【閑話】情報は本物だった
「け…警部あの男は。」
「あぁ…間違いない。麻薬カルテルの主犯格のひとりでもあるシューゲイザーだ。つまり、ここは奴らのた重要拠点ということ…。」
「あいつほどの幹部が出入りしているんだ。間違いない。今すぐ、署に戻りこの情報を署長に報告するぞ。今日中にこのヤマを片付ける!」
「了解です。」
俺たちは、シューゲイザーの写真と建物の写真を撮影すると、急いで署へと戻った。
俺たちの報告と情報、写真を見た上層部は、
州警察の特殊部隊チームとFBI SWATチームを集結。
彼らが突撃するため、ニューヨーク市警察総動員で
周辺区画を封鎖した。
実際建物内には多くの組織メンバーがおり、そのほとんどが重武装していたため、激しい銃撃戦が繰り広げられた。
だが、結局、主犯格の幹部は確保された。
こちらにも銃撃戦に寄る被害者がでたが、
建物の地下に5000万ドルにも上る価値の麻薬が見つかった。
この事件は一躍国内にて大きく取り上げられた。
この事件の立役者となった俺たちは、
記者からどうやって拠点を見つけたのか質問攻めにあったが、長い捜査によるものとした。
彼は間違いなく、より多くの能力を秘匿している。
彼に協力すれば俺は出世できる。
俺は今回の一件で警視に昇格し、ネバダ州ラスベガスにて都市圏警察の署長に任命された。
ラスベガスは俺の生まれ故郷だ。
上が配慮してくれたのだうか。




