪とジャージ、メガネをかけているため、ヤンク●系先生の疑いがある。 髪もポニーテール。 髪を纏めている点でシンクロ率高め。
だが、いざ話し始めると「……ぞー」やら「……なー」やら、間延びした口調で気が抜ける生徒が居たり居なかったり。
始めての授業では皆に自己紹介だけさせて帰らせたので、単にやる気のないだけと思われるかもしれない。
しかし、やるときは彼女の【チカラ】…【魔獣を召喚するチカラ】で、徹底的に生徒 (の体)に教え込む。 主に戦闘訓練で。
因みに、この【チカラ】は結構レベルが高いらしい。 つまり、結構エリートだったのでは? 謎が多い先生だ。
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ミリア・メテリア/女/15/157/?
1-Gに在籍する女の子。 恥ずかしがり屋。 隠れきょぬーの噂あり。
1-Gの1番。 つまり、イレギュラーのアルトを除けばGクラスで最も頭が良い。
銀髪の長い髪は自然に内側にカールしていて、小動物のような可愛らしい顔からして癒し系。 中身もそれに準拠。
ただ、恥ずかしがり屋な一面もあり、特に知らない男性と話すと急にテンパり出す。 あわあわ。
得意科目は魔法学、苦手科目は国語。 前者は入学試験でトップ20入り。 後者はワースト20入り。 両極端。
そんな彼女だが、実技の魔法に関しては天才クラス。 彼女の【チカラ】である【魔術特化】は、彼女の放つ魔法に特典が付け加えられる。
例えば、魔法陣の3つ同時展開。 魔法陣展開から魔法発動までのラグがほぼ0。 そのおかげで、XCMの決勝では1番手対決を見事制する。
得意魔法は、火属性中級広範囲攻撃魔法、《焔波》。 【チカラ】でこれを3つ同時に繰り出すことが出来、それ故か《獄焔》の二つ名を持つ。
お菓子作りが趣味である。 アルト、エイナと仲良しになったのは、これが間接的な原因でもあったりする。
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ザリアント=ヨハン/男/15/161/50
1-Gに在籍する少年。 お坊ちゃま風。 少々いじられキャラになりつつある。
1-Gのちょうど真ん中、20番の男。 本人曰く、「自分でセットしている」という短い金髪は、どう見ても無造作でクシャクシャ。 セット何たらは多分嘘。
だが、かっこいいと可愛いの中間的な顔で、Gクラスの女子からは結構人気がある。 好意を持っている女子がいるが、本人が気付くことはまず無いだろう。
というのも、彼が一人の女子に好意を持っているからで……、それ以外は鈍感。 ここに鈍感キャラがいました。
【チカラ】は、【脚力を超人レベルにまで上げるチカラ】。 本気になれば、超強化したアルトの脚力でも敵わないかもしれない。
この【チカラ】と、彼が得意とする格闘技、脚技で敵を翻弄。 その脚力故、《爆速》という二つ名が付いた。
XCM決勝2番手では惜敗するも、【チカラ】と脚技を上手く使いこなす、見事な戦いぶりだった。
―――
アリス・ローマイ/女/15/155/?
1-Gに在籍する少女。 ちょっと暗め。 というか、無口。
1-Gの10番。 長いストレートの黒髪で縁が緑のメガネをかける。 前髪が目に少し掛かっているので、それが暗いイメージを醸し出しているのかも。
しかし、前髪を左右に分ければ見える顔は結構可愛い。 それが殆どの1-G男子(アルトやヨハン除く)に伝わってないだけで、それが知れれば逆ハーレム有力視。
性格は外見と同じく、無口であまり喋りたがらない。 だが、声も可愛い。 それが(ry
彼女の【チカラ】は【密林を支配するチカラ】、通称【密林地獄】。 名前からして怖い。
名は体をあらわす。 ……彼女が【チカラ】を発動させると、彼女を中心に、数秒のうちに一定領域内が密林と化す。
その土や草木、蔦や大木などを彼女は操れるのだ。 ……土の壁や、蔦の槍、大木の槌など、攻撃方法は様々。
操作は四肢で行い、操った物がダメージを受けるとその四肢も同じ痛みを受ける。 ハイリスク・ハイリターンな【チカラ】だ。
XCM2回戦では、【チカラ】を最大限利用し、相手に圧倒的な恐怖を植えつけながら勝利した。 怖い怖い。
……余談だが、この【チカラ】を発動させている間、彼女の性格は攻撃的になる。 それはもう、普段の彼女とは大違いだ。
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ファルモート・ガイン/男/59/159/68
エクシル魔法学園の最高責任者、学園長の男。 見かけや口調は優しい白髪のお爺さん。 ちょっと髪は薄い。
学年最高位、ダント・サスティーフと、最低位のアルトを一緒に呼び出した人。 これによって、異様な宿敵関係が成立した。
アルトに何か期待のような物を抱いており、言外にAクラス入りを進言するも拒否され、それでもまぁいいかと放置している。
同時にダントについても期待しており、今はそちらのほうが期待値が大きいらしい。 XCMで大幅に針が動くのだが。
いずれは何かしら行動を起すらしい。 何をやらかすかはまだ分からないが。
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ダント=サスティーフ/男/15/171/62
エクシル魔法学園、今年度の最高位に君臨する男子。 細マッチョ。 負けず嫌い。
1-Aの1番=1年生の最高位である彼。 金髪を前髪を少しだけ残してオールバックにしている。 ナルシストと見られそうな髪形。
顔は俗に言うイケメンであり、長身痩躯。 だが、筋肉は十分すぎるほど付いているので、これまた俗に言う「細マッチョ」。
格下の相手には視線から言動まで全て見下し、上の相手には丁寧な言動を心がける。 そういうタイプの典型。
学力も、トップらしくずば抜けて良い。 但し、アルトには及ばない。
トップだからか、その顔のせいかは分からないが、休み時間となるとその顔を1目見ようとたくさんの女子が1-Aに詰め寄ってくる。
……彼が知る良しも無いが、密かにファンクラブが結成されていたりする。 会員№1は、1-Aのとある女子。
【チカラ】は、【聖を操るチカラ】。 「聖」が付く魔法、技は何でも使える。 聖属性魔法は殆どが強力な物なので、【チカラ】も、とても強い部類に入る。
《聖召喚》や、《聖刃》等々。 呼び出せる魔獣……聖獣や、放つ技の威力は、他属性のそれとは桁違い。
特に、聖属性最上級一点攻撃魔法《輝く世界》は、呼び出せるだけの聖属性魔法を、相手を取り囲むように出現させる。
それを相手一点に集中して放つ、凶悪かつ準チートな魔法。 XCMまでは、避けた相手というよりも、使ったことが殆ど無かった。
その騎士の様な振る舞いと【チカラ】によって、《聖騎士》の二つ名が授けられている。
XCMでAクラスキャプテンとして出場。2回戦では出番も無く、決勝に進出。 その決勝5番手での相手がアルト=シューバ。 学園長室でのこともあり、やる気満々だった彼。
だが、《聖召喚》で出した聖龍はアルトの正拳突きで吹っ飛ばされ、聖剣は悉く避けられる。
終いには《輝く世界》で仕留めようとするが、アルトの出した聖属性最上級防御魔法、《聖域》で打ち消され、正拳突きで昏倒、敗北した。
アルトに「負けず嫌い」と言う渾名を付けられた、多分この小説で「可哀想な奴ベスト10」に入るだろうお人。 ダントさんに、敬礼!
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モデラ・トー/男/25/180/63
XCMの司会兼実況を務めた学園の教員。 展開が熱くなってくると声が五月蝿くなる典型的な松木●太郎みたいな人。 意外と若い。
XCMでの名司会(笑)が心に新しい、実況も出来る学園の教員。 3年の数学を教えている。
彼の黒髪は7:3分けで、ガッチガチに固めている。 3年の中では、「不動の7:3」なんて名前が付いてたり。 XCMの時は、シルクハットを被っていた。
顔は、普通のサラリーマンみたいな感じ。性格も堅実。 だがXCMの時は、それを感じさせないはっちゃけようだった。
仕事になると性格変わるタイプなんだ、きっと。
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ケン=フォロウ/男/15/170/68
1-Fに在籍する男子。 リ●ウ。
XCMでFクラスメンバーのキャプテンを務めた男子。 短いボサボサの黒髪、ハチマチ、いかつい顔。 どう見てもストⅡのリュ●を小さくした感じだ。
性格も準拠し、それなりに明るいらしい。
【氣を生成、現出するチカラ】を持つが、1回戦でBクラスのエリヴァン=シャルロッテに圧倒され、【チカラ】を大きく表すことはできなかった。
ダントとは違う意味で可哀想な人。(空気的な意味で) キャラは良いんだけどなぁ……、パクリだけど。
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マリン・ブルーミア/女/15/156/??
1-Eに在籍する女子。 準ヒロイン説が囁かれていたが、そんなこと無かった。 多分。
XCMでEクラスキャプテンを務めた女子。 彼女の金髪はストレートのショートカットで、頭の後ろに付けた赤いリボンがチャームポイント。
顔もEクラスの中では1番可愛いらしく、性格もおしとやか。 キャプテンになったのは絶対人気からだろうなぁ……と、キャプテン決めの様子が窺える。
しかし実は腹黒く、調子に直ぐ乗ってしまう。 そんな人間である。
戦闘となると彼女の【チカラ】である【幻覚・幻聴・幻痛を与えるチカラ】で相手を翻弄。 混乱した相手を蹴りで沈める戦闘スタイル。
1回戦ではその【チカラ】で快勝するも、2回戦でGクラスキャプテン、アルトと当たる。
同じく1回戦で圧勝したアルトを警戒し、何時ものように蹴りでフィニッシュしようと、幻覚と幻聴を使っている間にアルトに近づく。
しかし、彼女が見ていた「幻覚と幻聴に嵌っているアルト」は幻覚。 調子に乗りやすい彼女は、嵌めたつもりが嵌められてしまっていたのだ。
それに気付かず、あっけなく首に手刀を入れられて気絶し、敗北。 お粗末さまでした。
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セルニータ=モザ/男/15/167/58
1-Dに在籍する男子。 典型的な「クラスに友達居ない」タイプ。 根暗。
XCM1回戦5番手でアルトと対戦した、Dクラスメンバーのキャプテン。 学力そこそこ、運動神経まぁまぁと、中途半端な男。
紫の長いのか短いのか良く分からない髪はボサボサで、いかにも異臭を放ってそうだが、そんなことは無く。 いたって清潔である。 でも根暗。
というより、クラスにもちゃんと友達はいて、キャプテンには自分から立候補するほど決断力はある男。 だけど根暗。
【チカラ】は、【触れた相手に「種」を仕込むチカラ】。長いので省略しました。
触れた相手の部位に「種」を仕込み、それを媒介に自分の手で相手のその部位を操る。 時間が経てば経つほど、干渉力は増す。 自分以外に「種」は見えない。
その【チカラ】故、《奇術師》の二つ名を持っている。
XCMでは、1回戦で対戦するキャプテンが握手するトーナメント決めの時を狙って、アルトの右腕に「種」を仕込んだ。
それから1週間で干渉力はMAX。 勝ちを確信したモザは自分の力のことをベラベラ喋ってしまう。
それで自分の右腕の違和感に気付いたアルトは【クリエイター】でそれを消滅させ、拳一発。 簡単に吹き飛んで意識が飛び、敗北した。
簡単に言うと、テンプレ通りの馬鹿。 ダントと同じく、「可哀想な奴ベスト10」に入るかも。
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コルモ・ヒューリス/男/15/173/58
1-Cに在籍する男子。 イケメンでナルシスト。 爆発しろ。
XCMでのCクラスキャプテン。 首まである白髪と、ダントをも上回るかっこよさの顔を持つ。 顔面リア充。
そのため、Cクラス内の女子(と一部男子)は彼にぞっこん。 ダントとか、彼女達にはアウト・オブ・眼中のようだ。
極度のナルシストであり、自分カッコイーだけではなく、かっこよさを追求するために相手の事を気遣うほど。 もう病気クラス。
【翼を操るチカラ】を持ち、銀色の翼を生やしたり、羽を飛ばして相手に攻撃したり。 その戦闘する姿は美しく、見とれる気持ちもわかるほどだと言う。
だが、1回戦では幻覚使いのマリン・ブルーミアと当たり、相手が女子のため手加減の心配をしていたら簡単に幻覚に嵌った。
そのままブルーミアの蹴りでKOされ……幻覚に慌てる、美しいとはとても言えない姿を曝け出してしまった。
だが、倒れる姿がまた美しかったのか、Cクラスの女子(と一部男子)はまだまだ彼に釘付け。 彼は1人、嫌われなくて良かったと思っているそうだ。
やっぱり爆発しろ、リア充が。
―――
エリヴァン=シャルロッテ/女/15/162/?
1-Bに在籍する女子。 ただひたすらにお嬢様。 絶対奴隷とかいる。
XCM、Bクラスキャプテン。 長い金髪はクルクルとカールしており、いかにもお嬢様というそういった髪型。
顔は可愛いと言うか綺麗。 少し吊り上がった鋭い目が、お嬢様らしさを加速させる。 首にはネックレス。 指には大量の指輪を装着している。
性格は、やはりお嬢様らしく高飛車で、自分が絶対。 でも敬意が必要な人にはちゃんと敬意を持って接するので、別に嫌な人じゃない。
逆に、仲間思いな面もあったり。
【宝石を魔法に変えるチカラ】で、身につけた宝石を消費して、通常の魔法とは別に「宝石魔法」を放つことが出来る。
彼女は、2つを組み合わせて強大な攻撃を仕掛けたり、別々にして相手を翻弄したり。 この【チカラ】をおかげで、ネックレスなどの着用が認められている。
XCMでは、1回戦でFクラスキャプテンのフォロウを圧倒して勝利した。 しかし、次の相手はAクラス。
自信を持っていた魔法を相手に悉く吸収され、ショックを受けた彼女は数秒動けず。 その間にその魔法を跳ね返され痛みで気絶。 敗北を喫した。
魔法の技術ならAクラスにも引けを取らない、なかなかの実力者である。
―――
カノン・レアトリア/男/15/176/72
1-B在籍、XCMのBクラスメンバー。 フルボッコされてた人。
無造作な短い茶髪、それなりに整えられた顔、そして有り余る筋肉を持つ格闘家体質なBクラスの男子生徒。
言動は激しく、相手にムカついてくると「ゴルァ!」とか使ったり。 要するにキレやすい。 現代の若者。
しかし性格は明るく、ムカついてなければフレンドリー。 クラスの中でも人気者らしい。
【何でも殴り飛ばすチカラ】の持ち主。 その名の通り、魔法でも幽霊でも空気でも、殴ろうと思えば何でも殴り飛ばすことが出来る。劣化KJさん。
特に、空気を殴って相手に向けて飛ばす《空気の弾丸》は、硬い闘技場の地面の一部を粉砕するほど強力である。
しかし、XCM2回戦では相手の素早い動きで攻撃を全て避けられ激昂。 まんまと相手の策に嵌りフルボッコ、敗北した。
作中では名前しか呼ばれていないのだが、とりあえず入れておいた。
―――
フウカ・エーリル/女/15/155/?
1-B在籍。 シャルロッテ、レアトリアと同じくXCMのBクラスメンバーの女子。 あれだ、妖●みたいな人だ。
黒髪で、おかっぱに良く似たヘアスタイルの女子。 大和撫子的な可愛さの顔から言って、日本の何処かに1人は似た人がいる。
一般的な日本刀(のような片刃剣)を持ち、性格は物静か。 XCMで自クラスキャプテンだったシャルロッテには、敬語で話す。
【チカラ】は不明。 しかし、素早い動きと精密な刀さばきで戦う所、刀に【チカラ】の秘密があるようだ。
XCM2回戦では、大剣使いのウェスレイ・リスニル(後述)と対戦。 リーチの圧倒的な差が響いたのか、惜敗。
サブキャラで個人的に好きなキャラ。 後々再登場するかもね。
―――
テミニル・ラート/男/15/158/48
1-A在籍のXCMメンバー。 Aクラスらしく、かなり強い。
短い黒髪で、適当に固めたと思われるヘアスタイル。 童顔なのでちょっと可愛いAクラスの男子。
なれなれしい物言いとその【チカラ】で、相手を精神、身体的に叩き潰すことが大好きと言うドS人間だったりする。
【魔法を吸収、発射するチカラ】を持っていて、相手が放った魔法を一旦体に溜め、黄色い球体に変換して相手に発射する。
XCM2回戦では、Bクラスキャプテン、シャルロッテの強大な魔法を悉く吸収し、跳ね返して勝利した。
しかし決勝1番手では、アルトの観察眼と対戦相手メテリアの豊富な魔力の前に魔法を跳ね返せず、自爆。 敗北した。
油断って怖いね。
―――
アグス=レイアン/男/15/169/59
1-A在籍。XCMのメンバー。 学力はAクラス上位らしい。
首まである青髪。 常に笑顔で、何を思っているのか読みにくい。 傍から見ると優男。
とぼけたピエロのような言動で相手を逆上させ、自分の罠にかけるのが基本的な戦法。 そのため、普通に喋っていてもちょっとイラつく。
【チカラ】は、【超鈍化結界を張るチカラ】。 地面に手を付き「点」を置き、それを繋ぐことで結界の面とする。
その結界に入った者は動きが蚊が止まるほど遅くなり、アグスは其処を見計らって敵をフルボッコにする。
XCM2回戦ではBクラスのカノンを、決勝2番手ではGクラスのヨハンをそれぞれ同じ戦法で破った。
倒せるのはアルトか、魔法を多用する魔法使いだけじゃないかと思う。 でも格闘も得意らしいので、地味に万能である。
―――
フィンル・エレンス/女/15/160/?
1-A在籍。 決勝まで正体を表さなかったくせに、地味に強いXCMのAクラスメンバー。
所々跳ねたショートカットの金髪に赤いメッシュが入り、肌も他の大勢とは違ってちょっとだけ黒い。 ブレザーも着崩して着るギャル(笑)系女子。
性格は明るく……というか戦闘狂の疑いがある。 冷静なアリスに、お前は明るすぎと思わすほど。
【チカラ】は【自身を強酸に変えるチカラ】。 その名のとおり体を王水のような強酸に変え、相手に襲い掛かる。
XCM決勝3番手では、Gクラスのアリスと対戦。 アリスが打ち出す蔦の槍や木の槌を、体を強酸に変えて無効化するばかりか、木を溶かしてダメージを与える。
最終的には、アリスが痛みによるショックで気絶。 完璧なまでの勝利を収めた。 チームはその後負けるのだが。
―――
ウェスレイ・リスニル/女/15/170/?
1-A在籍。 ダントのファンクラブにこっそり入っていたりする女流剣士。 XCM、Aクラスメンバー。
脇付近まであるストレートの銀髪に、きりっとした綺麗な顔を持った美人さん。
性格は冷静沈着。いつも無表情で、戦闘するときさえも声に感情がこもってないという生粋のポーカーフェイス。
カジノではぼろ儲け出来そう。
【チカラ】は【『クラッカー』を扱えるチカラ】。 彼女が持つ魔剣『クラッカー』に自身の魔力を食わせ、強力な地属性の攻撃を出せる。
デメリットは他の魔法が上手く出せなくなることだが、それを『クラッカー』でカバーしているため、余り気にはならないらしい。
XCMの2回戦ではBクラスの刀使い、フウカ・エーリルと対戦し、『クラッカー』の力を最大限発揮して勝利。
決勝4番手では、同じく大剣使いのGクラス、エイナ=ユーグリッドと戦った。
2回戦と同じく『クラッカー』を使って地属性の攻撃をするも、エイナの剣技に少しずつ押されていく。
最後は、エイナの剣を弾き飛ばし油断して斬りかかった所、《伸長》により戻ってきた剣でエイナがカウンター。 防ぐことが出来ずに敗北した。
これまたサブキャラの中でお気に入り。 再登場あるかも。
過去最多文字数です。 やばい、4日ほど掛けた甲斐があった。
さて、明日か明後日かは分かりませんが、次からは新編です。
舞台は、XCMの3ヵ月後。 現代の暦で言うと、7月中旬頃から始まる予定です。
「チートな俺は、ネームレス」編、期待しないで、楽しみにしててくださいな。