表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
155/173

潜水艦「しおかぜ」の高度な装備と戦術④

潜水艦「しおかぜ」の乗員たちは、最新の技術と戦術を駆使して、敵に対する多様な任務を遂行している。ここでは、無人潜航艇、対潜ヘリコプター対応、新型ミサイルシステム、VLSシステムの詳細について説明する。


「陸自のパトロール小隊と応戦中、包囲されかかっているとのこと、救助を頼むそうです」と通信担当が報告する。


「無人偵察機を発進させ、上空より画像偵察を行い部隊を回収地点まで誘導しろ」と艦長の大石が指示を出す。


「同時に残りの部隊を強襲艇で上陸させ、援護させろ」と副長が応じる。


「巡航ミサイルを発射しますか?」とオペレーターが尋ねる。


「いや無理だ、この距離では近すぎる」と大石が判断する。


潜水艦「しおかぜ」は、多種多様な弾種のミサイルを発射できるよう、垂直発射システム(VLS)が搭載されている。このVLSシステムは、艦の装備の一部がユニット化され、作戦や任務によって兵装や搭載機器を容易に交換したり、組み合わせたりすることができる。


「我が社はこれまで数多くの原潜を建造し、アメリカ海軍に多大な貢献をしてきたと自負しております。このたびの新型艦におきましても、我が社の製品が受注されましたことは、光栄であり誇りに思う次第です」と技術担当者が説明する。


「さて、簡単に我々の設計した新型原潜の特徴を改めてご紹介いたしたいと思います。この艦は原潜の新たな任務として最重要視され始めた対地、対艦、対空攻撃任務に沿うよう、多種多様なミサイルを発射できるVLS垂直発射システムを新たに設計し装備しました」と大石が説明する。


「さらに第2の任務として潜水艦に求められている特殊部隊の潜入支援任務であります。この任務に沿うようにこのVLSシステムはユニット化されており、容易に他のモジュール、たとえば兵員室と特殊潜航艇ドッキングユニットに換装可能となっております」と副長が補足する。


「さらに細部に至りましては、技術進歩の激しいコンピューター装置については、システムごとそっくり更新が可能なようにデータのリンクが民間の統一規格を使用し、軍独自の仕様による改良の妨げを防止するような設計となっております」と技術担当者が続ける。


特に技術進歩が著しいコンピューターは、早いテンポで更新が可能となる。これは「バージニア」級の最大の特徴である。


「戦略ミサイル原潜(SSBN)は、核戦争時の報復のための第2次攻撃用とされていますが、現在のトライデントD5は射程、命中精度とも向上しており、先制攻撃にも使用可能です」と副長が述べる。


「我々戦略ミサイル原潜の任務は基本的に終わってしまったのでしょうか、艦長?」と若い乗員が尋ねる。


「そうは思わんね。いいかね、今までは先制攻撃に生き残り、第2撃の核戦力を温存させることによって、核戦争の勃発を抑止してきた。これが我々の存在意義だったのだ」と大石が答える。


「おっしゃるとおりです」と副長が同意する。


潜水艦「しおかぜ」は、多様な任務を遂行するための高度な装備と戦術を備えている。無人潜航艇や新型ミサイルシステム、VLSシステムの活用により、敵に対する戦術的な優位を確保することができる。これらの高度な技術と情報収集能力を駆使し、乗員たちは日々の訓練と任務に全力を尽くしている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ